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「RTA in Japan」今冬以降のイベントから“任天堂のゲーム”が利用可能となる見込み。任天堂との協議を踏まえて「法人の利用許諾に関する指摘」を受けた経緯や今後の対応を明らかに

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一般社団法人RTA in Japanは、8月9日から開かれるゲームイベントRTA in Japan Summer 2025」で“任天堂のゲームが採用されなかった”事実について、任天堂との間で協議を行った経緯と今後の対応を明らかにした。

本イベントでは、採用ゲームを発表するタイミングで明確な取り扱いを定めることができなかったため、任天堂のゲームについては「利用を見送った」としている。また、今冬のRiJでは所定の手続きを経て任天堂作品が採用される見込みだ。

「RTA in Japan」は、“できるだけ早い時間でゲームをクリアする”遊び方「RTA(リアルタイムアタック)」を披露するイベントだ。本イベントでは英語名の“Speedrun(スピードラン)”になぞらえて“走者”と呼ばれるプレイヤーたちが多彩な作品で練習の成果を披露する。

また、本イベントはチャリティイベントでもあり、期間中のライブ配信やグッズ販売を通して得られた収益は、税金などの費用を除き国境なき医師団へ全額寄付される。

「RTA in Japan Summer 2025」については、6月下旬に行われた採用ゲームの発表を受けて「任天堂のゲームが採用されていない」ことが話題となっていた。

今回の発表によると、RTA in Japanの運営チームは採用ゲーム発表前の6月13日、任天堂から「法人による任天堂のゲームの利用には事前の許諾が必要である」ことと、これまでの利用に「事前の許諾がなく無許諾利用にあたる」旨の指摘を受けたという。

運営チームは本指摘を受けて、任天堂側との協議を開始。今後は都度イベント・ゲームごとに個別で許諾申請を出し、許諾を受けることで利用が可能となるようだ。

上記のほか、今後ゲーム応募のガイドラインや要項については内容の変更を想定しており、内容が決まり次第改めて告知されるようだ。

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(画像は素材ダウンロード | RTA in Japanより)
ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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