コミックマーケット準備会は12月12日、新たなコミックマーケット50周年公式グッズを12月30日~31日に開催される「コミックマーケット107」(冬コミ/C107)で発売すると発表した。
コミケ参加者のヲタク活動の願いを形にした「ヲ守り」や、特別デザインのパイプ椅子「コミケ50周年玉座」などユニークなコミケ関連アイテムがラインナップされている中、特に注目を浴びているのが「食べられるコミケ雲(わたあめ)」だ。

「コミケ雲」とは世界最大の同人誌即売会、その夏のコミックマーケット会場で稀に観測される“異常現象”の総称。参加者からは夏コミ特有の気象現象として扱われることが多い。
ホール内の天井付近に雲のような形で白い霧に見える何かが発生するという現象だが、身も蓋もないことを言ってしまえば、その正体は多数の来場者による汗などの水分が気体になって現れたものだ。
本商品は、その「コミケ雲」を(コミケ名物と称して)わたあめで再現。ビッグサイトサービスコーナーで販売を行う。価格は1100円。
🈞️【コミケ50周年グッズ No.8】
— n日目☀️コミックマーケット準備会 (@comiket_air) December 25, 2025
コミケ雲︎︎☁とは
夏コミ開催中、まれにホール内の天井付近に発生する参加者の汗と涙が気体となって現れるもの。
例文「わぁ、——が発生してらぁ」
2F ビッグサイトサービスコーナーで販売予定!#CMK50thグッズ #CMK50thhttps://t.co/Pom92ofZe1 pic.twitter.com/O0b5ibjJR2
酷暑によって蒸された来場者の汗や熱気などをイメージしていそうなコンセプトで、非常に購入を躊躇う本商品。気になるフレーバーは意外にも「ブルーベリー」「みかん」「いちご」の三段構造となっており、商品名やパッケージを知らなければ普通に美味しそうな見た目だ。
コミケをはじめとする同人誌即売会には、その日のためだけに各地からバリエーション豊かな“夢”や“情熱”が集う。カラフルな見た目にも納得が行くのかもしれない。
なお、公式サイトによると「冬のコミケでは出番が無いので代わりにこちらで楽しんでね!」とのこと。
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— n日目☀️コミックマーケット準備会 (@comiket_air) December 28, 2025
設営日には、東5ホールで14:00~16:00まで販売予定です!#CMK50thグッズ #CMK50th pic.twitter.com/WnFb5r4V5t
「食べられるコミケ雲(わたあめ)」は、14時頃よりビッグサイトサービスコーナーでのみ販売予定。準備会販売ブースでは取り扱わないため、当日は間違わないように注意しよう。
コミックマーケットは1975年12月21日に開催された第1回から、今回のC107でちょうど50周年を迎える。本商品でコミケ特有の歴史を文字通りに味わいたいところだ。
