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『GeoGuessr(ジオゲッサー)』のSteam版が「圧倒的に不評」に。開発元は「コミュニティの声に耳を傾け、緊密な連携を大切にしていきます」と海外の取材にコメント

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Steam版『GeoGuessr: Steam Edition』の評価が「圧倒的に不評」となっている。記事執筆時点で3318人の口コミが寄せられており、高く評価ユーザーは全体の約17%におさまっている。

本作のマーケティング責任者であるトーマス・ジョンソン氏は、米IGNのインタビューに対し「私たちはすべてのプレイヤーからのフィードバックに感謝しています。Steam版の開発を進めるにあたり、引き続きコミュニティとの緊密な連携を大切にしていきます」とコメントした。

2013年にブラウザでプレイできる状態でリリースされた『GeoGuessr』は、「Google ストリートビュー」上の世界のどこかに視点が映された時点で、パノラマ画面からのその場所がどこであるのかを特定するタイムアタック式のゲームだ。

プレイヤーが周辺の状況や建物、書かれている言語などの手がかりを頼りに、その場所を探すこととなる。このゲームシステムは人気を博し、世界大会も定期的に開催されている。

『GeoGuessr』Steam版「圧倒的に不評」。開発元は「コミュニティの声に耳を傾ける」と海外取材にコメント:ジオゲッサー_001
(画像は『GeoGuessr Steam Edition』のSteamストアページより)

5月8日(木)には、PC(Steam)に向けて早期アクセス版の『GeoGuessr Steam Edition』が配信された。ユーザーからは、おもにブラウザ版との連携機能や、ゲームの収益化システム、ブラウザ版と比較して対戦型コンテンツに特化しており選択肢が不足している点に多く不満が挙げられている。

特に不評なのは、ブラウザ版で有料コンテンツをアンロックしても、Steam版には引き継がれないという点だ。このことについてGeoGuessrはSteamコミュニティにて明記しており、ブラウザ版とSteam版のアカウントをリンクすると「そのアカウントがUnlimited、またはEliteの年間サブスクリプションに加入している場合はSteam版にフルアクセスできます」とコメントされている。

Steamストアページによると、早期アクセスは少なくとも3か月間継続する予定で、今後もプレイヤーからのフィードバックに基づいて新機能を開発し、改良していく中で内容が変更される可能性もあるという。

『GeoGuessr: Steam Edition』はSteamに向けて配信中だ。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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