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ヒューゴ、ずっと待ってた!!元相棒、しかし今は愛憎入り混じって殺し合う……『ゼンレスゾーンゼロ』ヒューゴとライカンの“殺し愛”な関係、グーなのです

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反逆のヒューゴ

「アンビーさんの言う通りなのです。
ヒューゴ、あなたはライカンさんと一緒にお行きなさい。」

「ビビアンお前、『パエトーン』様と二人きりになりたいだけだろう?」

「い、言いがかりなのです!」

正直ヒューゴとライカンのことしか考えていなかった私にとって、ものすごい死角からやってきたのが、「ビビアン」である。キャラが発表された時は「おお、モッキンバードってヒューゴ以外にもいたんだ」くらいにしか思っていなかった。まぁ、そのくらい。

でも、実際やってみると……ビビアンがめちゃくちゃかわいい。
いろいろ理由があるのだけど、まず「ヒューゴとの絡み」がすごくいい。

実際、ヒューゴって「ライカンとの絡みだけ」だと、割とイヤなヤツに見える節もあると思うんです。ただ、ビビアンとはなんか兄妹みたいな間柄になっていて、ちょいちょい気苦労お兄ちゃんムーブを見せてくる。ビビアンの存在によって、逆にヒューゴが引き立っている。ここがかなり死角からの一撃だった。

「ライカンとセットで作られたキャラなんだろうな」と思っていたら、突然別のシナジーが見つかったような衝撃。ていうか自分はビビアン相手にお兄ちゃんムーブしてるヒューゴの方が好きかもしれない。こっちの方が「素のヒューゴ」って感じがする。

【ゼンゼロ】『ゼンレスゾーンゼロ』ver1.6感想:ヒューゴとライカンの“殺し愛”な関係、グーなのです_009

【ゼンゼロ】『ゼンレスゾーンゼロ』ver1.6感想:ヒューゴとライカンの“殺し愛”な関係、グーなのです_010

「ビビアンを━━俺は、彼女のこと実の妹のように思ってきた。
 どういうわけか、あれはセレナにそっくりでね。」

「ああ、セレナとは俺の腹違いの妹のことだ。
 君にかつて教えたように、この世を去ってずいぶん経つが。」

「そこで…君に頼みがある。どうか、ビビアンを守ってやってはくれないか。」

「…俺の中に残った、良心の欠片が語り掛けていると思ってくれ。ビビアンはあれで純粋な子だ、俺なんぞより、君のような太陽のもとで生きている人間と歩むべきなんだ」

ここ、「ヒューゴ」というキャラにものすごく奥行きを与えたシーンだと思ってます。
あとヒューゴの顔が良すぎる。

ライカンとの関係性がヒューゴの「怪盗」「悪のカリスマ」的な側面が強調されているとすれば、ビビアンとの関係は「ひとりの人間」としての側面が推し出されている。なにもかも利用し尽くす大悪党だけれど、唯一残された妹のようなビビアンだけは、この道を進んでほしくなかった。

このシーンで、よりヒューゴのことが好きになりました。
まぁ、言ってしまえばライカンとの話は予定調和でもあったので、ここでビビアンを介して「知らない側面」が出てくるのが面白い。

ていうか、アレか!?
「妹を大切にしてる」もCV福山潤要素か!?
反逆のヒューゴか!? ナイトメア・オブ・ビビアンか!?

しかも、これをプロキシに託してくるっていう……そのあとは本心も告げず、ビビアンを裏切る。『ゼンレスゾーンゼロ』って、「兄妹」の話をしてる時にすごい火力を出してくる印象があります。プロキシ兄妹も、ヒューゴとビビアンも……なんか兄妹への「執念」みたいなものを感じる。

【ゼンゼロ】『ゼンレスゾーンゼロ』ver1.6感想:ヒューゴとライカンの“殺し愛”な関係、グーなのです_011

あと……ビビアンのモデル、超かわいくないですか?

内面もそうだけど、ビジュアルも超絶美少女だと思う。
正直、イラストよりモデルの方が断然かわいい。
ゲーム内で見た時、素で「え、美少女……」って言っちゃったよ。

自分はそこまでビジュアルから惹かれるタイプの人間じゃないんだけど……いやヒューゴはノーカンだから。アレはなんかノーカン。とにかく、女子キャラの場合はあんまり「見た目」が絶対的な基準にはならないんですが、ビビアンはさすがにモデルのかわいさで心を掴まれてしまった。これはハイパー美少女。

【ゼンゼロ】『ゼンレスゾーンゼロ』ver1.6感想:ヒューゴとライカンの“殺し愛”な関係、グーなのです_012

っていうか、アレなんですよ。
「俺は俺の事を好きな人が好きだ」理論なんですよ。

『ゼンゼロ』のキャラはみんな店長さんとグイグイ距離詰めてくるけど、ビビアンほどの間合いで詰め寄ってくる人間はいなかった。まさか私もビビアンが一番ホタルみたいな距離の詰め方してくるとは思わなかった。この子、普通にメインヒロイン入りしそうになってるよね? 最強の伏兵じゃない?

なんならラストに同居し始めてるし。まさか最も早くこの兄妹と同居するのがビビアンだとは、このジスロマの目をもってしても!!

もしかしてこれからアキラ・リン・ビビアンの3兄妹体制でやっていくのだろうか。
しかも、ビビアンからすると「推しとの同居」ですからね。みんなハッピーじゃないですか。うん、いいんじゃない? スタレだって一時的にサンデー仲間になったんだし、ビビアンと同居すればいいんじゃない? ホントにそうなったらどうしよう。

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ビビアンって「同担アリ」なのが、なんか器のデカいオタクだなって感じしますよね。いや別に同担拒否が器小さいとか言いたいわけじゃないからね。私だって無駄な戦争起こしたいわけじゃないんだよ。

すごい、「光のオタク」って感じがする。
推しに救われたからこそ、推しに命を捧げる。
どう見ても闇属性なのに、内面が光属性すぎる。

自分、「なにかを強烈に愛してる女性」の姿が結構好きなんですよね。打ち込んでる趣味でもいいし、推しでもいいし……とにかく、なにかに愛を捧げてる女性は美しくて、輝いていると思う。だから、ビビアンにも光を見た。その意味で、『ウマ娘』のアグネスデジタルとかも好きだったりします。

なんか、私が女性の趣味を話すのレアな気がする。
恥ずかしい、普段はあまり言わないようにしてるから……。

だから、来たるver1.7のガチャのことを考えて、もう頭を抱えてます。
最初は「まあヒューゴだけ引いときゃいいだろ」と思っていたのに、思った以上にビビアンがほしくなってきている。マズい、このままでは破産する。でも、さすがにビビアンは引きたい。課金、グーなのです。

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「グーなのです」かわいい。

多分、「家族」の話

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なんか、ver1.6って独特なストーリー構成してますよね。

だいたい、「メインストーリーで活躍するエージェントがガチャでPUされる」ことがほとんどなのに、メインストーリーは別にPUされてないヒューゴの話が主になってる。アンビーとトリガーの話は別個で用意されていて、メイン中にその匂わせがフラッとあるだけ。結構独特じゃない?

そして個人的に思ったのが、「ヒューゴのメインストーリー」と「アンビーのエージェント任務」がシステム的には切り離されているようで、その実近いテーマの話をしているのでは……ということ。

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0号・アンビーのエージェント任務……その内容はどシリアス。
「あれ?ゲーム間違えた?」と思うレベルで超シリアス。

『ゼンゼロ』の看板キャラクターとも言えるアンビーは、実は元々軍属で、その中でも「シルバー小隊」という特殊な部隊で隊長を務めていた。その小隊のメンバーはクローン人間で編成されており、アンビーや11号もクローンとして戦場に投入されていたのだ。もう話が重い。

アンビーはそこから足抜けして、「邪兎屋」で平和に暮らすようになった……はずだった。ある日、11号がさらわれたことをキッカケに、あの呪われたクローン技術との決着を━━という感じの話。うーん、『ゼンゼロ』でもぶっちぎりのシリアスさ。

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一応ゲーム最序盤から、「アンビーはなにかを隠している」ことは匂わされてたけど、割と「ここで回収してくるんだ」という驚きがありました。もっと引っ張るのかと思っていたら、11号とアンビーが似ている理由も含め、ここで軍の話をガッツリと回収する。

なんか、「え、この話もうやっちゃうんだ」とか、「これメインストーリーで拾う話じゃないんだ」とか、「すごい重さだな」とか、いろいろ驚きがあるというか……実質メインストーリーですよね?

で、このエージェント任務のカギを握るのが、「ツイッギー」

アンビーが所属していた「シルバー小隊」の参謀的なポジションだったらしく、兵士としての、隊長としてのアンビーに心酔しきっている。だから、小隊から足を洗い、平和な日々を暮らしているアンビーが許せない……という、出る作品を間違えてるんじゃないかって感じのキャラ。

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要するにこれ、ver1.6全体で、ずっと「家族」の話をしているんじゃないかと思うんです。

ヒューゴとライカンの掟。兄妹のようなビビアンとヒューゴ。11号とトリガー。ツイッギーとアンビー。ツイッギーとクローンたち。そしてアンビーが所属する邪兎屋。どこを見渡しても、疑似的な血縁関係・疑似家族の話をしている。

もっと言えば、メインストーリーの中核になっている「アキラとリンと、カローレ・アルナ」だって、疑似家族の話とすら言える。このテーマを通して、『ゼンレスゾーンゼロ』というゲームが語りたいことを徐々に浮き彫りにしていっているのかもしれないし、別にそうじゃないかもしれない。

いや、これ私が勝手に言ってるだけですからね。
ただただ開発チームがそういう趣味ってだけの可能性もある。
単に兄妹設定が好きなだけじゃね? ……と、思わないこともない。

でも、なにかこの「家族の話」というのが、『ゼンレスゾーンゼロ』が掲げる大テーマとして重要になってきそうな予感がする。これで全然違ったら笑ってください。

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『ゼンレスゾーンゼロ』って、もうリリースから1年経ちそうになってるらしい。まぁ、あと3ヶ月くらい先なんですけど、そんなのどうせ一瞬でやってくる。
1年か……もう1年……?

そんな時間経過を感じさせるのが、「邪兎屋」の話でした。

ゲーム内でも一番最初に出てくるチームで、プレイヤーにとってもなんか思い出深い。この「最初に出てきたからこその思い入れ」があるから、アンビーのエージェント任務が成立している感じもする。なんか猫又がアンビーの人形作ってあげるところとか、シンプルにグッとくる。

ていうか、邪兎屋ってチームの中でもかなり異質な気がする。
アンビーは元々軍の隊長だし、ビリーは元々カリュドーンの子だし、猫又は野良から拾ってきたヤツだし……この面子をまとめあげてるニコの格がどんどん上がってないか?

ウボォーギンよろしく、あとになって「アレ?最初に出てきたあいつってすごい存在だったんじゃ……?」と思えてくるタイプのチームな気がする。邪兎屋って、真面目に考えると新エリー都でも指折りの強者が揃ってるのでは? リリースから時間が経つとこういう楽しみ方が生まれてくる。

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マズい、この記事のオチが全然思いつかない。

まぁ、メインストーリーも決着ついてないしこれでいいか?
ゲーム側が前後編みたいな分け方してくると、記事も前後編みたいにせざるを得ないことがわかりました。本当に毎回行き当たりばったりで書いてる。

果たして次もヒューゴで引っ張るのか?
本当にどこまでヒューゴとライカンで引っ張れるのか!?
ていうか、そもそもヒューゴの話に決着がつくのか!?

えー、じゃあ……次回をお楽しみに!!

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ライター
転生したらスポンジだった件
Twitter:@yomooog
デスク
電ファミニコゲーマーのデスク。主に企画記事を担当。 ローグライクやシミュレーションなど中毒性のあるゲーム、世界観の濃いゲームが好き。特に『風来のシレン2』と『Civlization IV』には1000時間超を費やしました。最も影響を受けたゲームは『夜明けの口笛吹き』。
Twitter:@ex1stent1a

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