Googleは2月19日、より複雑なタスクの処理に特化した最新の大規模言語モデル「Gemini 3.1 Pro」の提供を開始したと発表した。
本モデルは従来シリーズから推論能力が大幅に強化されており、単純な回答では解決が難しい複雑な課題への対応力が底上げされている。データの統合や難解なトピックの視覚化、テキストからのアニメーション生成など、幅広い用途で活用できる。

具体的な性能評価として、過去の学習データにない未知の問題をその場で解く能力を測るベンチマーク「ARC-AGI-2」において、77.1%のスコアを記録した。これは前モデルであるGemini 3 Proの推論パフォーマンスと比較して2倍以上となる数値であり、問題解決の基盤としての能力が向上していることを示している。
(動画はGoogle公式サイトより)
新たな機能の代表例であるアニメーション生成では、テキストプロンプトからWebサイトでそのまま利用可能なSVG形式のコードを直接出力できる。このアニメーションはピクセルではなくコードで構築されるため、どのようなサイズに拡大・縮小しても画質が劣化せず、従来の動画ファイルと比較してデータサイズを極めて小さく抑えることができるのが特徴だ。
Gemini 3.1 Proは現在、プレビュー版として各サービスで提供されている。一般消費者向けにはGeminiアプリ内で提供され、Google AI ProおよびUltraプランのユーザーは利用上限が引き上げられる。また、NotebookLMでもProおよびUltraプランのユーザー限定で利用可能だ。
