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小島秀夫監督が「GQ MEN OF THE YEAR 2025」ベスト・クリエイター賞を受賞。『デス・ストランディング』において、ゲームの枠組みを超えた革新的なエンターテインメントの創造が高く評価。その年に圧倒的な活躍を見せた人々を讃えるアワード

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雑誌「GQ JAPAN」を発行するコンデナスト・ジャパンは11月28日、ジャンルを問わずその年に圧倒的な活躍を見せた人々を讃えるアワード「GQ MEN OF THE YEAR 2025」の受賞者を発表し、ゲームクリエイターの小島秀夫氏がベスト・クリエイター賞を受賞した。

日本での開催が今年で20回目を迎える同賞は、記念すべきアニバーサリーイヤーを彩る顔ぶれとして、各分野で著しい功績を残した人物を選出している。

小島秀夫監督が「GQ MEN OF THE YEAR 2025」のベスト・クリエイター賞を受賞『デス・ストランディング』が高評価_001

2025年の受賞者は全8組である。小島氏のほか、アーティストのアイナ・ジ・エンド、プロ車いすテニスプレイヤーの小田凱人選手、アーティストのtimelesz、俳優の高橋文哉さん、建築家の藤本壮介氏、俳優の吉沢亮さん、アーティストのRIP SLYMEが選出された。授賞式とパーティの様子は12月2日に各種公式SNSアカウントにてライブ配信される予定だ。

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今回、ベスト・クリエイター賞を受賞した小島秀夫氏は、コジマプロダクションの代表を務め、ゲームにおけるシネマティックな映像表現とストーリーテリングのパイオニアとして世界的に知られる存在である。

今回の受賞理由には、小島氏が手掛けた『デス・ストランディング』が挙げられている。同作は、ゲーム内でプレイヤー同士が繋がるだけでなく、映画や俳優、監督といった異なる領域をも結びつけることで、既存の概念を超えた新しいエンターテインメントを提示した点が評価された。

なお、12月1日発売の『GQ JAPAN』2026年1・2月合併号は、小島氏を含む全受賞者が表紙を飾る通常版として登場する。あわせて、timeleszが表紙の1月号増刊、吉沢亮さんが表紙の2月号増刊もあわせて展開。誌面では各受賞者のロングインタビューや、同誌ならではの撮り下ろし写真が掲載される予定である。


以下、プレスリリースの全文を掲載しています


2025 年、記念すべき開催 20 回目を彩るスターが集結!
「GQ MEN OF THE YEAR 2025/20th Anniversary」
12 月 2 日(火)19 時より授賞式&パーティの様子を生中継!

アイナ・ジ・エンドさん(アーティスト)、小田凱人さん(プロ車いすテニスプレイヤー)、小島秀夫さん(ゲームクリエイター)、timeleszさん(アーティスト)、高橋文哉さん(俳優)、藤本壮介さん(建築家)、吉沢亮さん(俳優)、 RIP SLYMEさん(アーティスト)が受賞※50 音順

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『GQ JAPAN』(コンデナスト・ジャパン発行)は、ジャンルを問わずその年に圧倒的な活躍を見せた人々を讃えるアワード

「GQ MEN OF THE YEAR」を毎年開催しており、日本での開催は今年で 20 回目を迎えます。記念すべきアニバーサリーイヤーを彩る受賞者は、アイナ・ジ・エンドさん(アーティスト)、小田凱人さん(プロ車いすテニスプレイヤー)、小島秀夫さん(ゲームクリエイター)、timelesz さん(アーティスト)、高橋文哉さん(俳優)、藤本壮介さん(建築家)、吉沢亮さん(俳優)、RIP SLYME さん(アーティスト)の 8 組に決定しました。※50 音順

開催 20 回目を祝して「GQ MEN OF THE YEAR 2025/20th Anniversary」と題し、授賞式&パーティを 2025 年 12 月 2 日(火)19:00 より開催します。受賞者たちが一堂に会する華やかなイベントの様子は、『GQ JAPAN』公式 TikTok、X、 YouTube アカウントにてライブ配信いたします。18:30 頃より TikTok 限定で授賞式&パーティ直前の様子もライブ配信する予定です。(※一部受賞者は当日来場しない可能性があります。)

また、本日より「GQ MEN OF THE YEAR 2025」特設サイトhttps://www.gqjapan.jp/moty)において、受賞者やイベントの模様などの最新情報を順次掲載いたします。さらに、『GQ JAPAN』公式 SNS アカウントにて、「GQ MEN OF THE YEAR 2025」を特集した『GQ JAPAN』2026 年 1・2 月合併号の撮影の様子や、各受賞者の喜びのコメントなどを順次公開する予定です。

アイナ・ジ・エンドさん(アーティスト)| ブレイクスルー・アーティスト賞

小島秀夫監督が「GQ MEN OF THE YEAR 2025」のベスト・クリエイター賞を受賞『デス・ストランディング』が高評価_004

〈プロフィール〉
1994 年 12 月 27 日生まれ、大阪府出身。2015 年から 2023 年まで“楽器を持たないパンクバンド”BiSH のメンバーとして活躍。2021 年に 1st ソロアルバム『THE END』を発表し、本格的にソロ活動を開始。2023 年に映画『キリエのうた』で映画初主演。2024 年 9 月に東京・日本武道館で単独公演「ENDROLL」を成功させた。
〈受賞理由〉
BiSH 解散後、ソロアーティストとして飛躍を遂げたアイナ・ジ・エンドさん。アニメ『ダンダダン』の主題歌「革命道中 – On The Way」が全世界で大ヒットし、その唯一無二の声と表現力が国内外で高く評価されている。自らの感情を全身で歌い上げる姿が、多くの人の心を震わせている。

小田凱人さん(プロ車いすテニスプレイヤー)| ベスト・アスリート賞

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〈プロフィール〉
2006 年生まれ、愛知県出身。9 歳の時に左股関節に骨肉腫を発症。10 歳で車いすテニスを始める。2023 年の全仏オープンでグランドスラム初制覇。その後、全英、全豪、全米で優勝。2024 年のパリ・パラリンピック優勝と合わせて、史上最年少で生涯ゴールデンスラムを達成した。
〈受賞理由〉
全米オープン車いすテニス男子シングルスで優勝して 4 大大会を制覇。昨年のパラリンピックの優勝を合わせた”生涯ゴールデンスラム”を、史上最年少 19 歳 3 カ月であっさりと達成してしまった。ベスト・アスリート賞の授賞は、満場一致で決定だ。

小島秀夫さん(ゲームクリエイター)| ベスト・クリエイター賞

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〈プロフィール〉
1963 年生まれ、東京都出身。ゲームクリエイター、コジマプロダクション代表。ゲームにおけるシネマティックな映像表現とストーリーテリングのパイオニアとして知られ、世界的に高い評価を得ている。2020 年、これまでのビデオゲームや映像メディアへの貢献を讃えられ、BAFTA フェローシップ賞を受賞。ゲームや映画などのジャンルを超えたエンターテインメントへも創作領域を広げている。
〈受賞理由〉
小島秀夫監督が手掛けた『DEATH STRANDING』は、ゲーム内でプレイヤー同士が繋がり、ゲームと映画が繋がり、監督自身が繋いだ俳優や監督が出演するなど、ゲームという概念を超えた新しいエンタメ。次作以降も私達の想像を凌駕する革新的な作品を開発中で、その鋭い感性に圧倒される。

timelesz さん(アーティスト)| ブレイクスルー・ポップ・アイコン賞

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〈プロフィール〉
2011 年 11 月に 5 人組アイドルグループ「Sexy Zone」としてデビュー。2024 年 4 月に「timelesz」に改名し、佐藤勝利、菊池風磨、松島聡の 3 人で活動。2025 年 2 月に新メンバーオーディション番組「timelesz project -AUDITION-」を通して、寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝の 5 人が加入。同月 8 人組の新体制でシングル「Rock thisParty」を配信リリースした。
〈受賞理由〉
社会現象にもなった新メンバーオーディション番組「timelesz project -AUDITION-」で5人のメンバーを迎え、再び歩みだした timelesz。個性あふれるメンバーと確かなグループとしての結束力で躍進し、年末年始には初ドームツアーも決定。いままさに日本のポップシーンに新風が吹き込んでいる。

高橋文哉さん(俳優)| ブレイクスルー・アクター賞

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〈プロフィール〉
2001 年生まれ、埼玉県出身。2019 年『仮面ライダーゼロワン』で主演に抜擢される。2024年には映画『交換ウソ日記』で日本アカデミー賞新人俳優賞、2025 年にはエランドール賞新人賞を受賞。近作はドラマ『フェルマーの料理』『伝説の頭翔』『あんぱん』、映画『ブルーピリオド』『あの人が消えた』『少年と犬』『夏の砂の上』など。2026 年には『クスノキの番人』(声の出演)、『SAKAMOTO DAYS』が公開予定。
〈受賞理由〉
NHK 連続テレビ小説『あんぱん』で辛島健太郎を演じた高橋文哉さん。穏やかで素朴なケンちゃんは、日本の朝を明るくしてくれた。博多弁での演技や主演映画の公開、ドラマのプロデュースを手掛けるなど、多岐にわたる活躍で、表現者として覚醒していく高橋さんから目が離せない。

藤本壮介さん(建築家)| ベスト・アーキテクト賞

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〈プロフィール〉
1971 年生まれ、北海道出身。東京大学工学部建築学科を卒業後、2000 年に藤本壮介建築設計事務所を設立。2014 年フランス・モンペリエ国際設計競技最優秀賞(ラルブル・ブラン)に続き、2015、2017、2018 年にもヨーロッパ各国の国際設計競技にて最優秀賞を受賞。国内では、2025 年日本国際博覧会の会場デザインプロデューサーに就任。2024 年には「(仮称)国際センター駅北地区複合施設基本設計業務委託」の基本設計者に特定された。
〈受賞理由〉
大阪・関西万博の会場デザインプロデューサー、大屋根リングの設計で、多文化的な“人の集まり”を象徴する場を見事に創り上げた。特に大屋根リングは、圧倒的スケールながらも周囲と調和する心地よい空間で、今年最大のシンボル建築と言っても過言ではないはずだ。

吉沢亮さん(俳優)| ベスト・アクター賞

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〈プロフィール〉
1994 年生まれ。2009 年デビュー。2018 年の映画『リバーズ・エッジ』で第 42 回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、2019 年の映画『キングダム』で第 43 回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞などを受賞。2021 年には NHK 大河ドラマ『青天を衝け』に主演した。2026 年 7 月には、柿澤勇人と W キャストで主演を務めるミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』が開幕する。
〈受賞理由〉
映画『国宝』で稀代の女形・立花喜久雄を演じた吉沢亮さん。1 年半かけて磨き上げた歌舞伎の所作や踊りに息を呑み、その圧倒的な表現力に多くの観客が涙した。堕ちた喜久雄が乱れ踊るシーンは、狂おしいほど美しく、日本映画史に刻まれる名場面になった。

RIP SLYME さん(アーティスト)| アチーブメント・アーティスト賞

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〈プロフィール〉
1994 年結成。2001 年に「STEPPER’S DELIGHT」でメジャーデビュー。斬新なビートと個性豊かな MC 陣のマイクリレーによる独自のヒップホップスタイルで、日本のヒップホップシーンを切り拓いた。2nd アルバム『TOKYO CLASSIC』はミリオンヒットを記録し、5 万人規模の野外ライブを成功させた。活動休止やメンバー脱退を経て、2025 年 4 月から 1 年間限定でオリジナルメンバー5 人で活動中。
〈受賞理由〉
来年 3 月でデビュー25 周年を迎える RIP SLYME が、1年間に期間を絞り 8 年ぶりにオリジナルメンバー5 人で再集結した。洒脱なトラックとユーモア溢れるスタイルで、日本のヒップホップシーンを切り開いてきた彼らは、今なお多くのアーティストに影響を与え続ける存在だ。

また、12 月 1 日(月)発売の『GQ JAPAN』2026 年 1・2 月合併号には、「GQ MEN OF THE YEAR 2025」受賞者が表紙に登場し、3 バージョンでお届けします。

小島秀夫監督が「GQ MEN OF THE YEAR 2025」のベスト・クリエイター賞を受賞『デス・ストランディング』が高評価_012

【通常版】
『GQ JAPAN』2026 年 1 月&2 月合併号
Photographed by TATSUNARI KAWAZU/YUKI KUMAGAI/TOKI/YUSUKE ABE/TARO MIZUTANI/GO TANABE/SHINSUKE KOJIMA/DAIGO NAGAO
©2025 Condé Nast Japan. All rights reserved.

小島秀夫監督が「GQ MEN OF THE YEAR 2025」のベスト・クリエイター賞を受賞『デス・ストランディング』が高評価_013

【1 月号増刊特別表紙版】『GQ JAPAN』2026 年 1 月&2 月合併号 Photographed by TOKI
©2025 Condé Nast Japan. All rights reserved.

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【2 月号増刊特別表紙版】
『GQ JAPAN』2026 年 1 月&2 月合併号 Photographed by TARO MIZUTANI
©2025 Condé Nast Japan. All rights reserved.

通常版の表紙には「GQ MEN OF THE YEAR 2025」の全受賞者が登場。1 月号増刊特別表紙版ではブレイクスルー・ポップ・アイコン賞を受賞した timelesz さん、2 月号増刊特別表紙版にはベスト・アクター賞を受賞した吉沢亮さんにフォーカスしたバージョンで展開します。中面には全受賞者のロングインタビューのほか、『GQ JAPAN』でしか見ることができない、スペシャルな撮り下ろし写真を掲載します。
さらに、2026 年 1 月 30 日(金)発売の『GQ JAPAN』3 月号では、「GQ MEN OF THE YEAR 2025/20th Anniversary」イベント当日のレポートをお届け。華やかな 1 日の様子を写真とともに紹介する予定です。

【GQ JAPAN】
『GQ』は、男性のファッション、スタイル、カルチャーを牽引するグローバルメディアのトップブランドです。受賞歴のあるジャーナリズム、写真、デザインを基盤に、現代の男性像をめぐる対話をリードし、雑誌、デジタル、動画、ソーシャルメディアを通じて幅広いオーディエンスに届けています。『GQ』はコンデナストのブランドとして
「GQ Men of the Year」や「GQ Global Creativity Awards」などを通じ、創造性を称え、変化を受け入れ、カルチャーを形作る瞬間を生み出しています。

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ライター
物心ついたころからFFとドラクエと共に育ち、The Elder Scrolls IV: オブリビオンで洋ゲーの沼にハマる。 ゲームのやりすぎでセミより長い地下生活を送っていたが、最近社会にリスポーンした。 ローグライクTCG「Slay the Spire」の有志翻訳者。
Twitter:@Gre_zzz

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