日本マクドナルドは8月20日、同月29日から開始を予定していたハッピーセットのキャンペーン「ワンピースカードゲーム」の実施を見送ることを発表した。今回の決定について同社は「ハッピーセット関連施策見直しの一環」と説明している。
期間中、ハッピーセット購入者には過去のキャンペーンで配布されたおもちゃなどが提供される予定である。
【お知らせ】
— 【公式】ONE PIECEカードゲーム (@ONEPIECE_tcg) August 20, 2025
ハッピーセットⓇ「ワンピースカードゲーム」に関しては、下記マクドナルド公式サイトをご確認ください。https://t.co/2bcJZNAKtD
今後につきましては、決まり次第、改めて公式サイト及び公式Xにてご案内いたします。#ワンピカード
同社は公式サイトにてキャンペーンの見送りを告知するとともに、一部メディアで予定されていた先行告知記事に関し、権利者やメーカー、掲載メディアへの問い合わせを控えるよう呼びかけている。
また、『ワンピースカードゲーム』の公式Xも同様の案内を掲載し、今後の対応については決まり次第改めて告知するとしている。
8月上旬に実施されたハッピーセットのポケモンカード配布キャンペーンでは、カードを目的とした大量購入が全国の店舗で発生し、多くの店舗で即日配布が終了した。また、カードが抜き取られたとみられる食品が、店舗のゴミ箱や路上に大量に廃棄される問題も各所で報告されていた。
この状況を受け、日本マクドナルドは謝罪と再発防止策を発表。ポケモンのキャンペーン第2弾では購入数を1会計3セットに制限する対策を講じ、販売方法の継続的な見直しを行う方針を示していた。