犯罪帝国を築きあげるカオスなオープンワールドアクションゲーム『セインツロウ』最新情報が公開。ド派手なカーアクションや炎をまとったパンチなどバイオレンスな魅力が満載

 5月18日(水)、Volitionの開発する『セインツロウ』最新作の映像がメディア向けに公開された。本稿ではその内容をご紹介していく。

 『セインツロウ』は、世界累計販売本数3000万本を誇るクライムアクションゲーム『セインツロウ』シリーズの最新作だ。同シリーズを刷新するリブート作品であるとの意味を込め、タイトルにナンバーがつけられていない。

 本作の舞台は、アメリカ南西部をモデルにした架空の都市「サント・イレソ」。ゲーム中ではオープンワールドで表現されたこの街には9つのユニークな雰囲気を放つ地区が存在し、プレイヤーの好奇心を刺激するエキサイティングなロケーションに満ちている

オープンワールドアクションゲーム『セインツロウ』最新情報が公開1

 若き主人公の率いるグループは、自分たちのギャング団「セインツ」を立ち上げ、街のさまざまな敵に戦いを挑んでいく。そのため、今回紹介されたミッションも「給料日前の店に強盗に入る」「敵対する組織の工場を破壊する」「誘拐された仲間を助けて敵に報復する」など犯罪的なものばかりだ。

 ミッションの中にはマップ中に繰り返し発生する「サイドハッスル」と呼ばれるものもあり、こちらはクリアすることで経験値や報酬などを得られるとのこと。すべてのサイドハッスルにおいて、サント・イレソの多彩な犯罪社会の新しい側面が紹介されていくという。

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 もちろんミッションの中では銃撃戦カーチェイスといったシーンが発生し、銃や車、体術などを用いたド派手で過激なアクションが楽しめる。

 サブマシンガンやスナイパーライフルなどの武器はホイールを開いて選択する形式をとっており、いつでも自由に持ち替えが可能。一部の銃は両手に持つこともできるほか、敵から奪い取ったシールドを構えながら射撃しているシーンも見られた。

 爆発するサッカーボールのような「スラストバスター」や大爆発を巻き起こす「ピニャータ・ランチャー」など、ユニークな武装も登場。銃器はそれぞれカスタマイズも可能で、アップグレードを購入したり、好みのスキンで彩って楽しむこともできる。

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 また、4つまでを選択して装備できる「スキル」、常に効果を発揮するパッシブな「パーク」によっても主人公の戦闘スタイルは大きく変化する。今回の映像では「フラググレネード」のスキルで敵を一網打尽にし、炎による攻撃を好む「パンテロ」との戦いに備え「火属性耐性」のパークを使用していた。このように戦況や敵の特性を考慮し、適した構成を考えることも重要になりそうだ。

 格闘アクションも多彩で、電撃や炎をまとったパンチ、グレネードと一緒に敵を投げ飛ばす「パイナップル・エクスプレス」などカオスなアクションが多数披露されている。

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 カーチェイスのシーンでは、敵に体当たりして道から叩き出す「サイドスワイプ」が印象的だ。加速すればするほど威力が上がる攻撃で、ときには一撃でパトカーを爆発炎上させるほど。また、運転をNPCに任せているときには自らが車の屋根に寝そべり自由に射撃する「カーサーフィン」が可能。無防備になってしまうため被ダメージは増えるが、射程が広くなり、車の中からでは使えない武器も運用できるようになる。

 キャラクターやビークルなどのカスタマイズ要素も豊富に用意されており、主人公の容姿はゲーム内のスマートフォンからいつでも変更可能。服装や髪型はもちろん、体形などもカスタムでき、すぐに元の状態にも戻せるとのこと。ミッションを攻略するなどして貯めた資金を用いて新たなコスチュームを購入し、自分だけの主人公を作り上げられる。

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 車はゲームを通して80種類以上が登場し、それぞれ複数のプリセットを設定可能。チャレンジをクリアし、「イジェクターシート」などの特徴的な能力やアップグレードをアンロックしよう。映像の中ではブースターをふかして舞い上がり、空中で搭乗者は緊急脱出、その後はウイングスーツで滑空するといったアクロバティックな動きも見られた。

 さらに主人公らの拠点となる「セインツ本部」も、100種類の小道具でのカスタマイズに対応。さまざまな形や大きさのものが用意され、拠点の中の複数の場所に配置できるという。拠点には主人公の仲間も集まり、関わったミッションやアクティビティの意見を聞いたり、彼らの外見をカスタマイズすることもできる。

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 拠点に据えられた「ウォーテーブル」は、「クリミナル・ベンチャー」を建設して帝国を運営するという『セインツロウ』のオープンワールドの新しい形を表現したものだ。マップには街中に点在する14の空き地が表示され、これらにベンチャーを設立することで種類に応じた新たなゲームプレイが可能となり、地区制圧への道が開かれていく。
 
 映像の中では武器密売の拠点となる「ビッグ・ワン」を建て、マネージャーとなる「ビカリオ軍曹」に面会。武器の需要を高めるためのミッション「メイヘム」に、オンライン協力プレイで挑む姿が描かれた。こちらもクリア時には報酬や経験値が入手でき、ベンチャーを完成させることでクルーの特別なアップグレードも手に入るという。

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 公開されたゲームプレイの内容は、ド派手な爆発や激しいカースタント、さらには敵を簡易トイレごと引きずりまわしたりなどカオスなアクションが満載のものであった。『セインツロウ』シリーズらしさを充分に感じさせると同時に、自分の犯罪帝国を築いていく「ウォーテーブル」を用いた新システムにも期待できそうだ。

 シリーズをリブートするという『セインツロウ』最新作は、PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Epic Games Store)向けに8月23日(火)の発売を予定している。本作に関する今後の発表にも注目していきたい。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。
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