Kinetic Gamesによる協力型ホラーゲーム『Phasmophobia』の大型アップデート「Chronicle」が6月24日に配信となった。対象プラットフォームはSteam、PS5、PSVR2、Xbox Series X|S。
Document the paranormal with CHRONICLE, #Phasmophobia's latest major update.
— Phasmophobia (@PlayPhasmo) June 24, 2025
Rolling out now for Steam, PlayStation 5, PlayStation VR2 and Xbox Series X/S. pic.twitter.com/PAcvxuRW2v
過去最大級となる今回のアップデートでは「Media(メディア)」システムが一新され、新たな収集要素が登場するほか既存のものにも変更が加えられている。そのほか、数々の調整や変更が施された。公式によるパッチノート(英語)はこちらで確認できる。
新要素の1つ「Video Recording」は、調査中にビデオカメラを使用し撮影した動画の保存ができるという機能だ。1回の調査で最大5本の動画を保存可能。カメラを構えているときに「使用」ボタンを長押しすることでアイコンが表示され、動画を保存する。幽霊の姿やポルターガイスト現象などを証拠として記録できるようだ。
また、新たな機器を使用した記録の方法として「Sound Recorder」が登場する。プレイヤーはレコーダーを使用して、超常現象の「音」を1度の契約につき3度まで録音できる。録音した音はジャーナルの「Sounds」ページにて確認できるとのことだ。
そのほか「Photos(写真)」や「CCTV(モニタリング)」のシステムに変更が施されているほか、報酬とゲーム進行など全体のシステム面でも多数の調整が行われている。
『Phasmophobia』は、最大4人でオンライン協力プレイが可能なホラーゲーム。2020年にPC版が早期アクセスでリリースされ、2024年にはコンソール版も発売された。
プレイヤー達は懐中電灯やカメラ、塩、十字架といったアイテムを用いて幽霊などの怪異が潜む施設に潜入し、そこに潜むものの正体を暴いて生還することを目的とする。
本作は高い評価と人気を得ており、本記事執筆時点でのSteamレビューは全期間で62万8916件中95%が好評と「圧倒的に好評」のステータスとなっている。また2024年11月には全プラットフォームの売り上げが2000万本を突破したとの発表があり、2025年4月にはコンソール版の売り上げが300万本突破との発表もなされていたというヒット作だ。6月4日には映画化が進行中であることも明かされていた。
『Phasmophobia』の大型アップデート「Chronicle」は6月24日より配信開始。本作はSteam、PS5、PSVR2、Xbox Series X|Sにて早期アクセスで販売中だ。