ひこてる氏が開発を行っている“2000年代アニメ番組風”新作ゲーム『ココロクローバーSUN 超古代の侵略者!!』が、本日3月28日にリリースされた。同氏による前作『ココロクローバー シーズン1』後の物語を描くシリーズ第2弾作品だ。
Steamで配信されており、価格は通常500円ながら現在は10%オフのリリースセール中で450円に。なお、公式サイトによればNintendo Switch版も配信予定とのことだ。(前作はNintendo Switchでも配信)
『ココロクローバー』は精霊使いの女の子・トレフィと仲間たちの冒険を描くビジュアルノベル+ボスバトルのゲーム。2000年代のアニメ番組、特にニチアサ風の雰囲気を再現することに徹底的にこだわったゲームで、物語やキャラ設定から細かな仕様まで、これでもかとばかりに「どこかで見たことある!」が詰め込まれている。
ゲームとしてはかわいいドット絵のキャラクターとアニメ塗りの立ち絵によって物語が進行するビジュアルノベルのようなパートと、キャラクターを実際に操作してボスなどと戦うアクションパートに分かれているが、アクションパートの難易度はかなり易しめ。



一方で雰囲気や演出に対するこだわりは非常にハイレベルだ。主人公の変身や合体ロボット、どうにも憎めない3枚目のかたき役といった物語やキャラに関わる要素から、各話にオープニングやエンディング、そしてコマーシャルも用意。果てはテレビ左上に出る時刻表示まで完備されており、懐かしの雰囲気に没入させてくれる。
一方で、前作『シーズン1』がテレビシリーズ風だったのに対して今作は「劇場版」風であるため、ひとつにまとまった「劇場版モード」も用意されているとか。今度は恐竜時代へとタイムスリップし、新たな変身能力で活躍するようだ。



なお、本作は前作の続きの物語ながら「劇場版風」を企図しているとおり、扱いとしては「シーズン1.5」とのこと。ただし公式サイトによれば「シーズン2」も2026年配信予定とのことなので、興味があればサイトもチェックしておくといいだろう。