ヒューゴ、待っていたぞ!!
『ゼンレスゾーンゼロ』に、やっとヒューゴが出てきた……私は一体どれほど待たされたんだ?
実はこいつ、ライカンのエージェント任務にチラッとだけ登場していて、サービス開始時からその存在だけは知れ渡っていた。はず。つまり、半年以上も前から存在だけは示唆され続けていて、それがようやく姿を現したということなのだ。
そして半年くらい前、私はこのキャラが気になりすぎて、1分あるかないかの出番で記事を書いたことがある。記事はしょうもない内容なので別に読まなくていいけど、そのくらい気になるキャラだった。
半年前は「この顔と声で実装されないわけなくない!?」と言っていたけど、これで晴れて実装確定となったワケだ。多分みんなCV福山潤だって知ってた。しかしアレだな、名前も不明だったから「ヒューゴ」とすら書けてないのいま振り返るとだいぶ面白いな。
ということで、満を持してヒューゴのことを思いっきり書く!
やっと解き放たれた! この時を半年待ってたんだー!!
※この記事は『ゼンレスゾーンゼロ』の魅力をもっと知ってもらいたいHoYoverseさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
ヒューゴすぐ死ぬ
本格的に登場してようやく気づいたんですけど……この人、「吸血鬼(っぽい)怪盗」だからCV福山潤ってことですよね。どういう悪魔合体なんだ。これこそ「卵が先か鶏が先か」問題ではないか。
果たして、「吸血鬼っぽくて怪盗だからCV福山潤」なのか。
それとも「CV福山潤だから吸血鬼っぽくて怪盗」なのか。
欲張ってんなー、このキャラ……ホンモノの強欲にしか作れない男ですよ。
なんか、改めて見ても「欲張ってる」感じがします。
【声優発表】
— ゼンレスゾーンゼロ公式 (@ZZZ_JP) March 8, 2025
ヒューゴ役:福山潤様#ゼンゼロ #ヒューゴ #福山潤 pic.twitter.com/wsZWy2a8Yy
ほら、もう……全身像の時点であらゆる欲が詰め込まれてるんですよ。
ヒューゴはね、みんなのドリームなのよ。
顔、スタイルのよさ、顔、泣きボクロ、顔……顔!!
こんな美形が現実にいてたまるか。
以前、『わたしの幸せな結婚(実写版)』を見た時、俳優として出てくる目黒蓮のスタイルがあまりにもよすぎて、「こんなホヨバの男みたいなヤツが現実に存在しているのか」という衝撃を受けた。
それから、大してSnow Manも知らないくせに目黒蓮のインスタは見ていて、インスタ開くたびに「今日もウソみたいなイケメンだな」と思ってるんだけど……これ何の話?
とにかく、目黒蓮くらい「こんなヤツ現実にいてたまるか」と思えるビジュアルだと思う。因果逆転してるけど、そのくらいメチャクチャなスタイル。足が長すぎる。歩いてるだけでひとりファッションショーみたいになってる。自分のカッコよさに自覚的なヤツの歩き方なんだよ。
自分の顔の良さに自信がある者しか許されない歩き方 pic.twitter.com/vRcNGVOCLr
— ジスロマック (@yomooog) March 16, 2025
もっと言えば、ヒューゴはファッションが「スタイルの良さ」を強調する形になっていると思う。
身体のラインが強調され、より引き締まって見える「黒」をベースにしつつ、足には縦のラインをビシッと入れて美脚効果を出す……とにかくHoYoverseに相当なコーディネーターがいることはわかる。
え、これでモデル改善予定なの?
改善するとこある?? もう十分じゃない???
汝はヒューゴ 我はヒューゴ
ヒューゴの性能面も、結構すごいと思う。
まだ実装されてないけど。
この、現時点で判明している「ヒューゴは氷・強攻」という情報だけで、もう……要するにこれって性能的には「氷・撃破のライカンと並べてね」ってことだと思うんですよ。天才のバトルデザインですね。
そもそも、ライカンってメタ的には現在所属してる「ヴィクトリア家政」の氷・強攻であるエレンと組ませるための性能をしているはずなんだけど、ここに来て「もうひとりの相方」が出てきた。
というか、過去を遡ってみれば、元はヒューゴと組んでいたはずなのだから、「(ストーリー的には)最初からヒューゴと組むことを前提とした性能」だったと考えることもできる。もう、無限ですね。ライカンって200色あんねん。まだ実装されてないけど!!
で、やっとストーリーでもライカンと絡むわけですけど……なんつーか、「殺し愛」ですよね。
お互いに未練タラタラな感じがすごいし、別に心の底から決定的に嫌ってしまったわけでもない。だが、一度出会えば殺し合うしかない。両者のプライドと信念をかけて、殺し合うしかない。最高。やっぱり「殺し愛」なんだよね。
私が「殺し愛」が好きなのって、絶対にアルクェイドとシエルのせいなんですけど……言われてみればこっちも吸血鬼か。
そして間に挟まれる店長。かたや「プロキシ様…!」と手を差し伸べてくれて、かたや「君が何度飛び込んで来ようと、俺はその度にすぐ刃を収めよう」と乙女ゲー並みのセリフを放ってくる。別に私のために争っているわけじゃないのに気持ちだけ「私のために争わないで」状態。
過去とか含め、ようやく「なぜライカンとヒューゴは決別したのか」が描かれましたけど……なんか想像以上にこじれてますよね。まず、「裏切った」の認識がお互いに食い違っている。ライカンは「ヒューゴが(掟を)裏切った」と思っていて、ヒューゴは「ライカンが(俺を)裏切った」と思っている。
ここの「愛憎入り混じってる」感、すごい。
もう感情抜きに語れる話じゃない。「掟に背いた」とか、そういうロジックで解決する問題じゃない。ヒューゴがキレてる理由がほぼほぼ「お前が俺を裏切ったから」なのがね……ホントに良いと思う!!
だから、別に顔を突き合わせて語り合えば解決する問題じゃないというか、正直仲直りが絶望的というか……しかもライカンは「ヒューゴが道を違えることがあれば、その手で始末する」という命を師匠から預かっていた。で、実際に道を違えたのでヒューゴを直接始末するという。
まぁ「これで死ぬわけがないよな」とは思うんですが……ライカンというキャラクターに「殺す」という選択肢が存在してるのが、なんか一気に深みが出た気がします。こっちはヴィクトリア家政の優しいライカンしか知らないけど、時と場合によっては「始末」という選択を取る。
話が進めば進むほど、ライカンというキャラの深みが増している気がする。
まさかここまでライカンで引っ張ってくるとは思わなかった。しかも、まだこれで完結したわけじゃない。次のver1.7でライカンとヒューゴの決着がつく……のか……?
正直自分も「どこまでライカンとヒューゴで書けるのか」を試してる節があります。もうやれるところまでライカンとヒューゴで引っ張りたい。連載とはなんだったのか。