マイクロマガジン社は、原作:伏瀬氏とイラスト: みっつばー氏によるライトノベル『転生したらスライムだった件』について、最終23巻を11月29日に発売すると伝えた。
本発表にあわせて最終巻のカバーイラストが公開されたほか、人気投票の上位11キャラとリムルの描き下ろしイラストを使用した特装版や、番外編「とある休暇の過ごし方」の小説版を同日発売する予定も伝えられている。
◤◢ #転スラ完結 特報(1/3) ◤◢
— GCノベルズ公式@GCN文庫 (@gcnovels) September 22, 2025
『転生したらスライムだった件』
〝転スラ〟原作小説が遂に完結!
◆GCノベルズ11月29日発売◆
『転生したらスライムだった件 23』
最終巻のカバーイラストを解禁! pic.twitter.com/FEslNpMLF6
『転生したらスライムだった件』は、2013年から2015年にかけて「小説家になろう」で連載されていた伏瀬氏のWeb小説を改訂し、2014年から刊行されているライトノベルである。
作中では通り魔に刺され人生を終えたはずのサラリーマン「三上悟(みかみ・さとる)」が異世界でスライムに転生し、いつしかモンスターたちを束ねる“魔王”「リムル」として名を上げていく姿が描かれる。

本作については「月刊少年シリウス」でのコミカライズや児童書、複数のスピンオフ作品が展開されており、2025年7月時点でのシリーズ発行部数は累計5600万部を超える。
また、2018年からはテレビアニメシリーズも展開されており、劇場版の第2弾『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙』が2026年2月27日に公開予定。あわせてテレビシリーズ第4期の制作も決定している。
一方、原作小説の最終23巻と同日に発売される番外編「とある休暇の過ごし方」は、小説の刊行10周年を記念して伏瀬氏が書き下ろした小説だ。
本作もコミカライズ版が第3巻まで展開されており、11月28日に第4巻が発売される予定だ。
