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【無料】『ハートキャッチプリキュア!』YouTubeで配信スタート。全49話を1日1話ずつ公開。数え切れないほどの新機軸を盛り込んだ人気作

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東映アニメーションの公式YouTubeチャンネル「東映アニメーションミュージアムチャンネル」は12月26日、2010年に放送されたプリキュアシリーズ第7作『ハートキャッチプリキュア!』の無料配信を開始した。

本作の放送15周年を記念しており、全49話を12月26日から1日1話ずつ公開。アーカイブは各話2週間限定となっている。

『ハートキャッチプリキュア!』の主人公は大地の戦士・キュアブロッサムに変身する花咲つぼみ(CV:水樹奈々)。後に海の戦士・キュアマリンに変身する来海えりか(CV:水沢史絵)とともに、序盤の物語を紡いでいく。

本作はタイトルの通り、登場人物の“心情”などにフォーカスした作風だ。現在のプリキュアシリーズでは珍しくない、敵組織が「人間」や「人間の感情」を素体に怪物を生み出す形式が定着していたのも本作が初。

前作『フレッシュプリキュア!』に続き、他にも数え切れないほどの新機軸が盛り込まれており、20年以上も続いている現在のプリキュアシリーズに与えた影響は非常に大きい。

玩具展開などの売上高は歴代シリーズでも最高となっており、これは2025年現在も記録が破られていないほどの人気を誇る。

売上高はさまざまな要因に左右されるものであり、作品内容と直結しているとは限らないものの、歴代シリーズの中ではファン層も特に厚い作品と言えるだろう。

キャラクターデザインの馬越嘉彦氏をはじめ、本作には『おジャ魔女どれみ』シリーズのメインスタッフが多く起用されているのも特徴。

プリキュアシリーズの世界観やデザインは基本的に毎作リセットが行われているが、本作は特にデザインの方向性が前作までとは大きく異なる。

また、ビジュアルからは想像しづらいが、メインストーリーは歴代でもトップクラスに重い。本作には新たな描写とともにTV本編の展開を再編した小説版も存在するが、登場人物の抱える過酷な背景といった面がさらに強調されている。

とはいえプリキュアシリーズらしい日常や心温まる描写、そして熱すぎる展開は健在だ。

全49話の無料配信は1日1話ずつ行われる。全ての心が満ちるまで、登場人物の「こころの花」を見届けよう。

ライター
小学生の頃は「一太郎スマイル」のタイピングゲームでランキングを席巻することでしか己を証明できませんでした。現在は「広く深く」をモットーに好きなこと・できることを拡大中。積みゲーが多い中、ポケモンだけは万劫末代まで入れ込み続けると思います。

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