いま読まれている記事

対人ゲーに疲れた心に、これは効く……。最大4人協力型パズルアクション『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話。『ラビッツ』とのコラボイベントも実施中

article-thumbnail-250602c

電ファミの読者はマルチプレイ専用のゲームと聞いて、どのような作品を真っ先にイメージしますか?

FPS、対戦格闘、バトロワ、MOBA、MMORPG、色々あるけど、それらの多くは頑張った先の達成感を重視しているでしょう。その面白さはよ~~~く分かるし、筆者もそれにドハマリして人生を踏み外し、右往左往の廃人ゲーミング生活の末、今こうやって電ファミで記事を書いてるような人間です。

でも、そういった本気を強いるゲームって、長時間プレイする必要があったり、疲れちゃったり、人間関係がギスギスしちゃったりすることも珍しくないです。「そもそも娯楽で必要以上に頑張ったり疲れたりしたくないよ」と我に返ってもおかしくないし、それが嫌でマルチプレイ向けゲームそのものを敬遠している人は、実は結構いるんじゃないかなと。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_001

まさにそんな人に触れてもらいたいのが、今回紹介する『ポッピュコム』です。

ポッピュコムはマルチプレイ専用のゲームだけど、ギスギスさは全然ありません。
次々と待ち受けるギミックは程よい難度で、なんとなくのノリで攻略できるし、どちらかというとプレイ感覚は”脳トレ”に近いかも。

それでいて協力プレイ要素がたっぷりとあり、プレイ後は思わず顔を合わせてニッコリしてしまうような、ポップな見た目の割に珍しいゲームです。

プレイを振り返って「こういうゲームが増えるといいな」と素直に感じた本作の魅力を、これから紹介しましょう。

文/kawasaki

※この記事は『ポッピュコム』の魅力をもっと知ってもらいたいGRYPH FRONTIERさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。


色にちなんだギミックに協力プレイで挑む

『ポッピュコム』は、この記事を掲載した本日(6月2日)正式サービスを迎えたばかりの、マルチプレイ専用のパズルアクションゲーム。色にちなんださまざまなギミックに、プレイヤーキャラの能力を使って挑むというゲーム内容です。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_002

ゲームの開始直後から使える基本ショットは、プレイヤーキャラと同じ色の弾を発射し、これでギミックを攻略していきます。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_003

たとえば上の場面では、黄色のプレイヤーキャラがショットを命中させれば、スイッチが作動して先に進めるといった具合です。『スプラトゥーン』のように敵や床を直接狙って戦うゲームではないので、そこは誤解しないでください。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_004

このようなボス敵に挑むときは、球体と同じ色のショットを命中させて、その結果3個以上に連なれば、(『ぷよぷよ』のように)連鎖して弾け飛ぶといった具合です。

また、各プレイヤーキャラは、ワンボタンで2種類の色に切り替えられます。
基本的に各ギミックは同じ色でないと反応しないため、適宜チェンジする必要があるわけです。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_005

さらに、マルチプレイで一緒に遊ぶ他のプレイヤーは、それぞれ色が違うという部分が、このゲームを劇的に面白くしています。それによって、ギミックを攻略するには協力プレイが必須となっているんです。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_006

互い違いにショットを撃つことで先に進めたり。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_007

連鎖で消えないように色を変えながら、ショットで足場を作ったり。
このような局面が次から次へと訪れます。

4種類のユニークな特殊能力を使いこなそう

ステージを進めると、プレイヤーキャラは基本ショットのほか、さまざまな特殊能力を使えるようになります。もちろん、これらの能力を使い分けつつギミックに対応する必要があります。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_008

【1】くうにゃん隊長
空中をふわふわと浮遊する飛行機を呼び出し、これをUFOキャッチャーのように動かして、オブジェクトを掴んで移動させたり落としたりできます。
上の画像も見てほしいのですが、飛行機のコックピットに鎮座している猫ちゃんが「くうにゃん隊長」です。このゲームの世界観を端的に表していると思います。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_009

【2】バリアロボ
前方に四角いバリアを展開させます。それにより、敵からの攻撃を防いだり、レーザービームを発するギミックから身を守ったりできます。また、バリアを頭上に掲げることもでき、このときは他のプレイヤーキャラが乗って歩くこともできます。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_010

【3】ばくれつ丸
小さな爆弾に変身し、爆発を起こせるようになります。同じ色のギミックが密集しているような状況では、この爆発で一掃させられます。また球体になることで、ゴロゴロと転がりながら、狭い場所へも入り込めます。ちなみに、爆発しても死にはしないので安心してください。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_011

【4】カイリキボー
強力な腕でオブジェクトを持ち上げ、遠くまで投げ飛ばせるようになります。また、任意のオブジェクトをターゲットして、その場所にワープして位置を入れ替えるといった芸当もできます。投げたオブジェクトを空中でキャッチするなど、単体でも多彩な活用法がある特殊能力です。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_012

ノーヒントでも分かるけど、協力プレイで遂行するのはもどかしさも。でも、それが楽しい!

各ステージではギミックが次から次へと登場しますが、これといったヒントは与えられません。
でも、深く考える必要はまったくありません。とりあえず、同じ色のショットや特殊能力を使って、その結果何が起こるのかを見れば、なんとなく攻略の糸口が見えてくるでしょう。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_013

しかし実際のゲームプレイでは、たとえ攻略法が閃いても、1人ではクリアできません。一緒にプレイする仲間とタイミングを合わせてアクションを行ったり、それに加えて色をチェンジしたりと、意思疎通を行ったうえでの協力プレイが求められます。
これを遂行するときは程々の”もどかしさ”があり、それを乗り越えてクリアしたときの達成感のバランスが、とても心地いいんですよ。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_014

長い板を、2人の「くうにゃん隊長」で一緒に持ち上げて、簡易的な橋渡しを行ったり。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_015

カイリキボーで空中に投げたオブジェクトを、仲間のプレイヤーがキャッチして、そこへワープしたり。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_016

今回のゲームプレイ時はボイスチャットも使いましたが、程々のチームプレイが求められることもあってか、異様なほど盛り上がりました。
もしリアルで隣にいたら、思わず「イェ~~~イ!!」と言いながらハイタッチをしたくなるような場面が次々と訪れたんですよ。近年のオンラインゲームではあまり味わえなかった感覚でした。

ちなみに、たとえボイチャがなくても、スタンプ機能が充実しているので意思疎通は十分にできます。少しハードルは上がりますが、それすらギミックを攻略したときの快感のためのエッセンスになっていると感じました。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_017

協力プレイの醍醐味を誰でも手軽に味わえる

ライトゲーマー向けの設定も盛り沢山で、それこそ、普段ゲームを遊ばないような人でも楽しめそうです。
たとえば仲間を誤射したときは、頭上にハートマークが浮かび上がり、これを回収することで回復ができます。そのほかにも、エイムアシスト機能や、仲間へのダメージのON/OFF、さらには敵からのダメージの無効すらオプションで設定可能です。設定次第ではギミックのみに専念できるでしょう。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_018

今回遊んだのは2人プレイ用の「ストーリーモード」でしたが、それとは別に、3~4人向けの「パーティーモード」も用意されています。パーティーモードは人数が多いだけに、ギミックを攻略するだけではなく、よりハチャメチャなゲーム展開にも期待できそうです。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_019

そのポップなグラフィックスから低年齢層向けと思うかもしれませんが、実は大人でも楽しめる良質なゲームです。たとえば『It Takes Two』のような協力プレイが好きな人には、無条件でオススメできます。

また、本腰を入れることを強いる近年のマルチプレイ用のゲームに疲れた人にも、ぜひ触れてもらいたい一作です。買い切り型のゲームで価格も安いので、Steamのギフト機能で友達に贈って、仲を深めるのにも役立ちそうです。
個人的には、もし今後Nintendo Switch版がリリースされれば、「おすそわけ通信」の鉄板ゲームとして定着しそうで、こちらにも期待したいですね。

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_020

『ポッピュコム』は、その見た目とは裏腹に、協力プレイの面白さを誰でも楽しめる、シンプルかつ程よいパズルアクションゲームです。本日(6月2日)に正式サービスを迎えたばかりで、詳しくは以下に記載していますが、『ラビッツ』とのコラボイベントも行われています。

「マルチプレイ専用だし、いきなり購入するのはちょっと……」と身構えてしまう人もいるかもしれませんが、本作はライブ配信でも相当盛り上がりそうなので、とりあえずは、お気に入りのストリーマーやVtuberなどをチェックしてみるのも良いでしょう。
興味を持ったら、ぜひ遊んでみてください。


■『ポッピュコム』X『ラビッツ』コラボ情報
コラボイベント期間中は、イベント限定スキン&アイテムがセットになった有料DLC「ラビッツ ファッションパック」をご購入いただけます。

▼ラビッツ ファッションパック内容
【髪型】ラビバーティー、ラビ探検隊
【メイン武器着せ替え】ラビバスター
【サブ武器着せ替え】ラビベーダー
【入場演出】ラビッツ探査船

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_021

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_022

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_023

『ポッピュコム』を仲間と遊んで、“ギスギスしない協力プレイ”の楽しさに目覚めた話_024

※ゲーム内で上記2種類のいずれかの「髪型」にすると、自動で「入場演出」が変更されます。
※有料の服装コンテンツは、対応するDLCを購入されたア力ウントでのみ使用できます。
※開発中のバージョンを取材しているため、本稿に掲載している情報は今後修正される場合があります

編集者
元4Gamer。『Diablo』 『Ultima Online』 『EverQuest』 『FF11』 『AION』等々の、黎明期のオンラインRPGにおける熱狂やコミュニティ、そこから生まれたさまざまな文化は今も忘れられません。

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ