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『ソニックレーシング』最新作はカオスな世界観なのに、操作系には妙にリアルな“クルマっぽさ”がある、脳が混乱するタイプの面白さ。『龍が如く』春日一番のキメキメ勝利の舞が見れるレースゲーム、ほかにない

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『ソニックレーシング クロスワールド』とは!

セガが誇る人気キャラクター・ソニックを中心としたキャラクターたちが、さまざまなコースを走るレースゲームです。ほかのキャラと競争し、ときにはアイテムを使って他のキャラを妨害したりもします。

ここまで聞いた読者の方には「ああ、ようするにセガ版の『マリオカート』ね」と思った方も少なくないかもしれません。正直、筆者も遊んでみるまでは、「『マリカ』で良くね?」という想いがありました。

ところがどっこい、プレイしてみるとぜんぜん『マリカ』で良くない」んです。なんていってもレース後にキメキメの勝利の舞を踊ってくれる春日一番が見れるの、『クロスワールド』だけですからね!

『ソニックレーシング クロスワールド』gamescom試遊レポート:カオスな世界観なのに、操作系は妙にリアルな“クルマっぽさ”_001
(画像は『ソニックレーシング クロスワールド』Summer Game Fest トレーラー – YouTubeより)

いやなんでそんなノリノリやねん。今回試遊プレイで実際に触って分かりましたが、思った以上にシュールで面白すぎる。ノリはともかく存在が浮きすぎだよ。

6月に発表されたSummer Game Fest 2025の映像でも話題になりましたが、本作には春日一番のほか、『ペルソナ5』のジョーカーや、『プロジェクトセカイ』で関わりのある初音ミク、『マインクラフト』のスティーブまで登場します。

『ソニックレーシング クロスワールド』gamescom試遊レポート:カオスな世界観なのに、操作系は妙にリアルな“クルマっぽさ”_002
(画像は『ソニックレーシング クロスワールド』Summer Game Fest トレーラー – YouTubeより)

単にキャラゲーとしても「『マリカ』さんができなかったこと、俺たちがやっときましたんで!」みたいなところがあって愉快なのですが、触ってみるとレースゲームとしても内なるリアル志向vsセガ式の面白けりゃええやろファンタジーが喧嘩してる感じで楽しいです。

今回はgamescom2025の会場にてそんな本作の試遊版をプレイしてわかった内容を、プレイレポートの形でお届けします!

執筆/恵那
編集/うきゅう


トンネルを抜けたら、そこはマジで全然しらん異世界《コース》でした

実は筆者の実家、寛永年間から続く由緒正しいニンテンドー信仰の家だったので『ソニックレーシング』のシリーズ作品を遊ぶのは今回が初めてだったのですが、初見の感想は「なんかこれ、思ってた以上に手堅くレースゲームっぽいな!?」という感じ。

ダッシュにドリフト&ブースト、アイテムの使用など、操作はほぼ『マリカ』。直感的でシンプルな操作、ポップな挙動のわちゃわちゃレースゲーム……かと思いきや、カーブでドリフトかましている最中なんかは「鈴鹿サーキットとかで見る動きだ……!」という妙にリアルを感じる瞬間もあったりして、ときどき脳が混乱します。

『ソニックレーシング クロスワールド』gamescom試遊レポート:カオスな世界観なのに、操作系は妙にリアルな“クルマっぽさ”_003

というのも、実は本作『頭文字D』制作チームなども合流して制作されており、開発にあたってはそうしたリアル志向レースゲームのノウハウも活用されているのだとか。

いや、補足しておくと、ぜんぜんリアルレースゲームって感じではないんですよ! 本物のクルマは空中で急に縦回転とかしないし!

なんですが、こまかな挙動とかで妙にクルマっぽさを感じるというか、車のおもちゃではなくて、マジの車をファンタジー世界で走らせてますっていう感じがするのは確かです。まあこれはマシンの種類にもよりますが……。

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レースゲームとしてもいわゆる『マリカ』的な、順位がお団子になって最下位からでもアイテムで気持ちよ~く大逆転という感じではなく、かなり堅実め。アイテムは強力ではあるのですが、そこまで爆発力があるというわけではありません。どちらかというと勝利にはガチの技能《ドライブ・テク》が必要な感じ。

一方で、いたるところでカベに突っかかったり、コースから転落したりといったストレスフルなレースにはならず、「ゴールまで走るだけならかなり遊びやすい」というのも筆者が受けた所感のひとつ。現実の物理法則とか一切気にしてないような顔しつつも、コースとしてはそんなに無理がないんですよね。

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レースゲームとして異色なのが「トラベルリング」の存在で、これがどういうものかというと、「トンネルを抜けるとそこは異世界であった」というヤツです。

リングを抜けるといきなり全然違うステージにいきなりワープするという代物で、要するに1週目と2週目のコースが全然変わったりするわけです。

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しかもどうもこれ、異世界転移するコースが決まっているわけではなく、ランダムで変わっているらしく、おんなじコースを走ったとしても毎回違うレースを楽しめます。なんだこれ、ツール・ド・フランスか?

キャラクターが大勢登場するゲームらしく、いちいち動きも面白いのもポイント。こちらは我らがヒーロー、ソニックですが、他プレイヤーを追い抜くとめっちゃ煽ります。いやそれは確かにイメージ通りだけれども!

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また本作のグランプリモードではライバルキャラクターを設定することができ、抜いたり抜かれたりのタイミングで掛け合い(当然煽ってくる)が発生することも。原作シリーズにはなかったIFの掛け合いが発生します。キャラクターがかなりよくしゃべるのも印象的でした。

また本作ではマシン本体やパーツのカスタムとは別に、「ガジェット」をセットして自身の走りを大きく変更することも可能。アイテムをいつもより余分にストックできるようにして逆転を狙いやすくしてみたり、ドリフトチャージが溜まりやすくなったりと、スピードやパワーといったマシンの基本性能以外の能力を自由にカスタムできます。

そのため、対人レースでは自分がどんなガジェットで攻めるのかだけではなく、他プレイヤーがどんなガジェットを使うのかをしっかり確認して対策を考えておくといったことも必要そうでした。

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(画像は過去記事より)

なお本作は、8月29日よりオープンネットワークテストが開催されています。PS5Nintendo SwitchXbox Series X|Sといった家庭用コンソール機に加えてPC(Steam,Epic Games Store)版も含めたプラットフォームに対応していますので、興味がある方は各種サイトの取り扱いページや公式サイトの情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。

ライター
ル・グィンの小説とホラー映画を愛する半人前ライター。「ジルオール」に性癖を破壊され、「CivilizationⅥ」に生活を破壊されて育つ。熱いパッションの創作物を吸って生きながらえています。正気です。
編集者
小説の虜だった子供がソードワールドの洗礼を受けて以来、TRPGを遊び続けて20年。途中FEZとLoLで対人要素の光と闇を学び、steamの格安タイトルからジャンルの多様性を味わいつつ、ゲームの奥深さを日々勉強中。最近はオープンワールドの面白さに目覚めつつある。
Twitter:@reUQest

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