日本時間9月4日、IO Interactiveは、新作タイトル『007 First Light』を2026年3月27日に発売すると発表した。対応プラットフォームは Nintendo Switch 2、PS5、Xbox Series X|S、PC(Windows)。
あわせて、同日午前3時に配信された「007 First Light – State of Play」において、30分におよぶゲームプレイ映像を初公開し、ゲームシステムの詳細などを明らかにしている。
本作は、若き日のジェームズ・ボンドが「00」エージェントになるまでを描く、三人称視点のアクションアドベンチャーゲームだ。独自の解釈で再構築された、ボンドのオリジンストーリーが展開される。
開発は『HITMAN』シリーズなどで知られるIO Interactiveが担当。独自のGlacierエンジンによって、緊張感のあるスパイ活動と壮大なアクションを融合させた体験を目指すとしている。
(画像はYouTube「007 First Light – Gameplay Reveal」より)
公開された映像では、スロバキアとロンドンを舞台にした二つのミッションが紹介された。本作でのゲームプレイの核となるのは、プレイヤーが自由なアプローチで目標に挑める「クリエイティブ・アプローチ」システムだ。
完全に姿を隠して任務を遂行するステルスプレイから、武器やガジェットを駆使して正面から突破するプレイスタイルまで、状況に応じた柔軟な戦略が可能となっている。
この自由なプレイスタイルは、開発を手掛けるIO Interactiveの代表作『HITMAN』シリーズの思想を継承したものといえるだろう。

この自由なプレイスタイルを実現するため、ボンドには隠密行動や情報収集を有利にする「スパイスキル」、戦闘などで機転を利かせることが可能な「直感力」、そして監視カメラのハッキングなどに用いる「Q課」供給の多彩な「ガジェット」といった要素が用意されている。

また、戦闘システムは、精密な銃撃戦と格闘による近接戦闘をスムーズに切り替えられる点が特徴。壁や手すりなど周囲の環境を利用したアクションや、パリィ、投げ、テイクダウンといった多彩な近接攻撃が可能で、アクション映画のような戦闘を楽しめるという。
危険な状況下では「殺しのライセンス」が発動し、ボンドの卓越した射撃技術を活かした戦闘が展開される。近接武器や遠距離武器、ガジェットを自由に組み合わせて戦うことで、プレイヤー独自の「007」を楽しむことができる。


さらに、ハイスピードなカーチェイスといった運転シーンは、ゲーム全編を通して楽しめる。飛行中の飛行機から投げ出されるような、『007』らしいド派手なアクションシーンも用意されているとのこと。

くわえて、本作の豪華な声優陣やモーションキャプチャーアクターを務めたキャスト陣も紹介されている。配役は以下のとおり。
- パトリック・ギブソン(ジェームズ・ボンド)
- プリヤンガ・バーフォード(M)
- アラステア・マッケンジー(Q)
- キエラ・レスター(ミス・マネーペニー)
- レニー・ジェームズ(ボンドの指導者、ジョン・グリーンウェイ)
- 中井ノエミ(ミス・ロス)
(PlayStation.Blogより引用)
『007 First Light』は、Nintendo Switch 2、PS5、Xbox Series X|S、PC(Windows)向けに2026年3月27日に発売予定。予約購入者には、追加料金なしで「デラックスエディション」へのアップグレードが提供される。