いま読まれている記事

「電気の力」で塩味やうま味が増強するコップをキリンが発売。ラーメンや汁物をヘルシーに美味しく

article-thumbnail-250909l

キリンホールディングス株式会社は9月9日、減塩サポート食器「エレキソルト」より、新商品の「エレキソルト カップ」を発売した。改良を加えリニューアルした「エレキソルト スプーン」と共に、同日9月9日から公式オンラインストアで購入できる。

電気の力で塩味やうま味を増強する食器「エレキソルト カップ」がキリンから発売_001

「エレキソルト」は、減塩食の味に対するニーズに答えるために開発された減塩サポート食器。電気の力で減塩食品の塩味やうま味を増強する。その第1作「エレキソルト スプーン」は昨年5月に発売され、テレビでも紹介されるなど話題を呼んだ。

今回発売される「エレキソルト カップ」はその第2弾。入れた液体の塩味やうま味を引き出すカップだ。これを用いることで、減塩に取り組みながら、ラーメンを濃い味で楽しんだり、日々の汁物を美味しく食べることができる。

「エレキソルト スプーン」も食洗器対応などリニューアル販売。詳細は公式オンラインストアでも紹介されている。

以下、プレスリリースの全文を掲載しています


電気の力で減塩食品の塩味やうま味を増強する減塩サポート食器「エレキソルト」が新商品の「カップ」とリニューアルした「スプーン」を9月9日(火)より販売開始
キリンホールディングス株式会社

2025年9月9日 12時30分

キリンホールディングス株式会社(社長COO 南方健志、以下キリン)は、ヘルスサイエンス領域の新規事業である、電気の力で減塩食品の塩味やうま味を増強する※1 減塩サポート食器「エレキソルト」より、新商品の「エレキソルトカップ」と、改良を加えリニューアルした「エレキソルトスプーン」を、2025年9月9日(火)より公式オンラインストア(https://electricsalt.shop.kirin.co.jp/)で販売を開始します。

電気の力で塩味やうま味を増強する食器「エレキソルト カップ」がキリンから発売_002


また11月以降は一部の生活雑貨を扱う専門店や家電量販店などの小売店の店頭およびオンライン販売を予定しています。当社は「エレキソルト」を通じ、おいしく生活習慣の改善ができる社会の実現を目指します。
※1 第3回神経刺激インターフェイス研究会(2023年3月)「減塩食品の塩味を強める電気味覚波形がうま味に与える影響」体感には個人差があります。また、料理によっても感じ方が異なる場合があります。

■お客様の声からの商品開発
・「エレキソルト」は、“おいしい食事のある人生を、すべての人に。”を基本の考え方として、塩分の取り過ぎという社会課題とお客様の減塩食の味に対するニーズに向き合うために開発された減塩サポート食器です。減塩に取り組む方々の「『ご褒美食』としてラーメンなどを濃い味で楽しみたい」、「日常的に食べていた汁物を、おいしく食べ続けたい」といった声を踏まえ、家庭での使いやすさや食べたいメニューを考慮した食器の開発に取り組み、2024年5月に「エレキソルトスプーン」を発売しました※2。
・スプーン発売後、「スプーン以外の形態も欲しい」といった声や、スプーンを使わずに汁物を食べる習慣のある方々のニーズを受け、「エレキソルトカップ」を新たに開発しました。また、「エレキソルトスプーン」にもお客様の声を反映し、先端の小型化、食洗機対応、より自然な動作で効果が得られるよう改良を加え、リニューアル発売します。

■製品特長(「エレキソルト カップ」、「エレキソルトスプーン」)
・ヤーマン株式会社(社長 山﨑貴三代)が培ってきた美容機器製造と通電技術の知見や、キリンのパッケージイノベーション研究所の什器(機器)開発や評価技術を応用し、自然な動作で安定して電流が流れることと、食洗器対応を可能としました。
・日々の食卓シーンに馴染むデザインを採用しました。

■今後の展望
・「エレキソルト」シリーズのさらなるラインアップ拡充を進めるとともに、塩味やうま味に限らないさまざまな味覚領域を対象とした電気味覚の技術開発に取り組み、お客様が多様な食事を楽しめる、減塩にとどまらない食の課題解決を目指します。
・また、世界的な食の課題解決に向け、2026年にはアジア圏での販売開始を目指します。グローバル展開を視野に入れながら、高齢化が進む日本においてはフードテック、ヘルステック、エイジテックの観点から、健康的な食事をよりおいしく、楽しくする提案と製品開発を今後も推進します。

■製品概要・販売チャネル
■製品概要 ※本品は医療機器ではありません
商品名・品番 エレキソルトカップ ES-B001
サイズ 約W101×D130×H88(mm)
本体質量 約186g (電池含まず)
電源 3V リチウムコイン電池(CR2032)
価格 26,950円(税込)
特長 カップ内部の電極から微弱な電流が食品に流れ、塩味やうま味など、食事の味わいを増強する※効果を発揮します。安定して電流が流れる電極構造、耐熱性や耐久性の高い機器設計、食洗機で洗浄可能な構造としました。
※体感には個人差があります。また、料理によっても感じ方が異なる場合があります。
使用方法 カップ側面にあるスイッチで電源を入れお好みの強度(3段階)を選択し、通常のカップと同様にご使用ください。
製品詳細 https://electricsalt.shop.kirin.co.jp/page/cup
※ペースメーカー等の医用電気機器を装着されている方、未成年の方はご使用いただけません。
公式オンラインストアの「安全上のご注意」または、化粧箱に記載されている「安全上のご注意」をご確認ください。
想定される使用方法 日常で食べられる汁物や麺類等でご使用ください。

電気の力で塩味やうま味を増強する食器「エレキソルト カップ」がキリンから発売_003

商品名・品番 エレキソルトスプーン ES-S002
サイズ 約W39×D201×H28 (mm)
本体質量 約57g (電池含まず)
電源 3V リチウムコイン電池(CR2032)
価格 24,750円(税込)
特長 スプーン先端の電極から微弱な電流が食品に流れ、塩味やうま味など、食事の味わいを増強する※効果を発揮します。カップに合わせてデザインを一新し、小型化と食洗機で洗浄可能な構造としました。
※体感には個人差があります。また、料理によっても感じ方が異なる場合があります。
使用方法 スプーンの柄にあるスイッチで電源を入れお好みの強度(3段階)を選択し、通常のスプーンと同様にご使用ください。
製品詳細 https://electricsalt.shop.kirin.co.jp/page/spoon
※ペースメーカー等の医用電気機器を装着されている方、未成年の方はご使用いただけません。
公式オンラインストアの「安全上のご注意」または、化粧箱に記載されている「安全上のご注意」をご確認ください。
想定される使用方法 具沢山のスープやカレーに、チャーハンや丼に、ラーメンのレンゲ代わりに、その他食事全般でご使用いただけます。

電気の力で塩味やうま味を増強する食器「エレキソルト カップ」がキリンから発売_004

■販売チャネル
・9月9日(火)12:30~ エレキソルト公式オンラインストア https://electricsalt.shop.kirin.co.jp/
・11月以降 ハンズ、ビックカメラなどの小売店の店頭およびオンラインストア
※取り扱い店舗、販売方法未定

■「エレキソルト」に搭載している技術
エレキソルトは、明治大学(学長 上野正雄)総合数理学部先端メディアサイエンス学科の宮下芳明研究室との共同研究によって開発した、減塩食品の塩味を約1.5倍※3に増強させる独自の電流波形の技術※4(特許第7704793号)を搭載しています。
※3 一般食品を模したサンプルと、食塩を30%低減させたサンプルでの塩味強度に関する評価の変化値。エレキソルトの技術(電流0.1~0.5 mA)を搭載した箸を用いた試験。現在または過去に減塩をしている/していた経験のある40~65歳男女31名に対し、試験用食品を食した際に感じた塩味強度をアンケートしたところ、31名中29名が「塩味が増した」と回答。
※4 2022年4月11日 当社ニュースリリース

■販売状況や受賞歴
・「エレキソルトスプーン(ES-S001)」は、2024年5月の販売開始から約7カ月で予定台数の7倍を上回る注文数となり、減塩生活に取り組む方だけでなく、家族や友人への贈答品としても注目を集めました。2024年12月には博多発祥のラーメン店「一風堂」とのコラボレーションで減塩でもおいしくラーメンを楽しめる体験機会を提供しました※5。
・これまでに国内で7つの賞と、世界最大のテクノロジー展示会「CES Innovation Awards® 2025」※6の受賞など、エレキソルトの事業、技術、商品が国内外で評価されました。
※5 2024年12月3日当社ニュースリリース
※6 2024年11月15日当社ニュースリリース

キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。

ライター
ゲームを学びながらゲームを遊ぶ、天ぷら学生。すべてのゲームは面白い……はず!をモットーに、めげずに色んなゲームに挑戦中。プレイ中に百合要素を見つけると、どんなゲームでもお気に入りになる、信用ならないやつ。

この記事に関するタグ

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ

インタビュー

インタビューの記事一覧