「忍者と極道」製作委員会は11月19日、TVアニメ『忍者と極道』の劇中劇『フラッシュ☆プリンセス!』(以下、フラプリ)のスペシャルPVを公開した。
『フラプリ』は『忍者と極道』の主人公・多仲忍者と輝村極道が意気投合するきっかけとなった女児向けアニメ。あくまで架空の劇中劇であり、実在の作品との関連性は定かではない。
まるで本物の『フラプリ』オープニング映像のように制作されたスペシャルPVは、瞬く間に全世界の悪童(ワルガキ)共の“心(エンジン)”に火を付けた。
♡ ┄┄┄┄┄┄┄┄┄ ♡
— TVアニメ『忍者と極道』公式 (@ningoku_anime) November 19, 2025
フラッシュ☆プリンセス!
スペシャルPV 公開🩷💛🩵
♡ ┄┄┄┄┄┄┄┄┄ ♡
忍者(しのは)と極道(きわみ)の愛する
「プリンセスシリーズ」より
「フラッシュ☆プリンセス!」特別映像を公開💫
至高(すご)いスタッフが集結🪄
みんなでレッツ"プリ語り"🌈#忍者と極道 pic.twitter.com/gLfc7F5NDz
(画像は『忍者と極道』「フラッシュ☆プリンセス!」 スペシャルPVより)
女児向けアニメに詳しければ、映像を見て実在のプリキュアシリーズ第6作『フレッシュプリキュア!』(以下、フレプリ)を連想してしまうことは必至だ。
それもそのはず、元を辿ると『フラプリ』は原作マンガ(忍者と極道)からして『フレプリ』を連想させるという声が、アニメ化の前から寄せられていた。
アニメ『忍者と極道』第1話だけではなく、今回のスペシャルPVにおいても『フレプリ』の映像を連想させる構図が多く見られるため、X上では「隠す気がなさすぎる」「初めて見る映像なのに見覚えしかない」「スタッフの生首(クビ)が飛ぶ」といった反響があるようだ。

じつはTVアニメ『忍者と極道』を制作しているスタジオディーンは『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』や『魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~』といったプリキュアシリーズにも大きく携わっている。
今回のスペシャルPVの最後にはスタッフクレジットが記載されており、作画監督を務めている芳山優氏も「プリキュアシリーズ」の制作に携わっていることで有名。『ひろがるスカイ!プリキュア』に登場するキュアバタフライの変身バンクなどが担当作の一例だ。
ひろプリ18話
— 芳山優 (@yoshiyama_yuu) June 4, 2023
キュアバタフライの変身と技バンクを担当させて頂きました。
まさかの20周年の節目に
虫の日、虫のプリキュアの変身を描けてとっても嬉しいです。
個人的に変身バンクイメージは
「1986年のマリリン」になります。
ご視聴ありがとうございました🐸 pic.twitter.com/pwEd2ByEve
同じくクレジットで名前を確認できる工藤義智氏や石田敦子氏といったアニメーターも『魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~』の制作に携わっていたため、ある意味では本当にプリキュアシリーズの魂が込められた映像とも言えるだろう。
愛も希望も祈りも幸せも詰まりすぎた危機(ヤバ)いクオリティのため「プリキュアシリーズ」を製作している東映アニメーションに怒られないか心配する声もみられる。
とはいえ『フレプリ』のキャラクターデザインを務めた香川久氏は、TVアニメ『忍者と極道』第1話を鑑賞後、アニメーションで動く『フラプリ』に好意的な感想を寄せているようだ。
忍者と極道1話見ました
— 香川久 Hisashi Kagawa (@DanngoDaisuki) October 7, 2025
フレ…いやフラ⭐︎プリのアブちゃんとヒース様が色付きで動いてて良かったです😁
この時間なら言える…いや感想そこじゃないだろ!🤣


