背筋氏によるホラー小説『近畿地方のある場所について』『穢れた聖地巡礼について』2作品のKindle版が、いずれも50%のポイント還元セールを実施している。どちらも価格は1401円で、約半額分にあたる699円分がポイントとして還元される。
『近畿地方のある場所について』は背筋氏の1作目となる小説作品で、もともとはKADOKAWAのWeb小説サイト「カクヨム」にて連載されていたもの。まるで本当にあった出来事を誰かが書いているようなモキュメンタリー風の物語が話題を呼び、同サイト上では現在までに累計2000万PVを得ている人気作だ。
また昨年末には『ノロイ』『サユリ』などで知られる白石晃士監督によって映画化されることも決定。こちらは2025年の公開予定で制作が進められているという。
続く2作目の『穢れた聖地巡礼について』は、前作に比べればはっきりとしたストーリーのある物語となっているが、不気味な噂が少しずつ重なっていくという作風は変わらない。今回のセール対象にはなっていないが、3作目の『口に関するアンケート』も現在販売中だ。
なお、現在AmazonのKindleストアでは、背筋氏と同じくカクヨム出身の寝舟はやせ氏(『入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください』)や真島文吉氏(『右園死児報告』)などの書籍もセール中。同時代のホラー小説に興味があれば、あわせて調べてみることをおすすめする。