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『リーグ・オブ・レジェンド』に「WASD操作」が12月3日より登場。ランク戦およびノーマルドラフトを除くすべてのマッチメイキングモードで使用可能に。安全性や公平性、バグの有無などを確認した上で、将来的なランク戦への導入を検討

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ライアットゲームズは、『リーグ・オブ・レジェンド』の最新情報を伝える開発者動画「Dev Update」を12月2日に公開し、プレイヤーキャラクターの移動操作をキーボードのキーで行う「WASD操作」を、12月3日にリリースされるパッチ25.24より正式に実装することを発表した。

これは従来のマウスによるポイント&クリック操作に代わる新たな操作方式として導入されるもの。ランク戦およびノーマルドラフトを除くすべてのマッチメイキングモードでWASD操作が利用可能となる。

開発チームによると、この機能は単なる初心者向けのオプションに留まらず、どのスキル帯のプレイヤーでも実用可能な操作方式を目指して開発されたものである。現段階ではドラフトモードやランク戦には導入されず、まずは安全性や公平性、バグの有無などを確認した上で、将来的なランク戦への導入時期を検討していく方針とのこと。

WASD操作の仕様に関しては、数ヶ月にわたるPBE(パブリックベータ環境)でのテストを経て、ミニオン周辺や壁沿いでの移動、カメラ挙動など多岐にわたる改善が施された。

『リーグ・オブ・レジェンド』に「WASD操作」が12月3日のパッチ25.24より登場_001
(画像はPBEゲーム内より)

具体的には、マウスホイールを押し込むことでカメラを自由に動かせる「前方偵察」モードが追加され、ダイナミック固定カメラを使用中でも他レーンの状況確認や索敵が容易になっている。

また、斜め移動の操作性を向上させるアクセシビリティ設定や、WASD専用のオートアタックシステムも実装されており、習熟すれば従来の操作と同等のダメージ効率が出せるよう調整されているという。

同動画および公式サイトでは、WASD操作の導入以外にも2026年シーズンに向けた大規模なアップデート情報が公開されている。中でも大きな変更点として、独自のオブジェクトとして登場していた「アタカン」および関連要素の削除が挙げられる。これに伴い、バロンナッシャーの出現タイミングは再び試合開始後20分に戻ることとなる。

そのほか、来シーズンのテーマが「デマーシア」になることや、試合開始時間の短縮、各ロールに専用のクエストが発生する「ロールクエスト」の導入など、多岐にわたる変更が予定されている。これらの詳細な仕様や数値については、公式サイトのニュース記事および12月3日に公開されるパッチノートを確認されたい。

ライター
物心ついたころからFFとドラクエと共に育ち、The Elder Scrolls IV: オブリビオンで洋ゲーの沼にハマる。 ゲームのやりすぎでセミより長い地下生活を送っていたが、最近社会にリスポーンした。 ローグライクTCG「Slay the Spire」の有志翻訳者。
Twitter:@Gre_zzz

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