6月26日に発売を控えているPS5専用タイトルのゲーム『Death Stranding 2: On The Beach(以下、デス・ストランディング2)』が海外のレビュー集積サイトmetacriticにてメタスコア平均「90/100」と高水準の点数を記録している。
記事執筆時点で、109件のレビューが見られる。そのうち、29件のメディアが100点満点、45件が90点以上と高く評価されており、絶賛する声が多数寄せられている。
一例として、100点満点をつけたCOGconnectedは本作を「今年最高のゲーム」と称し、「最初から最後まで圧倒された」とコメント、今後も何百時間もプレイし続けるタイトルであるとレビューで語っている。内容に関しては、「全てにおいて前作を凌駕し、前作ファンを大いに喜ばせるはず」と称賛している。
同じく100点満点をつけたCritical Hitsは、本作が前作の問題点を修正しているタイトルであり、「ゲーム体験を新しい次元へと引き上げている。近年のビデオゲームの中でも屈指の傑作と言える」とコメント。個性的な登場人物を特徴のひとつとして挙げており、物語については「(これからプレイする人は)知らない方が良い」と語っている。
90点をつけたPower Unlimitedは、「『メタルギア』でさえ、これほど奇抜でクールだったことはなかった」と絶賛。「これが、純粋な芸術がもたらすもの。本作がクールじゃないなら、何がクールかわからない」とコメントしており、本作を手がけた小島監督が、大手パブリッシャーや世論、前作のルールなど含め、何者にも阻まれることなく諦めずにやり遂げたタイトルであり、“小島秀夫らしい作品”と評価している。
6月26日に発売を控えている『デス・ストランディング2』は、PS5専用のオープンワールド・アクションRPGだ。KOJIMA PRODUCTIONSの手がける第2作目のタイトルで、2019年に発売された『デス・ストランディング』の続編である。
本作は、怪異により発生した大爆発「デス・ストランディング」現象により、人類が絶滅の危機に瀕してしまった世界が舞台となっている。あの世のこの世が繋がり、死後の世界から死者の魂が座礁してくるという怪異“BT”に人間が囚われると爆発が発生する環境となり、人々は都市や建築物の中に閉じこもってしまう。
前作『デス・ストランディング』では、流通やネットワークが分断されたアメリカ大陸を舞台に伝説の配達人サム(モデル:ノーマン・リーダス氏)と、通常目視できない怪異BTを感知する赤ん坊BB(ブリッジ・ベイビー)のルーの旅が描かれていた。
本作『デス・ストランディング2』では、サムが人類を絶滅から救うために仲間とともにメキシコとオーストラリア大陸を舞台に新たな旅を始める。
なお、当サイトでは、『デス・ストランディング2』の先行プレイレビューも公開されているので、本作の内容が気になった方は、ぜひ閲覧してみてほしい。これは、あくまで先行プレイを書かせていただいだ筆者の私見とはなるが、「前作のファンであればネタバレなしで今すぐプレイしてみてほしい」というのが本音だ。
個性的な登場人物とその成長を描く物語であり、前作だけではなく、小島監督が手がけた『メタルギア』シリーズのファンにのとってのサプライズもふんだんに収録されているタイトルと言える。
『デス・ストランディング2』は6月26日にPS5に向けて発売される予定だ。