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『バンドリ!』ポピパがRoselia「FIRE BIRD」をカバー⁉ サプライズ演出が激アツだったPoppin’Party新春ライブレポート

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2026年1月3日、メディアミックス作品『BanG Dream!(バンドリ!)』のガールズバンド「Poppin’Party(ポッピンパーティ)」による新春ライブ、Poppin’Party New Year LIVE「Happy BanG Year!!」が開催された。

場所は東京ガーデンシアター。三が日での公演となった今年初のライブでは、「お正月」をテーマにしたステージセットの中、ライブ初披露の楽曲とアンコールを含む全15曲がお披露目。セットリストは、ポピパらしいキャッチーで楽しい楽曲のラインアップとなっていた。

加えて、すごろくや初詣など、お正月感溢れる演出が満載! さらには、Roseliaの代表曲のひとつ「FIRE BIRD」のカバーが、サプライズ的に披露された点も『バンドリ!』ファンにとって、見逃せない瞬間だった。(Roseliaも大好きなので正直、鳥肌が立ちました)

本稿ではそんな2026年初となったライブ公演のレポートをお届けしていく。

『バンドリ!』Poppin'Party新春ライブレポート。サプライズ演出が激アツだった_001

取材・文/そりす
編集/竹中プレジデント
Photo/福岡諒祠(GEKKO)

「書き初め」から始まったポピパらしさ全開のライブ公演!

ホールに響くBGMがフェードインしていき、舞台の幕が開いていく。正月らしく、和装モチーフの衣装で登場したポピパの5人が現れると、場内には一気に晴れやかな空気が広がっていった。

……が、彼女たちが手にしたのは楽器ではなくて、まさかの書き初め。

「モグモグウマウマ」(Gt.&Vo.愛美さん)
「命」(Gt.大塚紗英さん)
「チョココロネよりもポピパ」(Ba.西本りみさん)
「パン制限」(Dr.大橋彩香さん)
「国宝」(Key.伊藤彩沙さん)

メンバーたちが披露した書き初めには、それぞれの個性がにじむ言葉が並ぶ。ファンの笑いを誘うものもあれば、10年という節目の「覚悟」を感じさせるものもあり、本ライブの方向性を象徴する“ポピパらしい導入”である。

そんな中でオープニングを飾った楽曲は「Yes! BanG_Dream!」だ。

発売から10年目を迎える1st Single「Yes! BanG_Dream!」に収録された本楽曲は、2026年の『バンドリ!』のスタートを切るうえで、これ以上ない選曲だ。

伊藤彩沙さんがタンバリン片手にステージを駆け回り、フロアとの一体感を一気に作り上げていく。出だしから会場の熱量は最高潮に達した。

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続く新年の挨拶と抱負を語るMCによると、どうやら愛美さんは「仕事始めがこのライブ」ということらしい。……ポピパの皆さん、新年から本当にお疲れ様です。

2曲目に披露された「What’s the POPIPA!?」では、せり上がるライトの演出と観客の掛け声が心地よくシンクロしていく。また、曲中に正月仕様となったステージ上の鳥居で“初詣”の掛け合いが差し込まれるなど、企画とライブ演奏が自然に溶け合う構成がユニークだ。

3曲目の「開けたらDream!」では、愛美さんがギターから木琴に持ち替えるパフォーマンスを披露。ポップな曲調に合わせて、メンバー全員がカラーボールを客席に投げ込む、“お年玉”のようなサプライズ演出には、客席からも笑顔がこぼれる。

続く「Hello! Wink!」、そして「DOKI DOKI SCARY」では、大橋彩香さんと伊藤彩沙さんのキュートな振り付けが、会場を大いに沸かせていた。

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しかし、6曲目の「前へススメ!」のイントロでは、思わぬチューニングトラブルが発生する一幕も。それでも彼女たちは動揺することなく仕切り直し、曲名そのものと言える“前へ進む”力強い姿勢で歌いきってみせた。

ゲームにおけるポピパのバンドストーリーでは、何が起こるか分からないライブ当日のあらゆる可能性が「ライブは生き物」と表現される。今回のハプニングも、まさしくライブが生き物であることを証明する一幕だったと言えるだろう。

ライブと真摯に向き合うゲーム内のシナリオと、現実のライブが意図せぬ形でリンクしたのは、きっと気のせいではないはず。

2026年の幕開けを告げる熱演!“初披露”を感じさせない完成度のライブで魅せる

7曲目「切ないSandglass」、8曲目「Drive Your Heart」の2曲は待望のライブ初披露となった。いずれも初披露とは思えないほどの力強い演奏と歌唱から、本ライブ公演までに入念な下準備をしてきたことを悟らせる。

後者の「Drive Your Heart」はハイテンポな楽曲でありながら、コール&レスポンスでステージと客席に一体感が生まれている。これには伊藤彩沙さんも「めちゃくちゃライブ映えする」と、リハーサル時の想定を越えた盛り上がりに手応えを感じている様子だった。

その後も「Time Lapse」「Moonlight Walk」と、ポピパの中ではハード目なガールズロックナンバーが続き、ラストスパートにかけて会場のボルテージをさらに引き上げる。

そして、テレビアニメと劇場版で採用されている「キズナミュージック♪」「ぽっぴん’どりーむ!」を披露し、メインプログラムは幕を閉じていく。

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観客のアンコールに応える形でステージに再登場すると、すごろく企画が振り出しに戻ってしまう展開から、再び「Yes! BanG_Dream!」へ。

アンコールの1曲目では、何故かでんでん太鼓を振り回し続けている伊藤彩沙さんと、アバンギャルドなハートのサングラスをかけた大橋彩香さんらが会場の笑いを誘う。

愛美さんのボーカルはより伸びやかに響き、大塚紗英さんと西本りみさんの自由奔放な演奏パフォーマンスもアンコールを盛り上げた。

そして、演奏後のMCでは、Roseliaのボーカル・湊友希那を演じる相羽あいなさんからのビデオメッセージが公開された。Poppin’PartyとRoseliaのSingleが4月29日に同日リリースされること、“およそ5年ぶりの合同ライブ”が控えていることを機に、ある指令がポピパに下される。

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ビデオメッセージの後、ステージは暗転。会場には困惑が広がる。

直後に愛美さんが「FIRE BIRD」を歌い始めると、ホール内に悲鳴にも似た歓声が轟く。Roseliaの楽曲の世界観を崩すことなく、ポピパなりの解釈で「FIRE BIRD」を歌い上げる姿は圧巻のひと言だ。

そして、アンコールの最後を飾った「TARINAI」では、メガホンを用いた特徴的なパフォーマンスも飛び出し、最後まで観客を楽しませてくれた。

締めのMCでは、メンバーそれぞれが今年の意気込みをバンドリーマーたちに宣言。ライブの興奮が冷めやらぬうちに、「Happy BanG Year!!」は幕を閉じていった。

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2026年のスタートを切る形で行われたPoppin’Partyによる本ライブ公演。ポピパらしさ全開となった本ライブの盛り上がり方を見るに、『バンドリ!』というIPの強さを体感せずにはいられなかった。

近年では「MyGO!!!!!」や「Ave Mujica」の登場によって、新たなファン層が着実に拡大している『バンドリ!』プロジェクト。さらに2026年には、「夢限大みゅーたいぷ」のTVアニメ『バンドリ! ゆめ∞みた』の放映も控えている。

『バンドリ!』がこれからどのような歩みを見せていくのか、いちユーザーとしても今後の展開に期待したいところだ。

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©BanG Dream! Project

ライター
塵と埃と霞を食べて生きています。座右の銘は「寝なければ時間は無限」。
編集者
美少女ゲームとアニメが好きです。「課金額は食費以下」が人生の目標。 本サイトではおもにインタビュー記事や特集記事の編集を担当。
Twitter:@takepresident

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