7月16日、Nintendo Switch 2に向けて発売を控えている3Dアクションゲーム『ドンキーコング バナンザ』が、海外のレビュー集積サイトmetacriticにてメタスコア平均「91/100」と高水準の点数を記録している。
記事執筆時点で81件のメディアからレビューが寄せられており、すべてが80点以上とポジティブ寄りの意見が多く集まった。また、13件が100点満点、51件が90点以上を記録しており、本作を絶賛する声が後を絶たない。

100点満点をつけた米国の日刊新聞であるWashington Postは、本作の地形の多彩な破壊表現や、土を上下に掘り進むパズル要素、パンチ・アクションを用いて突き進む爽快感を高く評価。パンツやネクタイを付け替えてさまざまな能力を強化・変更できる点も称賛し、「任天堂の技術は“遊び”のためにある」と締めくくった。
おなじく100点満点をつけたEurogamer Portugalは、本作を「任天堂史上もっとも面白いアクションゲーム。子供たちに笑顔をもたらし、大人に対してもビデオゲームへの愛を再燃させる力を持っている」と絶賛。さままざまなオブジェクトを破壊できる演出や、「層」で区切られているステージに用意されたシナリオを高く評価している。
また、Pocket Tacticsは「記事を書いている今も、もう早くプレイしたくてたまらない」と称賛し、「3Dゲームというジャンルを新たな次元へと引き上げた」と語った。黄金のバナナを求めて少女と共に惑星の核を目指すというシンプルながら先が気になるストーリーや、各地層ごとに用意されているパズル要素に注目している。
このパズル要素は大きく3つに分けられるとして、時間制限内で敵の集団と戦うバトルチャレンジ、過去作『ドンキーコング』シリーズのように横スクロールアクションゲームのような画面で遊ぶシーン、プレイヤーの理解度が試されるコースなど。ゲームが進行するればするほど難度も高くなるとコメントしており、やり込み要素として機能しているようだ。
(画像は『ドンキーコング バナンザ』のマイニンテンドーストアページより)
『ドンキーコング バナンザ』は、『ドンキーコング』シリーズの最新作として7月17日に発売される3Dアクションゲームだ。マイニンテンドーストアページによると、キャッチコピーは「さえぎるすべてをブチ壊せ!」となっている。
公式サイトによると、本作の主人公であるドンキーコングは、「黄金のバナナ」を追い求め、インゴス島に訪れる。しかし、突如として大嵐に巻き込まれてしまい、ドンキーは地下深くに飛ばされ特別な歌声をもつ少女ポリーンと出会う。
「とにかくバナナが欲しい」ドンキーと、「地上に帰りたい」と願うポリーンは、「どんな願いも叶う」と言われる星の中心を目指して地下世界を冒険することとなる。
冒険の舞台となる地下世界は、貯水湖、荒野、氷河、原生林、リゾート地など、地下深くに進むごとに多彩なフィールドが待ち受けている。また、ドンキーは敵や壁、地面などの地形を破壊することが可能で、ポリーンの歌声を用いればシマウマやダチョウなどさまざまな形態に変身し、水上や空を移動することも可能だ。
なお、当サイトでは本作の先行プレイレビューが公開されているので、より内容が気になった方はぜひこちらの記事もあわせて読んでみてほしい。
『ドンキーコング バナンザ』は国内に向けて7月17日に発売される。対応するプラットフォームは、Nintendo Switch 2となっている。