技術力が高すぎて「大手企業がバックにいるのでは?」と噂されていたVTuber集団、実は『ドラクエX』『ニーア』のスクエニ齊藤Pによるバーチャルアイドルグループだった──「GEMS COMPANY」珠根うた含む各メンバー総まとめ

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 2018年現在、一時期猛威を振るったアイドル戦国時代は落ち着きを見せている。
 アイドルグループの解散や結成による絶対数の増減はあるものの、現在のアイドルという形がひとつの文化として定着し、メジャーシーンとインディーシーンそれぞれ、今後も消えることなく続いていくであろうと感じ取ることができる。

 そんな中、新たにゲームメーカーがアイドルシーンに一石を投じることが明らかになった。スクウェア・エニックスの「GEMS COMPANY」だ。

スクエニ発のアイドルグループはVチューバー

 「GEMS COMPANY」のメンバーたちはVチューバ―のような活動をしており、まずは「珠根うた」というキャラクターが、今年の春頃からYouTubeで配信を開始。カラオケやゲーム実況などにも挑戦し、トークこそ一般的な女の子の生配信同様ながら、3Dモデルや映像演出のクオリティの高さから、Vチューバ―界隈で密かに話題となっていた。

 リアルタイムでトークをしつつ、そのトークと連動して画面内のキャラも動き、さらに視聴者のリアルなコメントに女の子が反応するなど、従来の二次元キャラでは叶えることができなかったやりとりを可能にしている点は、他のVチューバ―と引けを取らない。

 この女の子たち、活動当初から“誰が運営しているのか”については一切明言してこなかったが、そのクオリティの高さからファンの間では「大手企業がバックにいるのでは?」と噂されていた。実は、水面下でスクウェア・エニックスによって企画・プロデュースされていたのだ。

(画像は【スクエニ新PJ】齊藤Pのゲームではないナニカをお披露目する放送。 – 2018/08/18(土) 20:00開始 – ニコニコ生放送より)

 8月18日に行われた発表会では、そのことがネタばらしされた。
 発表会前はスクウェア・エニックスの齊藤陽介氏が「何らかの発表をする」とだけ情報が発信されていたが、フタを開けてみると、生配信をしていた11人の女の子たちが「GEMS COMPANY」というグループを結成して活動していくという発表だったワケだ。このグループは『ドラゴンクエストX』『ニーア オートマタ』のプロデューサーを務める齊藤陽介氏がプロデュースしていくそうだが、ゲームのプロデューサーがアイドルグループをどのようにプロデュースするのか、非常に楽しみである。

(画像はディアステージ公式サイトより)

 なお、所属事務所は多くのアイドルを輩出してきたディアステージになる。ディアステージといえば、昨年でんぱ組.incに、ぺろりん先生こと鹿目凛や虹のコンキスタドールの根本凪が加入したことで多くのアイドルファンが驚かされたが、ソロアイドルの寺嶋由芙を含め、現在のアイドルシーンで活躍している多くのアイドルたちが所属している芸能プロダクションである。

個性的な11人の女の子たち。箱推し、単押し、DD、キミはどれでいく?

 それでは早速、「GEMS COMPANY」のメンバー、11人を見ていこう。

◆珠根うた(タマネ ウタ)

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 配信での素朴なトークが可愛く、黒髪清純枠のグループセンタータイプといった女の子だ。「そい!」が口癖だそうで、現在人気急上昇中の「まねきケチャ」の松下玲緒菜や「乃木坂46」の齋藤飛鳥を彷彿とさせる美少女なので、この子がアイドルファンに「見つかる」のも時間の問題だと思われる。

 

◆星菜日向夏(ホシナ ヒナカ)

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 アイドルグループにひとりは必要なロリ系ツインテール枠。配信での騒がしいマシンガントークを聞いていると、この子ひとりで場を明るくするパワーを持っていそうだ。“元気でズボラ”だという性格がそのままトークに現れている。「モーニング娘。’18」の生田衣梨奈のように、語尾に「~けん」を使う九州出身キャラな点に萌えてしまうのではないだろうか。

 

◆奈日抽ねね(ナニヌ ネネ)

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 「モールス信号がわかる」という特異な特技が気になってしまう女の子だが、ほかは至って普通の女の子。愛媛の方言でしゃべりまくるゆるふわなトークも魅力的だ。配信では「モールス信号で一緒にしゃべりましょう!」とアピールしているので、この子の推しになるためはモールス信号を覚えるのが必須になりそうだ。

 

◆有栖川レイカ(アリスガワ レイカ)

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 配信ではゆっくり色っぽくしゃべるトークが独特の眼鏡お姉さんキャラ。通称“童貞を殺すセーター”を着て配信に登場するなど、フェロモン系セクシーアイドル枠の女の子……いや、女性と称したい。「Maison book girl」の和田輪や「BiSH」のハシヤスメ・アツコとも違う、新しいメガネキャラという立ち位置を確立しそうな女性だ。

 

◆音羽雫(オトワ シズク)

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 有栖川レイカ同様、この子も眼鏡キャラなのだが、こちらはゆるゆるなトークに癒されてしまうおっとり天然系キャラ。ギターの弾き語りが好きで、学生時代には軽音部にも所属。好きなバンドが「SHISHAMO」に「ポルカドットスティングレイ」と、邦ロック大好き女子なようだ。バンドじゃないもん!の望月みゆや甘夏ゆずのように、ライブで楽器演奏の披露も期待したい。

 

◆城乃柚希(シロノ ユズキ)

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 スポーツとアイドルとお笑いが好きな活発女子。自分のことを「ゆずきちゃん」とちゃん付けで呼ぶ変わったところと、深夜ラジオが好きだというラジオっ娘なところに注目だ。この子の推しになったら趣味にラジオを聴くことを追加しなければいけない。

 

◆水科葵(ミズシナ アオイ)

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 アイドルグループに欠かせない黒髪ボブ枠担当で、空白が目立つプロフィールなどから確実に思い出してしまうのは「ゆるめるモ!」のあのちゃんである。それでいて大阪弁でしゃべるトークのギャップがたまらない。いずれは現センターの珠根うたを食ってしまう「GEMS COMPANY」のダークホース的存在になるかもしれない。

 

◆長谷みこと(ハセ ミコト)

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 現在ディアステージに所属している「マジメなアイドル」こと寺嶋由芙のような、外見としゃべり方から上品さとマジメさがにじみ出ているお嬢様キャラ。配信では徹底してお嬢様キャラを演じているものの、たまに出る素の部分も好感を呼ぶ。今後も“黒みこと”な部分をたくさんさらけ出してほしいものだ。

 

◆赤羽ユキノ(アカバ ユキノ)

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 外見もしゃべり方もさばさばしたボーイッシュキャラ。元「モーニング娘。’17」の工藤遥や、「GANG PARADE」のカミヤサキのように、グループに必ずいるわけではないものの、女性ファン層を集める重要なキャラになりそう。「GEMS COMPANY」の女性ファン層拡大は彼女が鍵を握っているのは間違いない。そして好きなゲームが『クーロンズゲート』って……この子、いろいろな意味でヤバいだろ!

 

◆一文字マヤ(イチモンジ マヤ)

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 これからキャバクラに出勤するのだろうか、と思ってしまうくらい派手なギャル系キャラ。彼女を見て元「モーニング娘。」の田中れいなを思い出すアイドルファンも多そうだ。特技は英語。通訳の仕事もしているようで英語がペラペラ。配信でも英語使用率が高い。黄色が好きで部屋も服もやたら黄色だらけである。担当カラーが黄色になるのは間違いなさそうだ。

 

◆花菱撫子(ハナビシ ナデシコ)

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 11人の中で最後に配信を始めた子だ。ふわふわな髪型に花の髪飾りが付いたヘアバンドが似合う、女子大生。自分探しの真っ最中だそうなので、アイドル活動がぴったりハマりそうな気がする女の子だ。アイドルとしての成長を追っていくのが楽しみになりそうな子である。

Twitterの活動も要チェック! 3次元なのにリアルの写真を多数投下

 彼女たちは動画配信のほかにTwitterでも活動をしている。「GEMS COMPANY」のメンバーどうしで絡んだり、ファンへの返信をしたりと、Twitterでは距離感が近い今どきのアイドルらしさを感じることができる。

 面白いのは、彼女たちはバーチャルな存在ではあるが、アップされている写真がリアル世界のものだということだ。食べ物やイベントなどに遊びに行ったときの写真は、まるで彼女たちが現実世界に存在しているかような感覚を味わわせてくれる。

 また、イベントと言えば何人かのメンバーが“リアル脱出ゲーム×ドラゴンクエスト”に参加したことを報告しているのは、今から考えるとスクエニプロデュースアイドルであることの「匂わせ」だったのかもしれない。

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