日本時間8月8日、Avalanche Studiosによる開発中のゲーム『Contraband』が“積極的な開発を中止”し、プロジェクトの将来を判断している状況であると発表された。
Xbox has canceled Contraband from Sweden's Avalanche Studios.
— Geoff Keighley (@geoffkeighley) August 7, 2025
It was first teased in 2021 at the Xbox Showcase. pic.twitter.com/MUupeLbU3A
The Game Awardsの司会者として知られるジャーナリストのジェフ・キーリー氏は自身のXにて「XboxはスウェーデンのAvalanche Studiosによる『Contraband』をキャンセルした」と投稿。本ポストには300件を超えるリプライが寄せられるなど注目を集めていた。

また、Avalanche Studiosの公式サイトにおいても声明が発表されている。それによると、キーリー氏の投稿のように「キャンセル」とは言い切られていないものの「積極的な開発を中止し、プロジェクトの将来を判断している」とのこと。
そしてコミュニティへの感謝とともに、続報についてはできるだけ早くアナウンスするつもりであることが述べられている。
『Contraband』は、2021年に発表されていたタイトル。Avalanche StudiosとXbox Game Studiosとのコラボレーションによる、密輸業者をテーマとした作品。1970年代の架空の世界「バヤン」を舞台にしていることや、オープンワールドでの協力プレイを含んだ作品であることが明かされていたが、発表以来大きな続報は無いという状態が続いていた。
なお、マイクロソフトは7月に社内全体で大規模なレイオフを実施している。この時もXboxではレア社による新作『Everwild』とThe Initiativeによる『パーフェクトダーク』のリブート作品という2つのプロジェクトが開発中止になっていたとVarietyなど各種海外メディアにて報じられていた。