Valveは2月12日(現地時間)、PCゲーム配信プラットフォーム「Steam」のベータクライアントに向けた最新アップデートを配信した。今回の更新では、ユーザーレビュー機能の拡張やパフォーマンスデータ収集機能の追加、各種不具合の修正などが実施されている。
一般項目では、ゲームのストアページに投稿・更新するSteamユーザーレビューにおいて、プレイ環境のハードウェアスペックを添付できるオプションが追加された。これにより、レビュー内容とあわせて使用環境を共有できるようになる。

また、匿名のフレームレートデータを提供する機能も新たに実装された。機能を有効化すると、Steamはゲームプレイ中のフレームレート情報を収集するが、データはSteamアカウントとは紐付けられず、使用しているハードウェア種別のみが識別情報として保存されるという。
Valveは、このデータをゲームの互換性向上やSteam全体の改善に役立てるとしており、現時点ではSteamOS搭載デバイスを中心としたベータ機能として提供されている。

「Steam Families」では、デスクトップ、Steam Deck、モバイルデバイスにおける設定画面のレイアウトおよびナビゲーションが改善された。ストリーミング機能に関しては、配信終了後もダウンロード速度制限が継続してしまう場合がある問題を修正している。
Linux環境では、オフラインモード使用時にライブラリが非常に大きいユーザーの環境で、Proton対応タイトルが「現在のプラットフォームでは無効」と表示される不具合が修正された。

さらにSteam Deckでは、Deck Verified評価に対するフィードバック送信時の仕様が変更された。評価に同意しない場合、その理由を尋ねる形式となり、理由の入力は任意となっている。
なお、本アップデートはSteamベータクライアント向けに配信中。今後の正式版での展開にも関心が集まりそうだ。
