衣裳の細部にまで込められた想いに感服!── アイドリッシュセブン 1st LIVE「Road To Infinity」展覧会、あの夏が蘇る

 2018年7月7日〜8日に埼玉・メットライフドームで開催されたアイドリッシュセブン 1st LIVE「Road To Infinity」の世界を追体験できるアイドリッシュセブン 1st LIVE「Road To Infinity」展覧会が2019年1月23日〜31日に東京・池袋サンシャインシティ、3月20日〜4月2日に大阪・あべのハルカス近鉄本店で開催されます。

 ゲームをはじめ、TVアニメ、コミックなど多くのメディアで活躍し続けているIDOLiSH7、TRIGGER、Re:valeの12人。2019年も7月6日、7日に埼玉・メットライフドームでアイドリッシュセブン 2nd LIVE「REUNION」の開催が決定するなど、彼らの活躍はとどまるところを知りません。

 今回の展覧会では、アイドリッシュセブン 1st LIVE「Road To Infinity」を振り返りながら、彼らが実際に着用した衣裳やステージ写真が紹介されています。
 キャッチコピーは「12人が歩んだ奇跡の追憶」。あの日に思いを馳せて、展覧会の見どころをしっかりと紹介していきます。

※本記事は、展覧会のネタバレを含みます。ご注意ください。

文/かなぺん


1st LIVEの熱狂が、再び蘇る!

 まず出迎えてくれたのはメインビジュアルの巨大なパネル、セットリスト表、そして熱気に包まれた当日の会場写真です。スクリーンにはライブの映像が流されており、ドームを揺るがすほどだった歓声が響きわたっています。

 まさに、あの夏の「Road To Infinity」が一気に蘇り、時が戻ったかのような感覚になりました。

 そんな中、IDOLiSH7が1st LIVEの幕開けを飾った「MONSTER GENERATiON」で着用していた衣裳がお目見え。

 衣裳の並び順は、向かって右から、四葉環、逢坂壮五、二階堂大和、七瀬陸、和泉一織、和泉三月、六弥ナギ。
 そう「MONSTER GENERATiON」のダンスフォーメーションであり、1st LIVEのオープニングと同じ立ち位置!
 衣裳の後ろでライトが七色に煌めいており、この展覧会がライブの追体験であることを思い知らせてくれました。

 踊るたびにふんわりと揺れていた腰布は模様まで見ることができ、ジャケットの襟元のスパンコールは、彼らの煌めきそのもの。
 衣裳はもちろん靴も展示されているため、じっくりと眺めてしまうことでしょう。この靴を履いて、あの広いドームを走り回りパフォーマンスを披露してくれたのか……と思い返すだけで目頭が熱くなってしまうことでしょう。 

 続いてはTRIGGERが「DIAMOND FUSION」「SECRET NIGHT」「DESTINY」「Last Dimension~引き金をひくのは誰だ~」で着用していた衣裳の登場です。
 向かって右から、八乙女楽、九条天、十龍之介。ブラックを貴重としたとシックな衣裳ながらも開かれた胸元に加え、パッと煌めくカラー、激しく踊るたびに翻っていた軽やかなロングコートの裾

 3人の衣裳が居並ぶだけで放たれるオーラからは、ハイビジュアル&ハイパフォーマンスのTRIGGERらしさが存分に溢れ出ていました。

 また、この衣裳と次に紹介するRe:valeの衣裳は、後ろに回り眺めるられるので、背中のボタンまでしっかりと楽しむことができます。

 そして、Re:valeより「SILVER SKY」「Dis one.」で着用した衣裳です。向かって右より、千(ゆき)、百(もも)。
 眩しいまでのビビッドカラーに目を奪われてしまいますが、千のロングジャケットの裾や百の腰布の細やかなグラデーションに魅入ってしまいました。

 胸元に散りばめられたステンドグラスのような装飾品と腰布は、ここまでに展示されてきたIDOLiSH7やTRIGGERの衣裳とお揃い。しかし、順番に見ると、ユニットごとに感じる艶やかさの違いに気付かされ、個性を楽しむことができました。

 ギャラリーコーナーでは、巨大ビジュアルの他、スクリーンに彼らが歩んできた道のりが、それぞれのセリフで映し出されます。12人のセリフがひとりずつ流れるため、彼らが胸に秘めている感情をあらためて垣間見ることで、涙が流れてしまうかもしれません。

「Sakura Message」に登場したピアノも展示されている! 

 ギャラリースペースを抜けると、「RESTART POiNTER」「Sakura Message」「GOOD NIGHT AWESOME」でIDOLiSH7が着用していた衣裳が登場!
 階段の上段に七瀬陸。この並びはまさに「RESTART POiNTER 」のMVそのもの。驚くのはそれだけではなく、曲の冒頭で一人ひとりにスポットライトが照らされているように、ここでも一着ずつ照らされていきます。

 さらに、遠目からでもわかる衣裳の“ボタン”に注目してみると……、ジャケット、ベスト、シャツと、それぞれのボタンにイカリマークが施されていました。これもまた「RESTART POiNTER 」を連想させているかのよう。
 ライブでは客席から見ることのできない細かい部分ですが、衣裳をじっくり見るとこだわり尽くされた世界に感嘆してしまいます。

 さらに「Sakura Message」で逢坂壮五が弾き語りに使用したピアノも展示されており……ファンにとっては至極の空間ではないでしょうか。

 そして、TRIGGERが「DAYBREAK INTERLUDE 」「Heavenly Visitor」「Leopard Eyes 」、Re:valeが「NO DOUBT 」「奇跡 」「太陽のEsperanza」のときに着用した衣裳の展示スペースへと続きます。

 中でも思わず「あっ!」と驚いたのは、千と百が「NO DOUBT」を熱唱中に座っていた椅子。ライブでも気になっていたファンも多いアイテムのひとつではないでしょうか? どっしりとした高貴な赤い椅子も存分に堪能することができました。

 IDOLiSH7「MEMORiES MELODiES」「ナナツイロ REALiZE 」「PARTY TIME TOGETHER 」「WiSH VOYAGE 」のスペースには、客席を驚かせた飛行機型のバルーンの写真も展示されています。 

 「WiSH VOYAGE」と同じV字フォーメーションで展示されている衣裳は、ラグジュアリー感あふれる模様が描かれてている真っ白な生地。リボン上のゴールドブローチは驚くほど細やかな造形、ジャケットの上で煌めくカラフルなストーンが散りばめられています。
 ひとりひとり異なるデザインは、まさに“ナナツイロ”にそれぞれ が輝きを放つかのよう

 なかでも、目を奪われたのはジャケットの襟付近のアクセサリーです。そこには、七瀬陸「7」、和泉三月「3」とそれぞれを示す数字が小さく煌めいていました。実物を見なければわからないほどの細かさ……まさに圧巻。目を凝らしてでも一見の価値ありではないでしょうか。

 最後は、展覧会の中で唯一撮影可能なENDINGスペース。そこに何が置かれてあるのかは……ぜひ衣裳展で確かめてください。感極まって涙が溢れてしまうかもしれません。

 今回の展覧会は、まさにあの夏、あの場所で12人が起こした奇跡を再び体験することができる空間でした。

 なにより、間近で衣裳を見ることで「じっくりと見ないと気がつかないのでは?」と思うほど、細かい部分にまで作品を連想させる仕掛けがあり、一着一着に込められた思いを感じることができました。

 ゲームでは2月に第四部のストーリーの配信が告知され、7月には2nd LIVEも控えています。これからも、続く12人の奇跡の物語にますます期待が高まることでしょう。

© BNOI /アイナナ製作委員会

【アイドリッシュセブン 1st LIVE「Road To Infinity」展覧会】


<東京会場>

日時:1月23日〜1月31日
時間:10:00~20:00(1月23日~27日)
   13:00~20:00(1月28日~30日)
   10:00~17:00(1月31日)
   ※最終入場は閉場の30分前
会場:池袋 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4F 展示ホールA

<大阪会場>
日時:3月20日~4月2日
時間:10:00~20:00
   ※最終入場は閉場の30分前
   ※最終日は17:00閉場
会場:あべのハルカス近鉄本店 ウイング館4階 第2催会場

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著者
コスプレ雑誌の編集部を経て、電ファミ初の女性スタッフとなった編集者。乙女ゲームと育成ゲームをこよなく愛し、BLゲームを嗜んでいる。2.5次元舞台の観劇とコスプレ撮影が趣味。アニメに影響されフィギュアスケートを習っている。
 
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