5月2日、人気のスマホ向けRPG『Fate/Grand Order』(以下、FGO)に英霊(サーヴァント)「ジョン・ラックランド(アヴェンジャー)」が追加された。最高レア度のSSR(★5)のキャラクターとして登場し、5月16日までピックアップ召喚が実施される予定だ。声優は、山崎岳彦さんと小市眞琴さんが担当している。
「ジョン・ラックランド」は『Fate/strange Fake』(以下、Fake)と『FGO』とのコラボレーションイベントである「剽滅十字前線 アンティオキア」ならびに「偽典共鳴幻想 スノーフィールド」にて登場。無数の兵士を従える“黒獅子”として、プレイヤーたちを追い詰めた。


本企画は、アニメ版『Fake』と『FGO』とのコラボイベントだ。『FGO』の主人公(名前変更可能)はかつて攻略したはずの特異点に召喚され、キャスター「ジル・ド・レェ」の悪友であるという「プレラーティ」に唆されながらも正気を保った人々を救い続けていた。
世界を破滅に追い込まんとする“黒獅子”と対峙するのは、獅子心王「リチャード1世」だ。プレイヤーは彼やヒッポリュテと協力しながら戦場を駆けるが、プレラーティの企みにより突如としてアメリカの「スノーフィールド」に酷似する場所へと飛ばされてしまう。
英国王室の公式サイトによると、史実のジョン・ラックランドは12世紀から13世紀にかけて在位したイングランドの王とされていた人物だ。
プランタジネット朝の初代国王ヘンリー2世の末子として生まれた彼は、兄たちと異なり父から領地を与えられなかったため「Lackland(ラックランド=欠地王)」という不名誉なあだ名で呼ばれることとなった。
『FGO』のゲーム内でジョンと敵対することになるリチャード1世(獅子心王)は、彼の実の兄にあたる。史実におけるジョンは、兄リチャード1世が第3回十字軍の遠征に出向いている最中や帰国途中に捕虜となっていた期間を利用して、王位を奪おうと反乱を企てていたことで知られている。
(画像は「Fate/strange Fake × Fate/Grand Orderコラボレーションイベント「偽典共鳴幻想 スノーフィールド」CM Web ver.」の映像より)
リチャードの死後にイングランド王に即位したジョンだが、フランス王フィリップ2世との戦いに敗れて大陸の領土(ノルマンディーなど)を喪失。さらにローマ教皇から破門されたほか、重税に怒った国内の貴族たちの反乱を招き、歴史的に有名な「マグナ・カルタ(大憲章)」を強制的に承認させられた。
結果的にジョンは「君主も法の支配下にある」という原則を初めて明文化した文書を承認した。後のイギリスにおける憲法や国民の自由の基盤を築くきっかけを作ったことから、イギリス史上でも評価が分かれることが多い人物である。
なお、『FGO』とは、TYPE-MOONが手がける大人気シリーズ『Fate』の世界設定をベースにしたスマートフォン向けのRPGだ。2015年のサービス開始以来、国内外で熱狂的な人気を誇っている。
プレイヤーは人類の未来を守る「マスター」となり、神話や歴史上の英雄たちが具現化した「英霊(サーヴァント)」たちを使役し、人類滅亡の原因となっている時間軸の乱れ「特異点」などを修復するための戦いへと身を投じていく。
『FGO』はiOSとAndroidに対応し、基本無料で配信中だ。

