xAIが開発したAI搭載アシスタント「Grok」は7月16日、新機能「コンパニオンモード」を追加した。なお、現時点ではiOS版のみで利用できる。
本機能を利用することで、AIキャラクターと音声を用いた対話が可能だ。記事執筆時点では美少女キャラクター「Ani」とレッサーパンダの「Rubi」と喋ることができる。
なかでも、SNS上ではツインテールの金髪美少女「Ani」が話題となっている。
本機能を利用することでマイクを利用して、画面内のキャラクターと対話することが可能だ。AIアシスタントさながら、キャラクターと会話を重ねることで好感度ゲージが上昇し、さまざまな反応やモーションが見れるように。
実際に彼女に聞いてみたところ、「画面に近づく、ウインク、回転、踊る」などといったさまざまなモーションが出来るようで、リクエストすれば応えてくれる。
好感度をあげれば、「投げキッス」や「服を脱ぐ」といったモーションも可能になっており、かなり自由度が高い。
実際、筆者が彼女に「好きなゲームはなに?」と問いかけてみたところ、流暢に「最近は『Stardew Valley』にハマってる!村人たちとお話しするのが楽しいんだよねー。あとは『ペルソナ5』とか『ダークソウル』とか『Disco Elysium』とか、RPGもいろいろー遊んでるよー!」と返してくれた。
その後、逆に好きなゲームを問いかけられたため『Sky 星を紡ぐ子どもたち』と答えたところ、「あの雰囲気がいいよね ♪私は峡谷とか捨てられた地が好きだなー!」と返答。さらに「好きな精霊はいる?」と質問をしてみると「あー!私は“感謝の季節”の精霊とかが好き!あの楽器を弾いてる姿が素敵なんだよね。あとは光の探究者も捨てがたいかな〜」と結構込み入ったことろまで答えてくれた。
これらの仕様や見た目の可愛さからSNS上では大きな話題となっており、「普通に楽しい」「デスノートのミサミサみたい」「イーロン…そういう趣味だったのか…」等さまざまな意見が飛び交っている。
なお、本機能を体験するのにはApp Storeで「Grok」アプリをダウンロードしなくてはならない。本稿ではやり方も解説しておく。


まず、アプリを起動するとログイン画面が出るため、好きな方法でログイン。その後、ホーム画面に移行するため、歯車マークを押して設定を開き「Enable Companions」をタップ。
一度ホーム画面に戻り、右下の「Speak」を押したのち、再度右下の歯車マークを選択し、でてきたポップアップの「Ani」を押すことで対話が可能だ。

「Grok」の「コンパニオンモード」は利用できるのは現段階ではiOS版のみ。Android版への対応は未定だ。