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『モンハンワイルズ』8月13日のアップデート「Ver.1.021」の概要とディレクターレターを公開。新たに★9モンスターや、抽選で性能が変化する護石が前倒しで実装。全11武器種の上方修正が行われ、双剣は立ち位置を変えずに集中弱点攻撃ができる新たな派生技「廻天穿ち」が追加

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カプコンは8月12日、『モンスターハンターワイルズ』について、8月13日の最新アップデート「Ver.1.021」の内容を公開した。今回のアップデートでは、エンドコンテンツの拡張や11武器種に及ぶ武器バランスの調整が主な内容となる。

アップデート情報の公開にあわせて、ディレクター・徳田優也氏によるディレクターレターも公開された。レターの中では、アップデート内容の詳細な説明に加え、これまでの調整に対するプレイヤーからのフィードバックへの感謝と謝罪、そして9月末に予定されているタイトルアップデート第3弾以降の展望が語られている。

『モンハンワイルズ』8月13日のアップデート「Ver.1.021」の概要とディレクターレターを公開_001
(画像は「『モンスターハンターワイルズ』ディレクターレター 2025.08」より)

今回の「Ver.1.021」アップデートでは、当初9月末のタイトルアップデート第3弾で予定されていた「エンドコンテンツの拡張」が前倒しで実装される。これにより、ハンターランク100以上で挑戦可能となる新たな高難易度(★9)のクエスト群が追加され、まずは9種のモンスターの歴戦個体がフィールドに出現するようになる。

これに伴い、食事効果時間の延長や、レア度5以上の防具の強化レベル上限解放といった調整も行われるようだ。

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(画像は「『モンスターハンターワイルズ』ディレクターレター 2025.08」より)

また、★9クエストの報酬として、新たな鑑定アイテム「光るお守り」が追加。「光るお守り」はクエストクリア時に鑑定され、「鑑定護石」へと変化する。この「鑑定護石」は、通常の護石と異なり強化はできないものの、防具スキルだけでなく、武器スキルや装飾品スロットもランダムで付与される。新たなスキルビルドの構築が可能となりそうだ。

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(画像は「『モンスターハンターワイルズ』ディレクターレター 2025.08」より)

武器バランスの調整については、対象が当初の告知から拡大され、大剣、太刀、片手剣、双剣、狩猟笛、ランス、スラッシュアックス、チャージアックス、操虫棍、ライトボウガン、ヘビィボウガンの全11武器種で上方調整が実施される。

特に双剣については、大きな変更点として「集中乱舞【廻天】」の派生中に、モンスターの傷をつけた部位へ多段ヒットする新フィニッシュアクション「廻天穿ち」が追加される。これにより、立ち位置を変えずに攻撃が可能だ。

このほか、鬼人身躱し状態でジャスト回避を成功させた際の効果延長時間の増加、鬼人化中の移動速度の上昇、ジャスト回避の成功受付時間が僅かに延長されるなど、全体的な立ち回りの快適性を向上させる調整が行われる。

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(画像は「『モンスターハンターワイルズ』ディレクターレター 2025.08」より)

ほか、ゲームの安定性向上に関する修正も行われており、特定のジェスチャーが命中した際にゲームが強制終了する不具合が、全プラットフォームで修正される。

くわえて、Steam版で指摘されているCPU使用率の高さについては、今冬配信予定のタイトルアップデート第4弾に向けて本格的な負荷軽減対応を進めるとしており、それまでの暫定的な対応策として、CPU使用率(動作スレッド数)を制限する方法が公開されている。

なおディレクターレターによれば、9月末に配信が予定されているタイトルアップデート第3弾では、イベントクエストでの★9モンスターの順次登場や、サポートハンターの強化が予定されている。

また、「竜谷の跡地」に水中戦のない形でラギアクルスが出現するようになるほか、群れをターゲットとしたクエストの追加、装衣のクールタイムがクエスト開始時にリセットされる仕様へ変更、モンスターが自発的に簡易キャンプを攻撃しなくする調整など、クエストの多様化と利便性が図られる。

くわえて、今冬配信予定のタイトルアップデート第4弾でも、さらなる追加モンスターの実装と合わせて、武器関連のやり込み要素の拡充を検討しているとのことだ。

ライター
物心ついたころからFFとドラクエと共に育ち、The Elder Scrolls IV: オブリビオンで洋ゲーの沼にハマる。 ゲームのやりすぎでセミより長い地下生活を送っていたが、最近社会にリスポーンした。 ローグライクTCG「Slay the Spire」の有志翻訳者。
Twitter:@Gre_zzz

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