星海社は、奈須きのこ氏と武内崇氏による小説『空の境界 未来福音』と、TYPE-MOONの軌跡を振り返る教養書『TYPE-MOONの軌跡』の半額セールを実施している。
本セールは「祝★15周年! 星々のように輝く才能たちがここにある。星海社COMICS特集」フェアの一環として、7月20日まで開催されている。
『空の境界 未来福音』は、奈須氏と武内氏が手がける伝奇小説シリーズ『空の境界』からサイドストーリーや後日談を収録した外伝小説。2013年にアニメ映画としても公開され、興行収入1.7億円を記録した。
本作では“未来視”の力を持つ少女「瀬尾静音」と、同じ力を持つ爆弾魔「倉密メルカ」が登場し、倉密を追っていた主人公「両儀式」や、静音との会話に興じていた青年「黒桐幹也」をも巻き込んで物語が展開されていく。
また、作中では“モノを捻じ曲げる”能力を持つ少女「浅上藤乃」と式による戦いの前後に起きた出来事や、絵本作家となった男「瓶倉光溜」の姿を描く未来の話も描かれている。

もうひとつの書籍『TYPE-MOONの軌跡』では、文芸批評家・小説家の坂上秋成氏による各作品の批評・解説と、関係者への取材・インタビューに基づいたエピソードが紹介されている。
TYPE-MOONが完全監修した本書籍では、奈須氏と武内氏の友情から、いかにして“TYPE-MOONユニバース”と呼べる規模まで拡大したのかを学べるようだ。
