『ダンガンロンパ』など数々の名作ゲームで知られるゲームクリエイター・小高和剛氏が、中国のSNS最大手「微博(ウェイボー)」が主催する「微博V影響力大会2025」で受賞した。
今年のアニメ・コミック・ゲーム業界において影響力があったインフルエンサーの1人として受賞しており、今年度では唯一の外国人受賞者であるほか、日本のゲームクリエイターとしても初の受賞者になるという。
中国のソーシャルメディア「微博(Weibo)」が年に一度開催する「微博 V 影響力大会 2025」において、
— トゥーキョーゲームス (@TooKyoGames) October 18, 2025
今年最も影響力のあった ACG 業界部門(アニメ・コミック・ゲーム)のインフルエンサーとして、
『小高和剛』が受賞しました!
日頃から応援くださった皆様、ありがとうございました!
氏は現在、中国のSNSにおいて特に精力的な広報活動を行っており、大会を主催している「微博」だけではなく「小紅書」などのSNSでも人気を博している。
中国のSNSユーザーからも今回の受賞を祝う投稿が多く寄せられており、氏は感謝とともに今後も活動に尽力する旨を伝えているようだ。

ここまで氏の活動が人気を博している理由の一つに、氏がかつて行った「とある投稿」の存在は無視できない。
さまざまなユーザーと交流を行う精力的すぎる広報活動は、元から中国のSNSユーザーの間で話題となっており、今春に発売された新作ゲーム『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』(以下、ハンドレッドライン)を広めるために紙を持った氏の写真は一種のネットミームとなっていた。

最終的に氏の模倣アカウントが中国のSNS上で大量発生する現象が起きることとなり、本物も模倣も関係なく『ハンドレッドライン』を宣伝する一大ムーブメントに繋がる。
その過程で、氏は模倣アカウントに対して「你是谁?请支持百日战纪(どちら様でしょうか?『ハンドレッドライン』の応援をよろしくお願いします)」と返信の投稿を行った。
これが特に中国のSNSユーザーの心に火をつけたようで「相手が何者かを聞いた上で、突然好きな何かへの支持を求める」というネットミームとして、爆発的に広がっているようだ。