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『ウマ娘』海外版、“キタサンブラック”サポカ登場でお祭り騒ぎ。Steamの最大同接数が「8万7000人」を超える。海外トレーナーも魔法のカード(クレジット)を展開したり、謎の儀式を執り行ったりの大盛り上がり

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株式会社Cygamesより開発・運営されている育成シミュレーションゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』(以下、ウマ娘)海外版について、Steamの最大同時接続者数が「8万7000人」を突破した。この記録はSteamの非公式データベース「SteamDB」のもの。

本作は6月26日より英語版がSteam、iOS、Androidにてリリースされており、これにより本作を初めて遊ぶ英語圏のユーザーも多くなっている。このプレイヤー数の増加は、現地時間7月16日に実装された新育成ウマ娘と新サポートカード登場によるものとみられる。

『ウマ娘』は、実在する競走馬の魂と名前を受け継いだ「ウマ娘」と呼ばれるキャラクターたちが、レースでの勝利を目指して日々切磋琢磨する姿を描いたメディアミックス作品。2021年よりモバイル・PC向けにゲームが展開されており、2025年1月には累計2200万DLを突破している。

本作は6月26日にSteam版がリリースされているほか、北米・ヨーロッパ向けの英語版もiOS、Androidにて配信されている。なお、日本からだとアクセス不可となっているが海外向けSteamストアページも存在しており、Steamレビュー約1万4000件のうち94%が好評の「非常に好評」を獲得している。

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(画像は『Umamusume: Pretty Derby』Steamストアページより)

英語版リリース以降、本作は海外からも注目を集め続けており、海外掲示板Redditでもゲームの攻略方法からウマ娘たちについてなどさまざまな議論が連日交わされている。

そして今回、現地時間7月16日に登場した新衣装の「トウカイテイオー」と「メジロマックイーン」、サポートカード「キタサンブラック」と「サトノダイヤモンド」によってプレイヤー数が急上昇。Steamの非公式データベース「SteamDB」によると、最大同時接続数は「8万7000人」を突破、さらに数を伸ばし続けている状況だ。

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(画像は『Umamusume: Pretty Derby』SteamDBより)

『ウマ娘』海外版公式Xアカウントを見てみると、今回実装された2人の育成ウマ娘および2つのサポートカードはいずれも多数の反応があった。ただ特段「キタサンブラック」のサポートカード登場が多くの反響を呼んでいるようで、リプライ数もほか3つの投稿に比べて文字通りケタが違う。

注目を集めているウマ娘・キタサンブラックは、お祭りが大好きでいつも元気で明るい人情派のウマ娘。困っている人を見れば助け、悩んでいる人には話を聞き、たくさんの人に慕われる優しい子だが、たまにべらんめぇ口調が飛びだすという特徴を持つ。2023年に放送したアニメシーズン3では主人公を務めるほか、同時実装の「サトノダイヤモンド」とは幼馴染で大親友だ。

史実では、演歌歌手・北島三郎氏が所有したことでも知られている競走馬であり、2015年から2017年まで出走し、レースにおいて国際的に最高の格付け「G1」を7度も優勝した名馬だ。

今回登場したキタサンブラックのサポートカードは、「スピード」タイプの性能を持つSSRのサポートカードだ。スピードはどの脚質にも必要ステータスであるほか、本カードは得意トレーニング率が他カードと比べてとても高いという特徴を持つ。

海外版はリリース初期の環境ということもあり、日本版ほどサポートカードの編成の幅は広くない。そのため入手できれば非常に強力な育成サポートとなる。その単純な強さにくわえ、アニメ版でも主人公を務めたこともあってか、海外でもキタサンブラックのサポートカード実装に大盛り上がりを見せていた。

Xでは「kitasan black」が海外トレンド入りするほか、詳しく見てみると、溜めていたジュエルを放出する方や魔法のカード(クレジットカード)を展開する方、なんとしても手に入れるために怪しい儀式を執り行う方などさまざまなプレイヤーがいるようだ。

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(画像はXのトレンドより)

また、この“お祭り騒ぎ”はSteamの売り上げランキングを見ても明らかだ。Steamチャートの売上上位を確認してみると、記事執筆時点でアメリカをはじめ、イギリスやイタリア、カナダ、シンガポールなどの国で1位を獲得している。ほかにも多数の国で上位3~5以内にランクインしており、背景のバナーも『ウマ娘』仕様に変更されていた。

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(画像はSteamチャート売上上位(アメリカ)より)

今回のキタサンブラックをはじめ、作中に登場するハルウララやゴールドシップ、サクラバクシンオーなど日本の名馬が『ウマ娘』というコンテンツにを中心に注目を集めている。こうした流れから、引退馬に生牧草を贈ることができる「生牧草バンク」を海外ユーザーが利用するといった流れも多く発生しているようだ。

ライター
気になったゲームは古今問わず遊ばずにはいられない性格。シリーズ物も大好き。 中学生の時に東方Projectに触れてからゲーム音楽へ目覚め、アトリエシリーズと出会い覚醒。普段聴く音楽が9割ゲーム関連となってしまった。 幅広いジャンルのゲームを遊びながら、まだ見ぬゲーム音楽との出会いを求めて日夜探求し続けている。

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