Wales Interactiveは、実写ゲーム『Dead Reset』を9月12日に発売する。対応プラットフォームはPS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch 2、PC(Steam)。日本語には対応していない。
本作は「ループ」に囚われた外科医が、「謎の寄生体の手術」を余儀なくされる、スプラッター要素強めの実写ホラーインタラクティブシネマ。

※スプラッター表現注意
誘拐された元・外科医のコール・メイソンは朽ちた水中施設で目が覚めた。謎の人物たちに「患者から寄生体を取り除け」と脅迫され、わけもわからぬまま手術を強制させられる。
逃げるのか、手術するのか、抵抗するのか。いずれにしろコール・メイソンは死に、気が付けば水中施設で目が覚めた。そこで待ち受けているのは、数分前とまったく同じ光景だ。
どうやらコール・メイソンは死のループに囚われているようだ。はたしてまわりの人物は何者なのか、寄生体や何なのか、そしてコール・メイソンは生きて抜け出すことができるのか。




本作は、『Late Shift』や『デスカムトゥルー』、『ブラック・ミラー:バンダースナッチ』のように実写映像を鑑賞しながら、時間制限がある選択肢を選ぶことで、展開が変わっていくインタラクティブシネマとなっている。
またこの手のジャンルでは少し珍しい、映画『エイリアン』や『死霊のはらわた』のように、内臓の描写やスプラッター表現があるホラーゲームとなっている。



すでにデモ版をプレイした海外メディアは、本作に肯定的だ。
特にPC GAMERは本作の数分で死が訪れる「ハイテンポさ」を評価し、何度もループするうちに、グロテスクで気持ち悪いという感覚が麻痺してきたとと同時に、どんどん先の展開が気になっていったという。あまり期待していなかったが、今年プレイしたデモでもっとも面白かったとのこと。
またIGNも、本作が低予算を逆手にとった面白さがあり、生身の俳優、セットにこだわった「実写ゲーム」であることを賞賛している。
インタラクティブシネマとしては珍しく、前評判がかなり高めといえる本作だが、残念ながら日本語には対応しておらず今後のアップデートに期待したいところ。実写ホラーゲーム『Dead Reset』は、9月12日に発売予定だ。