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『チャージマン研!』伝説のイメージソング「ボルガダイナマイト」がカラオケで歌えるように。発売15年越しの配信、お許しください!

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カラオケサービス「JOYSOUND」は11月9日、最新曲として「ボルガダイナマイト」のカラオケ配信を発表した。公式サイトではアニソンとして扱われており、TVアニメ『チャージマン研!』(以下、チャー研)の楽曲として登録されている。

「ボルガダイナマイト」は、ネット上でも有名な「Help me, ERINNNNNN!!」「ナイト・オブ・ナイツ」をはじめ、数多くの東方Projectアレンジ楽曲を手掛けたビートまりおさん(COOL&CREATE)が歌唱する『チャー研』公式トリビュート楽曲だ。

『チャー研』は1974年に全65話が放映されたショートアニメ。100年後の未来と日常を舞台にしており、主人公・泉研が「チャージマン」に変身(※作中では“変装”と表現)することで地球侵略を企むジュラル星人の陰謀に立ち向かう。

株式会社ナック(現ICHI)が製作を行った「ナックアニメ」の1つであり、現代基準では突飛で奇抜な展開、低予算が故の独特な描写の数々がネットで話題となった。去年の2024年に放送50周年を迎えており、今現在も低予算アニメの金字塔として注目を集め続けている。

今回、新たにカラオケ配信された「ボルガダイナマイト」は、本作で最も有名な第35話「頭の中にダイナマイト」のイメージソング。作中で非業の死を遂げたボルガ博士に焦点を当てた前代未聞の迷曲(?)だ。

歌詞にはCOOL&CREATEが得意な韻を踏む「言葉遊び」も詰め込まれており、非業の死を遂げた登場人物を扱うにしてはノリノリすぎる曲調が特徴的。あんまり皆さんを驚かすものじゃないな、坊や。

COOL&CREATEのあまねさんが歌唱するパートも印象的だが、何より目立つのは作中に登場する「ボルガ博士」や「星くん」の声が「音MAD」のような形式でサンプリングされている点だ。まさにネット文化と密接な人気を誇る『チャー研』らしい楽曲と言えるだろう。

あくまで近年に作られたイメージソングであるため、当然ながら1974年のTVアニメ本編で使われた楽曲ではないが、ファンの間では一定の知名度を誇っている。

本楽曲を使用した派生動画も多くのファンから投稿されており、カラオケへの入曲リクエストはリリース当初から行われていた。

本楽曲がリリースされたのは2010年発売のオフィシャルサウンドトラック&トリビュートアルバム「チャージマン研! Tribute to Soundtracks vol.1」であるため、今回のカラオケ配信は15年越しの実現のようだ。

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(画像は「JOYSOUND」 公式サイトより)

JOYSOUNDで配信されている『チャー研』楽曲は、おなじみの本編で使用されている主題歌、今回の公式トリビュート楽曲「ボルガダイナマイト」、そして同じく公式トリビュート楽曲である「バカっちょ金魚」の計3曲。

本編の一部エピソードで使用されている名曲「研とキャロンの歌」はDAMであれば収録されている。専門的なことはともかく収録曲数はJOYSOUNDが多いため、興味のある“かわいそうなお友達”は、これから毎日JOYSOUNDに通い詰めよう。

ライター
小学生の頃は「一太郎スマイル」のタイピングゲームでランキングを席巻することでしか己を証明できませんでした。現在は「広く深く」をモットーに好きなこと・できることを拡大中。積みゲーが多い中、ポケモンだけは万劫末代まで入れ込み続けると思います。

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