7月13日に行われた「渋谷実写アドベンチャープロジェクト」クラウドファンディングプレス発表会にて、『シブヤスクランブルストーリーズ』の製作が正式に決定したことが明らかにされた。
本作は『428 〜封鎖された渋谷で〜』(以下、428)を手がけたイシイジロウ氏と脚本家・脚本家・北島行徳氏を中心にしたチームによる、渋谷を舞台とした実写アドベンチャーゲーム。もともと「渋谷実写アドベンチャープロジェクト」の名前でクラウドファンディングが開始され、6月28日に正式タイトルが決定した。
そしてこのたび、クラウドファンディングの盛り上がりを期に東急不動産とSkeleton Crew Studioの参画が決定。プロトタイプの開発を待たず、正式に製作が決定したという。
これにあわせ、もともとプロトタイプ開発のプレゼンテーションに行われる予定だったクラウドファンディングによって集まった支援金は、本制作のクオリティアップのための開発費に回されるようだ。
開発決定にともなってリワードもグレードアップし、予定していたプロトタイプ版のムービーから先行体験版(PC向け)の配信へと変更。なお、グレードアップを希望しない支援者に向けては返金も受け付けるという。
あわせて開発スケジュールも公開されており、2025年から1年ほどをかけてシナリオを開発。2027年に撮影を行い、2028年の発売を目標にするとのこと。
また、配信中では新キャストも発表。『428』磯千晶役の右手愛美氏、杖の男役の工藤俊作氏、『街 〜運命の交差点〜』で牛尾政美、馬部甚太郎役を演じた松田優氏の出演も決定した。