8月20日午前2時30分より配信された「gamescom 2025」のオープニングイベント「gamescom Opening Night Live 2025」にて、『LONG GONE』が発表された。
新作アドベンチャー『LONG GONE』は、古びた郊外の住宅街を舞台に展開する、3Dピクセルスタイルのアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは過去の遺物を通して、「いなくなってしまった人々」の人生を読み解きながら、草が生い茂った通りを探索していく。
本作では戦闘はなく、ゾンビとの遭遇さえも「解くべきパズル」だ。アクションやホラーの文脈とは異なる、新しい形のポストアポカリプス体験が味わえる。
プレイヤーの前に広がる住宅街の環境がストーリーテラーとなっており「忘れ去られた日記」「開けられたままの引き出し」「埃をかぶったおもちゃ」などが誰かの人生の断片を語る。

通りは2.5Dの横スクロールプラットフォームで、家の中に入ると探索重視の3D視点へと切り替わりる。緩急あるテンポで、没入感のある探索が楽しめる。
人の気配が消えた住宅街。そこには確かに、誰かが生きた証が残っている。『LONG GONE』は、そんな物語を静かに紐解くゲームだ。

『LONG GONE』は近日リリース予定となっている。