8月12日、『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』公式は開発者が進捗を説明する動画「Dev Update」をYouTubeにて投稿した。今回の動画では、今後数パッチで予定している更新の内容と「将来に向けた重要な機能」が語られている。
中でも、いわゆる「WASD操作」が導入予定であるとが明かされたことが注目の話題となる。これに関しては公式サイトのリリースでも詳細な説明を確認できる。
WASD操作は数パッチ以内にPBE(パブリックベータ)に登場し、PBEの次はランク以外のキュー、その後ランク戦に導入される。慎重を期すために時間をかけてフィードバックを集め、調整を行ってからリリースする想定だとのことだ。
『LoL』では移動先をクリックして移動するという「ポイント&クリック式」の操作方法を採用していたが、開発者によれば新規プレイヤーや復帰プレイヤーの多くがこの操作に馴染めないでいるとのこと。そのため、新規プレイヤーが気軽に『LoL』を楽しむための機能として導入が決定されたという。
また、バランス調整については「勝つために操作方法を変える」ようなことがないように移動と攻撃の操作感について調整を行っていくとのこと。
さらに、WASD操作の開発を受けて全体の操作感の向上に繋がるアップデートも実施される。アクションをマウスボタンを含む好きなボタンに割り当てられる「キー設定のリニューアル」やマウスやチャンピオンの動きに合わせてカメラを微妙にシフトさせる「ダイナミック固定カメラ」非ランク戦を対象とした「ラストヒットインジケーター」がPBEに登場予定だ。
そのほか、今回の「Dev Update」では「シン・ジャオ」のベースモデルおよびすべてのスキンにビジュアルアップデートが行われ、古いチャンピオンは順次適切なシーズンに合わせてアップデートが行われていくことやPvEモード「ドゥームボット」が復活することなどが発表されている。詳しくは上記のYouTube動画および公式サイトのニュースページにて確認できる。