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静岡県・掛川市が『新クトゥルフ神話TRPG』の架空都市「七伏市」と“姉妹都市提携”を締結。トークイベントやオリジナルシナリオ「掛川城からの呼び声」体験セッションを予定

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2月14日、静岡県掛川市と『新クトゥルフ神話TRPG』のシナリオブランド「七伏市奇譚」に登場する架空都市「七伏市」が姉妹都市提携を締結する。

リアルの自治体とフィクションの都市が正式に“姉妹都市”となる異例の取り組みで、TRPGを活用した関係人口の創出と「TRPG先進都市」としての都市ブランド形成を目指すプロジェクトの一環だ。

締結式は2月14日14時より、大日本報徳社 大講堂(掛川市)にて開催される。掛川市が主催し、KADOKAWAおよびスタジオ・アーカムが協力、あらまほしが企画・運営を担当する。

当日は、掛川市長および七伏市長代理による締結書への署名やスピーチを行う姉妹都市提携締結式のほか、『新クトゥルフ神話TRPG』の体験セッション「掛川城からの呼び声」を実施。

キーパーはスタジオ・アーカムの内山靖二郎氏が務め、地元の若者がプレイヤーとして参加する。本イベントのために書き下ろされたオリジナルシナリオとなる。その後、「TRPGとまちづくりはどう響き合うか?」をテーマに、体験セッション登壇者や掛川市副市長らによるトークセッションも予定されている。

今回提携の対象となる「七伏市奇譚」は、KADOKAWAが展開する『新クトゥルフ神話TRPG』のショート×ショート型シナリオブランド。どこかにある都市「七伏市(ナナフセシ)」を舞台に、仕事や学校終わりの21時からでも遊べることをコンセプトに、プレイ時間約2時間程度の短編シナリオを中心に展開している。

史実や現実世界を舞台としつつ、クトゥルフ神話存在たちの影が潜む都市を描き、初心者でも遊びやすい構成と、多彩なクリエイター陣による物語性の高さが特徴だ。

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(画像はKADOKAWA「七伏市奇譚」より)

今後は、掛川市内を巡るまち歩きゲームの制作やコラボグッズの開発なども検討し、継続的な関係人口の創出と地域活性化を推進していくという。

掛川市は静岡県西部、東京と大阪のほぼ中間に位置し、東海道と塩の道が交差する交通の要衝として栄えてきた街だ。日本初の木造復元天守で知られる掛川城をはじめ、高天神城や横須賀城といった城郭遺跡が現存し、幾多の争奪戦が繰り広げられた歴史の深さと、現代の静穏な茶園風景が同居する独特の空気をまとっている。

市街地の利便性と、一歩踏み込めば広がる山々や海という「ほどよく田舎、ほどよく都会」なロケーションについても、公式サイトでは特徴のひとつとして紹介されている。現代日本を舞台にしたシティシナリオとの親和性も示しているという。

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(画像は『新クトゥルフ神話TRPG』公式サイトより)

古い伝承が残る史跡や人気のない夜の茶畑、歴史ある木造建築など、想像力を刺激する要素が街の至る所に点在している。

市では2022年より怪異物語創作コンテスト「掛川百鬼紀行」にTRPG部門を設立するなど、「掛川TRPG先進都市化計画」を推進している。

ライター
ゲームの好きなところは、誰でも主人公になれるという公平さ。 子供の頃よりも現実に直面する場面が増えたからこそ、束の間にゲームをする。 お気に入りのゲームは『UNDERTALE』

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