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劇場アニメ『SEKIRO: NO DEFEAT』新たな場面カットと沓名健一監督のオフィシャルインタビューが公開。激しい剣戟とは一線を画す、美しくも切ない世界観が描かれる

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8月27日、劇場アニメ『SEKIRO: NO DEFEAT』より、本作の最新場面カットが解禁された。本作は9月4日より全国劇場にて3週間限定で公開予定の作品。制作スタジオはQzil.la株式会社、製作とプロデュースを株式会社KADOKAWAとアーチ株式会社がそれぞれ担当し、レーティングは[PG12]となる。

『SEKIRO: NO DEFEAT』は、フロムソフトウェアが手がける戦国末期の忍びの戦いを描いたアクションゲーム『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』を原作とする劇場アニメだ。切なくも美しい世界観が全編手描きの2Dアニメーションにて描かれる。

今回解禁されたのは、激しい剣戟のバトルシーンとは一線を画す、物語のもう一つの軸、本作の「美しくも切ない世界観」がうかがえる場面。

回⽣を繰り返すことで不死の⼒を⼿にいれる「⻯胤」の⾎を引く九郎(CV︓佐藤みゆ希)や、不死の契りによりその⼒を授かった狼(CV︓浪川⼤輔)。彼らの寄る辺ない孤独な主従が背負う壮絶な運命を感じさせるカットとなっている。

さらに、今回の場面カットにあわせて、監督・沓名健⼀氏のオフィシャルインタビューも公開された。

<沓名健⼀監督オフィシャルインタビュー全⽂>
――原作を映像化するにあたって、最初にどのようなことを考えましたか︖
原作元に提出する企画書にも書いたのですが、最初にストーリーとビジュアル両⾯にわたるコンセプトとして「切なくて、美しい。」というキーワードを設定しました。原作ゲームをプレイして感じた印象です。物語りとしても切なく美しいし、その世界の描き⽅も切なく美しい、と感じたんです。この最初に感じた印象を最後まで貫徹することが、芯の通った作品にするためには必要だと考えました。

――物語は狼と九郎の主従関係を軸として展開していきますが、監督としてはこの⼆⼈をどんな⼈物と捉え、どのような関係として描こうと考えていたのでしょうか︖
原作資料にもあったのですが、ふたりは孤独な主従です。九郎は年齢の割には⼤⼈びた振る舞いをする少年なので、狼への素直な感情が表出することはあまりありません。また、狼は忍びとして九郎との関係がはじまり、主従関係を超えた⾔動は基本的にしません。しかし、ドラマが進展していくと互いに逸脱する瞬間が少しずつ出てくる。そんなときに、⼆⼈の関係が近くなりすぎないように注意しました。九郎は命を懸けて災いを除こうとし、狼は九郎の命を助けるために苦闘する。お互いを想いあっているが直接的に⾔葉には出さない関係として描くことで、切なくて美しい物語を表現できるのではないかと考えました。

――そういった物語を表現する上で、どういったビジュアルにしようと考えましたか︖
狼をはじめとしたキャラクターたちは、ストレートにしゃべったり感情を表に出したりすりことが少ないです。キャラクターデザインでは、それでも怒りや悲しみと⾔った様々な感情を絵で表現する必要がありました。今作のキャラクターデザインを多くの作品で活躍する岸⽥隆宏さんにお願いしたのですが、岸⽥さんの繊細な絵なら、語らずともその佇まいや表情で感情を表現できると考えました。その上で、⽬元やまつ
⽑などは少⼥マンガ的なアプローチを取り⼊れつつ、全体としては渋みを感じさせる劇画テイストを漂わせるようにお願いしました。

――作品全体のルックに関してはいかがですか︖
キャラクターたちがいる世界を描く美術は、現在のアニメで主流であるデジタルで細部を描き込んだ写実的なものではなく、⾵景の存在感や空気感を、絵画的に情報を取捨選択した「絵」で表現することが⼤切だと考えました。それを実現するためには、紙に絵の具を使って描く従来のアナログの⼿法が最適でした。美術監督をお願いした⾦⼦雄司さんには、作品世界の美しさを絵の具で表現して頂きました。
また、キャラクターの⾊は⿊澤明監督の『乱』の⾊の使い⽅をイメージしていました。江⼾時代以前の⽇本の服装を調べていくと、意外と鮮やかなんですよね。⿊澤の『乱』では、「この⼈は⾚、この⼈は⻘、この⼈は緑」みたいな、わかりやすい⾊使いがストーリーテリングに有効に使われています。その発想を今作に形を変えて持ち込んでいました。アニメでは背景美術に対してキャラクターの⾊がなじむように設計するのが⼀般的です。しかし今回は、なじませないで違和感を出したかった。そのため、⾊彩設計をお願いした佐々⽊梓さんにはプロフェッショナルとしての⽅法論を、⼀度捨ててもらう必要があったんです。そんな話に乗ってくれた佐々⽊さん、本当にありがたかったです。

『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』を原作とする劇場アニメ『SEKIRO: NO DEFEAT』は、9月4日より全国劇場に3週間限定で公開予定だ。

以下、プレスリリースの全文を掲載しています


共に。生きて、死ぬために
9 月 4 日(金)より全国劇場にて 3 週間限定上映
“美しさ”と“切なさ”を軸に掲げた物語の制作秘話——
寄る辺ない主従の世界、孤独と恍惚が滲む場面カットが解禁!
さらに、沓名健一監督オフィシャルインタビューが到着!

株式会社フロム・ソフトウェアが⼿掛ける『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』は、戦国末期の忍びの戦いを描いたアクション・アドベンチャーゲームです。その『SEKIRO』を原作としたアニメ『SEKIRO: NO DEFEAT』が 2026 年 9 ⽉ 4 ⽇(⾦)から全国劇場にて 3 週間限定で上映されます。本作は、全編⼿描きによる 2D アニメーションで、制作スタジオは Qzil.la 株式会社、製作とプロデュースを株
式会社 KADOKAWA とアーチ株式会社がそれぞれ担当しています。レーティングは[PG12]となります。
この度、美しくも切ない世界観が窺える新規場⾯カットが解禁に︕合わせて沓名健⼀監督のオフィシャルインタビューも到着。

美しくも切ない世界で、⽣と死に対峙する九郎と狼──
キャラクターの息遣いまでをも感じる最新カットが⼀挙公開︕

この度、激しい剣戟のバトルシーンとは⼀線を画す、物語のもう⼀つの軸である、美しくも切ない本作の世界観が窺える場⾯カットが解禁に︕回⽣を繰り返すことで不死の⼒を⼿にいれる「⻯胤」の⾎を引く九郎(CV︓佐藤みゆ希)と、不死の契りによりその⼒を授かった狼(CV︓浪川⼤輔)。解禁されたカットには美しく荘厳な⾃然の⾵景が映り、寄る辺ない孤独な主従が背負う壮絶な運命を想起させる。
美しい瞬間は、指の間をすり抜けるように流れていってしまう――そんな時の流れに対する⼈間の無⼒さを感じると同時に、この世界に⽣を授かったことを祝福するような壮⼤な⾃然の美しさ。苔むす岩や、天に向かい⼀直線に伸びる⽵林などの⾃然の表現は、霊験あらたかな作品の世界観を、スクリーンを超えて拡張するのに役⽴っていると⾔える。眠る九郎の柔らかな頬に差し込む⼀筋の光は、その場
⾯の時間帯だけでなく、家屋の⽴て付けや隙間⾵、漂う埃っぽい空気までもが⿐先をくすぐるような、そんな臨場感を表現。
流れる⽔の透き通る美しさは、その冷ややかな⼿触りを、幼き⽇の狼がたった⼀⼈佇む⽔鏡は、怖いくらいに静かで底知れない孤独を、⾒るものの⼼に届けてくれる。全編⼿描き2D アニメーションだからこその温もりや冷たさが、九郎と狼の覚悟やその移ろいまでをも考えるきっかけをくれるカットの数々となっている。何のために⽣き、そして何のために死にゆくのか。美しくも切ない世界を旅した末に、2⼈が下す決断を是⾮スクリーンで⾒届けてほしい。

「”切なくて、美しい。”ストーリーとビジュアル」
監督・沓名健⼀のオフィシャルインタビューが公開に

「キャラクターたちは、ストレートにしゃべったり感情を表に出したりすることが少ないです。キャラクターデザインでは、それでも怒りや悲しみと⾔った様々な感情を絵で表現する必要がありました。」と沓名監督が語る課題を解決するために選んだキャラクターを描く線は、繊細で、⾒る者にキャラクターの存在を実感させるだけでなく絵から湧き出る感情を強く印象づける。あるいは、「⾵景の存在感や空気感を絵画的に情報を取捨選択した「絵」で表現することが⼤切だと考えました。」と語るその⾔葉通り、本作品では映像世界の光と空気が、スクリーンを超えて伝わってくる。⽇の光は思わず⽬を細めてしまうような眩しさを孕んでおり、⽊漏れ⽇や⽇陰はひんやりと涼しい。
作品全体を通して漂う独特な雰囲気が、他の作品にはない特異な芸術性の鍵になっている。そしてキャラクターの⾊使いについては「キャラクターの⾊は⿊澤明監督の『乱』の⾊の使い⽅をイメージしていました。」とアニメの常識を打ち壊すようなアイデアについて語り、制作現場での”化学反応”を振り返っている。
また、原作ゲームのプレイ後の感覚と、映画を観た後の感覚が似たようなものになることを意識したという。その上で、「映画」としてのテーマについて、「九郎は命を懸けて災いを除こうとし、狼は九郎の命を助けるために苦闘する。お互いを想いあっているが直接的に⾔葉には出さない関係」を描くことを選んだと明かした。
⼈間が描く絵であることを最⼤限に⽣かした線と美術と⾊彩の表現、そして孤独なふたりが、⾔葉を介さず命を懸けて⽀えあう物語。これが、“切なくて、美しい。”という本作の軸を醸成し、⾒るものの⼼に残り続ける作品たらしめている。

<沓名健⼀監督オフィシャルインタビュー全⽂>
――原作を映像化するにあたって、最初にどのようなことを考えましたか︖
原作元に提出する企画書にも書いたのですが、最初にストーリーとビジュアル両⾯にわたるコンセプトとして「切なくて、美しい。」というキーワードを設定しました。原作ゲームをプレイして感じた印象です。物語りとしても切なく美しいし、その世界の描き⽅も切なく美しい、と感じたんです。この最初に感じた印象を最後まで貫徹することが、芯の通った作品にするためには必要だと考えました。

――物語は狼と九郎の主従関係を軸として展開していきますが、監督としてはこの⼆⼈をどんな⼈物と捉え、どのような関係として描こうと考えていたのでしょうか︖
原作資料にもあったのですが、ふたりは孤独な主従です。九郎は年齢の割には⼤⼈びた振る舞いをする少年なので、狼への素直な感情が表出することはあまりありません。また、狼は忍びとして九郎との関係がはじまり、主従関係を超えた⾔動は基本的にしません。しかし、ドラマが進展していくと互いに逸脱する瞬間が少しずつ出てくる。そんなときに、⼆⼈の関係が近くなりすぎないように注意しました。九郎は命を懸けて災いを除こうとし、狼は九郎の命を助けるために苦闘する。お互いを想いあっているが直接的に⾔葉には出さない関係として描くことで、切なくて美しい物語を表現できるのではないかと考えました。

――そういった物語を表現する上で、どういったビジュアルにしようと考えましたか︖
狼をはじめとしたキャラクターたちは、ストレートにしゃべったり感情を表に出したりすりことが少ないです。キャラクターデザインでは、それでも怒りや悲しみと⾔った様々な感情を絵で表現する必要がありました。今作のキャラクターデザインを多くの作品で活躍する岸⽥隆宏さんにお願いしたのですが、岸⽥さんの繊細な絵なら、語らずともその佇まいや表情で感情を表現できると考えました。その上で、⽬元やまつ
⽑などは少⼥マンガ的なアプローチを取り⼊れつつ、全体としては渋みを感じさせる劇画テイストを漂わせるようにお願いしました。

――作品全体のルックに関してはいかがですか︖
キャラクターたちがいる世界を描く美術は、現在のアニメで主流であるデジタルで細部を描き込んだ写実的なものではなく、⾵景の存在感や空気感を、絵画的に情報を取捨選択した「絵」で表現することが⼤切だと考えました。それを実現するためには、紙に絵の具を使って描く従来のアナログの⼿法が最適でした。美術監督をお願いした⾦⼦雄司さんには、作品世界の美しさを絵の具で表現して頂きました。
また、キャラクターの⾊は⿊澤明監督の『乱』の⾊の使い⽅をイメージしていました。江⼾時代以前の⽇本の服装を調べていくと、意外と鮮やかなんですよね。⿊澤の『乱』では、「この⼈は⾚、この⼈は⻘、この⼈は緑」みたいな、わかりやすい⾊使いがストーリーテリングに有効に使われています。その発想を今作に形を変えて持ち込んでいました。アニメでは背景美術に対してキャラクターの⾊がなじむように設計するのが⼀般的です。しかし今回は、なじませないで違和感を出したかった。そのため、⾊彩設計をお願いした佐々⽊梓さんにはプロフェッショナルとしての⽅法論を、⼀度捨ててもらう必要があったんです。そんな話に乗ってくれた佐々⽊さん、本当にありがたかったです。

作品概要

■タイトル
【⽇本国内】 SEKIRO: NO DEFEAT
【海外】Sekiro: No Defeat

劇場アニメ『SEKIRO: NO DEFEAT』新たな場面カットと沓名健一監督のオフィシャルインタビューが公開_011

【全世界で評価されたアクションゲームついにアニメーション映画化︕】
全世界で多くの賞を総なめにした和⾵アクションゲーム『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』(株式会社フロム・ソフトウェア)を原作とする全編⼿描きによるフル 2D アニメーション映画『SEKIRO:NO DEFEAT』がついに公開︕
本作で⻑編初監督を務めるのは、WEB 系アニメーターとして⽇本の作画アニメーションシーンをリードしてきた沓名健⼀。脚本に佐藤卓哉(『あさがおと加瀬さん。』(’18))、キャラクターデザインに岸⽥隆宏(『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(’24))とベテランが脇を固める。
キャストは、原作に引き続き狼役を浪川⼤輔、九郎役を佐藤みゆ希、葦名弦⼀郎役を津⽥健次郎が務める。
本作の⾳楽を担当するのは、国内外で活躍し近年様々なメディアに活躍の場を広げる蓮沼執太(『花緑⻘が明ける⽇に』(’26))。また主題曲には、本作の持つ美しさと孤⾼をさらに際⽴たせる坂本⿓⼀の「Blu」(『The Best of ‘Playing the Orchestra 2014ʼ』)が起⽤された。
気鋭のスタッフが世界に向けて放つ、切なく、美しい物語。⽇本のアニメーション映画に新たな輝きが誕⽣する――

■STORY
時は戦国。雪深い峠を越えた先に、「葦名」という国がある。
狼は、葦名の戦場で拾われ、忍の技を仕込まれた熟達の忍びである。狼が仕える少年・九郎は、「⻯胤(りゅういん)」と呼ばれる特別な
⾎を引く⼀族の末裔。⼆⼈は寄る辺なき孤独な主従であった。
九郎の⻯胤の⾎は、⼈を不死に変える⼒を持つ。それを狙う葦名の侍から逃れる狼と九郎だったが、そのさなか⻯胤が不死の⾒返りに
⼈々に「⻯咳(りゅうがい)」という致死の病をもたらしていることを知る。
⻯咳を治める⽅法を探す九郎は、⾃らの命を代償にそれがなせることを知り、苦悩の末に⻯胤断ちを決意する。⼀⽅、九郎が隠してい
た覚悟を知った狼は、独り九郎の運命を変えるべく苦難に満ちた戦いへ――

■STAFF
原作︓SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE(株式会社フロム・ソフトウェア)
監督︓沓名健⼀
脚本︓佐藤卓哉
キャラクターデザイン︓岸⽥隆宏
副監督︓福井俊介
総作画監督︓茂⽊海渡
アクション作画監督︓向⽥隆
美術監督︓⾦⼦雄司
⾊彩設計︓佐々⽊梓
撮影監督︓野澤圭輔
編集︓村上義典
リキッドアート︓ハラタアツシ
カラーグレーディング︓福本達也
⾳楽︓蓮沼執太
主題曲︓坂本⿓⼀「Blu」(『The Best of ʻPlaying the Orchestra 2014ʼ』より)
⾳響監督︓名倉靖
⾳響効果︓川⽥清貴
プリプロダクションポストプロダクションプロデュース︓スタジオベタ
プロデュース︓ARCH
アニメーション制作︓Qzil.la
配給︓ANIMEC

■CAST
狼︓浪川⼤輔
九郎︓佐藤みゆ希
葦名弦⼀郎︓津⽥健次郎
仏師︓浦⼭迅
エマ︓伊藤静
半兵衛︓⾼瀬右光
梟︓⼟師孝也
葦名⼀⼼︓⾦尾哲夫
変若の御⼦︓清⽔理沙

■公式サイト
【アニメ】http://sekiro-anime.jp/
【原作】http://sekiro.jp/
■公式 X
@sekiro_nd_anime
■公式 Instagram
@sekirond_official_studiobetta

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other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.
©KADOKAWA/Sekiro: No Defeat PARTNERS

編集者
小中学校では地元の友だちとDS・Wiiを遊び倒す。2014年頃から親に買ってもらったMinecraftにハマり、以降PCゲームが中心の生活に。2018~19年頃からSteamなどのゲームに触れる機会が増えた。コロナ禍以降は、Valorant、Rust、Apex、Tarkovなどの対戦系シューターに熱が入る。その他、No Man's Sky、Starfield、Destiny 2といったSF系タイトルがお気に入り。

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