現地時間3月28日から30日にかけてアメリカで開催された格闘ゲームイベント「Texas Showdown」にて、なんと“柴犬”を背負って『鉄拳8』の大会に参加するプレイヤーが登場し話題となっている。
そのプレイヤーは、Jamie “IGottaJet” Drake氏。試合中、背中から顔を出す愛犬“Kintaro”がずっと彼の試合を見守っていたようだ。海外メディアDexertoが公式Xアカウント上に投稿した映像は多くの反響があり「新キャラクターには柴犬が参戦か」「柴犬バフはチートすぎる」など多くのコメントで賑わっていた。
A Tekken player came to a tournament with his dog strapped to his back
— Dexerto (@Dexerto) March 29, 2025
Cutest Tekken coach ever pic.twitter.com/HUBN57EdJJ
「Texas Showdown」は2000年に設立された格闘ゲームトーナメントで、アメリカ内で最も古いトーナメントのひとつ。もともとテキサス州のコミュニティとその周辺の州の人々を対象としていたが、今や国中の人々が楽しめるイベントに成長している。
格闘ゲームにおいては、たびたびコーチングについての話題が取り上げられてきた。バンダイナムコが定めている「鉄拳ワールドツアー2025公式ルール」内でも細かくルールが定められており、セットの途中などでプレイヤーにコーチをすることは許可されていない。また5月に開催を予定する「EVO Japan 2025」でも同様のルールが定められている。
しかし、Jet氏はおそらく『鉄拳8』で最もかわいいコーチ・Kintaroとともに壇上へ上がり試合中にコーチング(?)を受けていたようだ。Jet氏は『鉄拳8』でも同じく愛犬が登場するキャラ「リロイ」を使い、プレイングでも会場の注目の的となっていた。なおJet氏はセットを勝つたびにKintaroにごちそうを贈呈し、彼の優秀なコーチングに対してのご褒美を与えていた。
You're telling us you haven't done it already?! #TXS25
— TEXAS SHOWDOWN (@Texas_Showdown) March 30, 2025
📸 : (@solidxpanda ) https://t.co/nyeSJOH3qr pic.twitter.com/yjlVPoClCQ
さらにこの投稿には『鉄拳』シリーズのプロデューサー・原田勝弘氏も自身の公式Xアカウント上で反応。原田氏は「ゲーム内のカスタマイズ項目に追加しておきます……。」と柴犬による“コーチング動画”にコメントを寄せている。
この原田氏のコメントを受けて、「Texas Showdown」公式Xアカウントは「『鉄拳8』の追加キャラクターはKintaroと発表!?」と冗談交じりの投稿を掲載していた。今後のJet氏および彼のコーチKintaroの活躍にも注目だ。
Coaching by Shiba Inu!
— Katsuhiro Harada (@Harada_TEKKEN) March 30, 2025
I'll add it to the customization items in the game….. https://t.co/DcvvNDZMnn
Did @Harada_TEKKEN just announce the newest addition to @TEKKEN 8 Season 2!?! #TXS25 #Tekken8@Ashwxtthama
— TEXAS SHOWDOWN (@Texas_Showdown) March 30, 2025
🐶: Kintaro
📷:(@saywharadio) https://t.co/v8FsCEtSEZ pic.twitter.com/i8vuVZxN3m