日本時間の8月26日に開催された「gamescom 2026」の「Opening Night Live」にて、突如発表されたHoYoverseの新作『ノーダスフォール』。
本作は、仲間と協力して巨大なモンスターを討伐する協力型のアクションゲームだ。ロマンあふれるダークファンタジーの世界観が特徴で、舞台となるのは「神権が失われ、秩序が崩壊した世界」だという。
対応プラットフォームはPCで、その他の機種とリリース時期は現時点では未定。すでに公式サイトで事前登録の受付が始まっている。
開催地のドイツ・ケルンでは、本作をいち早く試遊できるイベントが催された。
用意されたステージは3つ。時間の都合で体験できたのは、ふたつ目にあたる「チョンチー」との戦闘まで。限られた範囲のプレイではあったものの、本作の世界観と爽快なアクションの一端を確かに体験することができた。その様子をお届けしたい。
『ノーダスフォール』の世界観が再現された会場
会場は、まさにアトラクションのような趣だった。受付を済ませて進むと、岩肌に囲まれた洞窟のような入り口が現れ、『ノーダスフォール』のファンタジックな世界への期待をいやが上にも高めてくれる。
多くの報道陣が集まったこのイベントでは、試遊が2部制で行われた。順番が来るまで待合室で待機することになったのだが、この待合室もまた、しっかりとファンタジーの作り込みだった。
焚き火を囲むようにデザインされた空間には、本作のサウンドトラックだろうか、魔法や壮大な戦いに思いを馳せたくなるBGMが流れていた。
「協力」の楽しさをすぐに感じられる戦闘
試遊版に用意されていたキャラクターは4種類。今回選んだのは、氷の魔法と治癒魔法を操る少女だ。
本作は基本プレイ無料で展開されるが、開発陣からの説明によると「キャラクターはガチャで入手するのではなく、継続的にプレイすることで解放できる仕組み」とのこと。
協力プレイに入る前には、キャラクターごとに用意されたチュートリアルで、ひととおりスキルを試すことができた。今回選んだ少女には2種類のチュートリアルが設けられており、戦闘スタイルの幅広さにも期待がふくらむ。
プレイが始まると、目の前には「ファンタジーの世界」と呼ぶにふさわしい広大な自然が広がっていた。馬のような騎乗生物にまたがり、そのなかを気持ちよく駆け抜けながら、戦いの地へと向かう。
なお、本作のコアとなる戦闘は4人パーティでの共闘が基本で、それぞれが明確な役割を担いながら巨大な敵に挑む形になるという。
今回のプレイで何より感じたのは、「やっぱり、みんなで協力してデカいモンスターを倒すのは楽しい!」という、じつにシンプルかつ明快な手応えだ。チュートリアルを終えた直後だったにもかかわらず、少しずつHPを削り、最後に巨大な敵を打ち倒す。その爽快感を、すぐに味わうことができた。
各キャラクターが使えるスキルは4つ+神格スキルの計5つ。今回のキャラクターでは、範囲内の味方を回復するものと、対象を選んで回復するものの2種類の治癒魔法、氷の魔法による必殺技などが確認できた。
敵をロックオンさえすれば、いずれのスキルもかなり直感的に扱える。本作に初めて触れた筆者でも、すぐに「敵を倒せて楽しい!」という感覚で没頭できた。
ボイスチャットなどでがっちり連携し、効率重視で討伐に臨むもよし。集まった面々がそれぞれのペースで敵に立ち向かい、じっくり攻略するもよし。どちらも楽しめるのは、協力型タイトルならではの魅力だろう。
今回の試遊は後者に近いプレイとなったが、もちろん前者のスタイルでも十分に楽しめるはずだ。
また、本作はマルチプレイが中心のタイトルだが、開発チームはソロプレイでもコアコンテンツの大半を楽しめるとしている。本作はPvEでの共闘がメインとなるものの、PvPやPvPvEのコンテンツも「味付け」の要素として今後追加を予定しているという。
奇跡、神話、秘境──重厚なダークファンタジーの世界観
壮大な自然というロケーションも相まって、まるで自身が神話の登場人物になったかのような戦いを味わえるのも、本作の魅力だ。
冒頭でも触れたとおり、本作の舞台は「神権が失われ、秩序が崩壊した世界」。対峙する敵たちは、目の前に立つだけで気圧されるほど巨大で、その姿には神々しさすら宿っている。
ロマンあふれる世界で、神話の一幕に自ら踏み込んでいく。『ノーダスフォール』は、そんな高揚感をもたらしてくれるタイトルだった。
今回体験できたのは序盤のごく一部にすぎないが、協力型アクションとしての心地よい手触りと、重厚な世界観の片鱗は、十分に伝わってきた。この先に待つ世界で、どんな神々と出会い、どんな秘境を巡れるのか。続報を楽しみに待ちたい。









