Cocoro Software 株式会社は、オリジナル魔法を作ってダンジョンを攻略するゲーム『Spell Fragments』の開発を進めている。
すでにSteamストアページも開設されており、2月6日よりクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にてクラファンを実施中。期間は4月26日までとなっており、現時点で目標金額の約380%を超える注目プロジェクトとなっている。
『Spell Fragments』は、ローグライク要素とユニークな魔法構築システムを持つ三人称視点のシューター。プレイヤーは偉大な魔法使いとなり、かつての力を取り戻すべく、無数の敵と財宝が待ち受けるダンジョンに挑んでいく。
本作の最大の特徴として、“自分オリジナルの魔法”が構築できるゲームシステムがある。作中では、魔法の発動条件となる「トリガー」、魔法本体の効果となる「スペル」、魔法の性能を変化させる「オプション」の3種類の「呪文の欠片」を5×5のグリッド内で自由に組み合わせ、自分だけの魔法を作ることができる。
たとえば、火の魔法に「標的を追尾する効果」や「範囲を拡大」、「他の魔法を繋げる」といった効果を付与できる。また、攻撃魔法のほかにも「ジャンプした時」を発動条件とし、「物理的なキューブを発生させる」効果を発動させて空中に足場を作ったり、HPが30%以下になった時を発動条件に「回復魔法を発生させる」魔法を自動発動させたりするなど、創造力次第で魔法の可能性は無限大となる。
また、本作はハック&スラッシュ形式のアイテム収集システムが搭載されており、敵を倒すことで魔法を構築するために必要な「呪文の欠片」や装備を手に入れることができる。なお、手に入れたアイテムの一部は次回以降に持ち越し可能だ。
さらに本作は最大4人でのオンラインマルチにも対応予定。自分が作った渾身の魔法を持ち寄って仲間と一緒にダンジョン攻略を楽しむことができる。なお、進行度の異なるプレイヤー同士でも一緒にプレイ可能なシステムとなっている。
そして、本作は現在クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にてクラファンを実施中だ。クラファンでは、リターン品として「ゲーム本編のSteamキー」や「ゲームのアルファ版」をはじめ、「デジタルアートブック」や「クレジットへの名前記載」、なかには「ゲームに自分が考えたスペルを登場させる権利」までさまざまなものが用意されている。
クラファンは現在支援者数が400人を突破し、目標金額も380%を突破。また、リターン品である「ゲームのアルファ版」は、順次アップデートを重ねており、いち早く最新ビルドのゲームに触れることができるという。
なおアルファ版の制限事項について、公式サイトにて詳細な方針が公開されている。アルファ版の動画・配信に際してのものとなっているので、本作を遊ぶ際には一度ご確認していただきたい。
『Spell Fragments』は現在も鋭意開発中だ。本作は4月26日まで、さまざまなリターン品を受け取ることができるクラファンも実施中となっている。