カサハラテツロー氏が描くマンガ『アトム ザ・ビギニング』の電子書籍版が1巻から10巻まで「11円」で購入できるセールを開催中だ。1巻から10巻までまとめても定価6314円(税込)のところ、110円(税込)とお得になっている。以降、20巻まではほぼ半額だ。
本著は、手塚治虫氏の描いた名作『鉄腕アトム』が誕生するまでの前日談が描かれる書籍だ。コンセプトワークスは『究極超人あ〜る』やマンガ版『機動警察パトレイバー』を描いたゆうきまさみ氏が担当。手塚治虫氏の息子であり映画監督の手塚眞氏が監修を務めている。
『アトム ザ・ビギニング』 第1巻~10巻が1冊「11円」 定価6314円⇒110円に
『アトム ザ・ビギニング』 第11巻~第20巻 ほぼ半額に
第1巻では、原因不明の大災害に見舞われた近未来の日本から始まる。災害から5年後、復興が進む日本のとある大学に、ロボット開発にすべてを懸ける2人の若き研究者の姿があった。このふたりは、後の『鉄腕アトム』にも登場する科学者、天馬 午太郎とお茶の水博志(お茶の水博士)である。
大学院生であるふたりは、自作のロボットA-10シリーズの「シックス」を開発。次世代型の人工知能「ベヴストザイン」の試作プログラムを「シックス」に搭載していた。
次の教授会までに成果をあげなくては、研究が打ち切りになってしまうと焦るふたり。さっそく着ぐるみのバイトへ赴くお茶の水だが、天馬はシックスを着ぐるみの中に入れて出勤させる。
シックスはイベント会場で、圧縮酸素ボンベを搭載した機械の暴発を食い止めるため、超高圧強化パイプをパンチで破壊し水を放出。機械を水冷することで未然に事故を防いでみせる。その後も、シックスは人々を救うためにその性能を発揮する。
なお、本作は2017年にはNHK総合にてテレビアニメも放送された。ストーリーの内容はマンガ版の第6話まで準拠しており、マンガ版では見られなかった登場人物の日常が見られるエピソードも収録されている。
『アトム ザ・ビギニング』の電子書籍版が1巻から10巻まで「11円」で購入できるセールを開催中だ。HEROsの公式サイトより、各取り扱いサイトも閲覧できる。