開発者のquicktequila氏とパブリッシャーのEDGLRDは6月11日、「Steam Next Fes」にて『TAMASHIKA』の体験版を配信開始した。ゲーム本編は2025年にリリースを予定し、日本語にも対応する。
『TAMASHIKA』は手描きのアニメーションで描かれるサイケデリックなグラフィックが特徴的なハイテンポシューティングゲームだ。YCJY Gamesの手掛ける人気FPS『Post Void』からインスピレーションを受けており、本作でもテンポよく敵を殺し続けなくてはならない。
本作を知るには『Post Void』のゲーム性を知る必要がある。『Post Void』は入り組んだダンジョンで敵を倒しながらゴールを目指すという、至ってシンプルなFPSシューティングゲームだ。マップ上には多数の敵が配置されており、これらを倒さないと先には進めないものの、プレイヤーの移動速度が速いため攻撃が当てにくく、人を選ぶ“高難度ゲーム”として知られている。
『TAMASHIKA』においても、マップ上には複数の敵が配置されており、銃と短刀を駆使して敵を倒していくゲーム性が特徴的だ。プレイヤーは遠距離攻撃をしてくる敵には銃、接近した敵は刀と武器を切り替えながら戦っていくことになる。
なお、敵と接近した際は専用のカットインが入り、タイミングよくボタンを押すことで刀を出せる。しかし、タイミングがずれてしまったり、ボタンを押せなかったりすると一発アウト。これまでの進捗をリセットし、スタートからやり直しとなってしまう。



そんな本作は開発段階から、その特徴的なビジュアルがたびたび話題となっており、ポスタリゼーション的な表現で演出されたサイケデリックなグラフィックやアニメーションをはじめ、「同期化中」や「剣!」などの日本語テキストが入り混じった特徴的なUIがたびたび注目されている。
実際、1月には本作の作者・vidhvatさんがX上で投稿した「私のインディゲームを15秒間で紹介する」といった趣旨の投稿は約2万リポスト、16万いいねを獲得する大きな話題にもなった。
my indie game for 15 seconds pic.twitter.com/kgI8xcJlNX
— vidhvat (@vidhvatm) January 30, 2025
『TAMASHIKA』の体験版はPC(Steam)で配信中だ。