Valveは11月13日、同社が展開する新たなハードウェア「Steam Controller」「Steam Machine」「Steam Frame」の3つの製品を発表した。価格および詳細な販売時期は2026年初頭に発表予定。
本製品はSteamユーザーのプレイ方法を拡張する新しい製品だ。Steamでのゲーム用に最適化されており、プレイヤーがSteamライブラリをさらに活用できるように設計されている。2026年初頭に日本を含む複数地域で出荷予定となっており、現在、製品情報ページおよび販売ページも公開中だ。
Announcing: New @Steam Hardware, coming in 2026:
— Valve (@valvesoftware) November 12, 2025
Steam Controller
Steam Machine
Steam Frame
Watch our jazzy announcement video and wishlist now: https://t.co/TUKoZdzn9B pic.twitter.com/A355CpwcFr
新製品の詳細を見てみると、「Steam Controller」はSteam上のあらゆるゲームをプレイするためのすべての入力機能を備えた高性能コントローラー。高精度磁気サムスティック、フルサイズコントロール、トラックパッド、ジャイロ、グリップボタンなどを搭載している。PCをはじめSteam DeckやSteam Machine、Steam FrameなどSteamのある場所であればどこでも快適に動作する。
「Steam Machine」は、大画面でのパワフルで汎用性の高いPCゲーム向けに開発されたハードウェアだ。約6インチ(160mm)の小型サイズの立方体となっており、テレビの下や机の上などあらゆる場所に収まる。Steam Deckの6倍以上の馬力を誇り、AAAタイトル含むSteamライブラリの全ゲームをプレイするパワーを備えている。
「Steam Frame」は、Steamライブラリ内のすべてのコンテンツに対応した、ストリーミング重視のワイヤレスVRヘッドセットとコントローラー。軽量かつコンパクトなデザインとなっており、快適な使用感を得ることが可能だ。また、本機器はスタンドアロンプレイもサポートしており、Steamのあるところであればどこでも快適に動作する。



また、これらのデバイスはSteam Deckと同様、相互に連携して動作するように設計されており、Steam用に最適化されている。なお、オープンプラットフォームとしても問題なく動作するようだ。
「Steam Controller」、「Steam Machine」、「Steam Frame」は2026年初頭に日本を含む複数地域での出荷を予定している。現在、販売ページが公開中だ。
