12月16日に開催された「ジャンプフェスタ2024」より『ハイキュー!!』ステージイベントのオフィシャルレポートが到着した。
高校バレーボールを題材したスポーツ漫画『ハイキュー!!』。「小さな巨人」に憧れて烏野高校バレーボール部に入学した日向翔陽が、仲間やライバルとともに切磋琢磨しながら「頂の景色」を目指して奮闘する姿が描かれている。
4期にわたるアニメ化を果たし、2020年7月に8年半の連載に堂々の幕をおろした同作。
10周年を迎えた2022年8月には、映画『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』の制作を発表。2024年2月16日より全国公開される本劇場版では、劇場版第1部として原作でも屈指の人気を誇るエピソード「烏野高校VS音駒高校」が描かれる。
12月16日に開催された「ジャンプフェスタ2024」の『ハイキュー!!』ステージイベントでは、日向翔陽役の村瀬歩さん、影山飛雄役の石川界人さん、孤爪研磨役の梶裕貴さん、黒尾鉄朗役の中村悠一さんが登壇。本劇場版に関するトークやクイズコーナーが繰り広げられた。
中村さんは今回のアフレコに関して「合宿のような一体感が生まれた。あの時だからこそ生まれたシーンもあって、久々に良い経験をさせてもらえた」と語った。また梶さんは本劇場版での注目ポイントとして研磨の「目つき」をチョイス。「研磨の人間味あふれる真剣な表情は必見」とコメントした。
レポート全文は以下、プレスリリースより。
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集英社「週刊少年ジャンプ」に2012年2月から連載が開始され、バレーボールに懸ける高校生たちの熱い青春ドラマが人気を博したスポーツ漫画の金字塔、古舘春一による『ハイキュー‼』。2020年7月にて8年半にわたる連載が完結し、コミックス全45巻の累計発行部数は6000万部を突破。2014年からは、毎日放送・TBS系列にてテレビアニメが放送され、2020年12月までに、シリーズ第4期『ハイキュー‼ TO THE TOP』まで制作。昨年2022年8月13日に劇場版FINALシリーズの製作が発表されてからもその人気はさらに過熱し、今なおムーブメントを起こし続けています。
そして、劇場版第1部として原作の中でも最も人気のあるエピソードの一つ「烏野高校VS音駒高校」を描く、『劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦』が、2024年2月16日(金)に公開されることが発表されました。心待ちにしていたファンからは、「これは熱すぎる!」「因縁の対決、最高の試合に期待」「音駒戦はまじで感動モノの話だから劇場版で見られるのは本当に楽しみ」「絶対に泣く自信がある」と、既に多くの声が寄せられ大盛り上がりとなっています!
そして本日12月16日(土)に、本作にて日向翔陽を演じる村瀬歩、影山飛雄を演じる石川界人、孤爪研磨を演じる梶裕貴、黒尾鉄朗を演じる中村悠一によるステージイベントが「ジャンプフェスタ2024」にて開催されました!超豪華キャスト4名が集結する夢のステージでは、観客も一体となって楽しめる本作ならではのコーナーの実施や、『劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦』にまつわるここでしか聞けない貴重なトークまでを余すことなくたっぷりとお届けし、熱気溢れるステージとなりました。
ファン待望となる続編の劇場公開が発表されてから、特報映像や新たなビジュアルの解禁の度に大きな盛り上がりの波を見せている『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』。今回のジャンフェス2024では、黒尾鉄朗が所属するバレーボール協会が導入した応援グッズ・ジャンフェスリングという光る腕輪が配られ、ステージや選手たちに声援を届けられるという観客参加型の特別仕様!会場に集まった「ハイキュー!!」ファンたちによる熱気もすさまじく、大人になった孤爪研磨と黒尾鉄朗が登場する“YouTubeチャンネル風の前説映像”が流れ始めるやいなや、観客のボルテージは急上昇!
そしていよいよ出演キャストの村瀬歩、石川界人、梶裕貴、中村悠一が各キャラクターの作中名セリフと共に登場!最高潮に達した会場の熱気を受け、村瀬、石川がそれぞれ「よろしくおねがいしゃーッス!!」と日向と影山を彷彿とさせる挨拶をすると、会場には黄色い歓声が鳴り響いた。中村が「ゴミ捨て場へようこそ!」とコメントすると、会場が笑いの渦に巻き込まれる一場面も。最後に、劇場版の監督を務めている満仲勧監督が本作の主役だと語る、孤爪研磨を演じる梶裕貴が「今日はようやく映画についてお話できる機会。一緒に盛り上がっていきましょう!よろしくおねがいしゃーッス!」と研磨らしからぬ熱のこもったコメントを贈った。
バレーボールの試合に倣って第一セットと称し最初に行われた企画は、冒頭で説明のあったジャンフェスリングと連動して行う「ARバレー」。ARで画面からバレーボールが打ち込まれ、オーバーハンドパス、つまり万歳ポーズでボールをつなぐと、来場者が着用しているジャンフェスリングが光を放つという演出で、観客は息を合わせて体を動かすなど大いに盛り上がりを見せ、早くも会場が一体となった。
続く第二セットではそれぞれが「最強コンビ」を演じる二組の出演者たちによるクイズ&トークコーナー。キャラが最強なら声優陣それぞれも最強コンビに違いない!と、キャストの絆を確かめるためそれぞれのコンビに劇場版にまつわるクイズが出題された。アフレコを終えてから初めての公の場の本イベント。先攻・音駒コンビの第一問は「音駒・孤爪研磨役の梶が、アフレコで最も苦労したシーンはどこでしょう?」という問題に、本人である梶と、中村が回答。二人が一斉に答えを書いたフリップを裏返すと、中村は、試合のシーンを挙げた。「気持ちは前のめりだが、研磨というキャラクターを演じるうえでは感情を抑えながら演じなければいけなかったところが難しかったのではないか」と推測。気になる梶本人の回答も「試合のシーン」とシンプルな答え。研磨の目線でコートの中にいるような体験ができるシーンは、息を入れ続けるのが難しかったけれど注目してほしいシーンだと語った。熱い思いが一致したということで、問題は大正解!
その後、アフレコで苦労したエピソードを聞かれると、中村は、長時間にも及ぶアフレコを振り返り、「合宿のような一体感が生まれた。疲れ切った我々役者陣とキャラクターがリンクし、烏野・音駒関係なく一体感が生まれたと思う。あの時だからこそ生まれたシーンもあって、久々に良い経験をさせてもらえた」と語った。続いて石川は、「ハイキューならではなのですが、メンバーが多い中での試合中のマイクワークが大変で、同時にとても懐かしく、楽しかった」と振り返った。村瀬は、研磨と初めて出会ったシーンを録りなおしたことを挙げ、周囲の人々の後押しのおかげで自信が生まれたが、9年振りに当時の声を出すのは難しかった、と話した。
続いて第二問は後攻・烏野チーム。「今回の劇場版で、烏野・日向翔陽役の村瀬歩が一番気に入っているセリフは何でしょう?」という質問に、村瀬と石川が回答。石川が「今回日向はたくさんの名言を言っている」と頭を抱えながらも、村瀬の答えは一同納得の「点を獲るのに近道はない。」をチョイス。石川の回答は意外な「スパイクの息」。ゴミ捨て場の決戦は、日向の今までの試合との気合の入り方が全然違ったので、(村瀬が)アドリブにも力を入れているように感じ、あえてここを選んだと答えた。村瀬の回答とつながる部分があるということで、こちらの問題もとりあえず正解!
その後、中村は事前にメモしてきたという「ツッキー最近のバレーはどうだい?」を挙げた。掛け合いならではの熱のこもった月島蛍役の内山昂輝の演技がとてもよかったと、原作の展開とリンクするような役者同士の交流も垣間見えた。梶は深くは言えないと前置きをしつつも、研磨が「バレーボール楽しいな」と感じたところの表情と黒尾との幼少期に注目をしてほしいと語り、石川は「Aパスいらねぇっすよ!」という「王様」と呼ばれた影山が、チームメイトとの信頼関係の構築を感じさせるセリフを挙げた。キャラクターそれぞれの成長を感じられるセリフの数々に、ファン大満足の結果となった。
最終問題は烏野チーム、音駒チーム合同で「このシーンは見逃さないで!」と思うシーンをそれぞれピックアップ。中村は劇場版において貴重な日常シーンを挙げ、「アニメ版では未だ描かれたことのなかった音駒メンバーたちの日常にも注目してほしい」と語った。梶は研磨の「目つき」をチョイス。今まで見たことのないような研磨の人間味あふれる真剣な表情は必見と回答。石川は別日に行われた応援シーンのアフレコに参加したという裏話を明かし、音駒・烏野両校による応援団の歌や、応援シーンの音響周りにも制作陣のこだわりが詰め込まれていると語った。村瀬は、サーブの強さを筆のタッチを変えて表現するなど、アニメーションにするにあたっての満仲監督によるアイディアの豊富さと表現の巧みさを挙げた。
最終の第三セットでは、劇場版の初出し情報が大解禁!最新予告が解禁されるとの発表に会場のファンたちは期待に胸を膨らませるが、最新予告は「伊達の鉄壁」ならぬ「ジャンフェスの鉄壁」に守られすぐには見られない状態…。先ほど練習したARバレーの成果を見せる時が!会場、そしてオンライン配信でイベントの様子を見ている全国津々浦々のファンとも一緒に「ジャンフェスの鉄壁」を打ち砕くべくキャスト一同が観客を煽っていく。応援の甲斐あって鉄壁は砕かれ、ついに最新予告映像が公開!今日一番の歓声が沸き上がった。そして予告内で『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』の主題歌が、これまでも数々のハイキュー!!作品を担当してきたSPYAIRの書き下ろし楽曲「オレンジ」であることが明らかに。1期のオープニングで「イマジネーション」、2期のオープニングの「アイム・ア・ビリーバー」、そして4期エンディング「One Day」と今まで3度も楽曲を担当してきたハイキュー!!シリーズおなじみのSPYAIRを迎え、最強の布陣となった劇場版ハイキュー!!。さらに、SPYAIRからのメッセージVTRも公開され、「バレーボールの根幹である『繋ぐ』のように、我々SPYAIRの楽曲も前作品から未来に向かって繋がれていくような作品となっています!」という熱のこもったコメントを送った。
続けて原作者、古舘春一先生による描きおろしビジュアルが大公開!この描き下ろしビジュアルは入場者特典として配られる豪華小冊子「ハイキュー!!33.5巻」の表紙を飾るほか、このビジュアルを用いたムビチケ型前売り券の発売が決定したこともあわせて発表された。
さらに、丸ごと一冊『ハイキュー!!』づくしの本、「ハイキュー!!Magazine」の発売決定情報の解禁では、日向と影山の『現在(いま)』の姿が注目の描き下ろしカバーのデザインも初公開。この「ハイキュー!!Magazine」には古舘先生監修による選手たちの『現在(いま)』に迫るインタビューなどの特集記事を掲載する他、特別付録やスピンオフマンガ、ショーセツバン!!も収録される。加えて「劇団ハイキュー!!」より今年8月に上演した須賀健太演出の旗揚げ公演のU-NEXT豪華特典付き購入作品が本日12月16日から販売開始となることも発表された。
そして様々な情報が公開された第3セットの締めくくりには、古舘春一先生より届いたメッセージイラストが紹介された。冬の装いの日向と影山からの「カゼ引くなよー!」のメッセージが入ったイラストにはファンも興奮を抑えきれない様子。
イベントの最後には登壇キャストがそれぞれに、本作への熱い気持ちをアピール。石川が「本日公開された予告を何度も見て気持ちを高め、何度も劇場に足を運んでほしい」、梶が「予告を見ていただければ、どれだけ制作陣の気合が入っているかがわかると思う。公開を楽しみにしてほしい」、中村が「鉄朗役の中村です。多くは語りません!来年劇場でお会いしましょう!」、ラストには村瀬が「アフレコも終わり、今プロダクションI.Gさんが一生懸命頑張ってくれていると感じました。2月16日、ぜひ劇場へ足を運んでください!」と想いを語ると、会場はこの日一番の大きな拍手に包まれた。ここで第3セットまで続いた本日のイベントは終了の時間に。ラストは村瀬の音頭で会場一体となり、本作でおなじみとなっている「おつかれしたっ!!!」と終了の挨拶で、大盛り上がりのステージは幕を閉じた。
劇場版ハイキュー‼作品概要
◆タイトル: 『劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦』
◆原作: 「ハイキュー‼」古舘春一(集英社 ジャンプ コミックス刊)
◆監督・脚本: 満仲勧
◆キャスト: 村瀬 歩 石川界人 日野 聡 入野自由 林 勇
細谷佳正 岡本信彦 内山昂輝 斉藤壮馬 増田俊樹
名塚佳織 諸星すみれ 神谷浩史 江川央生
梶 裕貴 中村悠一 立花慎之介 石井マーク ほか
◆公開: 2024年2月16日(金)全国公開
◆アニメーション制作: Production I.G
◆配給:東宝
◆コピーライト:©2024「ハイキュー‼」製作委員会 ©古舘春一/集英社
【ムビチケ発売情報】
・映画館:ムビチケカード型前売券
税込価格(一般):1,500円
販売時期:2024年1月19日(金)より
※上映劇場にてお買い求め下さい
・メイジャー:ムビチケカード型前売券
税込価格(一般):1,500円+送料
販売時期:2024年1月19日(金)より
・ファミリーマート:オリジナルグッズ付ムビチケカード型前売券
販売価格:3,500円
予約時期:2023年12月22日(金)より
セット内容:オリジナルスマホリップ×1個、ムビチケカード型前売券(一般)×1枚
・アニメイト:オリジナルグッズ付ムビチケカード型前売券
販売価格:2,600円
事前予約時期:2023年12月22日(金)より
販売時期:2024年1月19日(金)より
セット内容:A3サイズマイクロファイバークロス×1枚、ムビチケカード型前売券(一般)×1枚
※各ムビチケカード型前売券の詳細は、公式HP(https://haikyu.jp/movie/movie-ticket/)にて
ご確認ください、
TVアニメ『ハイキュー!!』作品情報
◆TVシリーズ 各動画配信サービスにて配信中!
◆Blu-ray&DVD 発売中!
【原作コミックス情報】
累計発行部数6,000万部超え!
『ハイキュー!!』 全45巻 好評発売中!
原作: 古舘春一 集英社 ジャンプ コミックス刊
◆公式サイト:https://haikyu.jp/
◆公式Twitter:@animehaikyu_com