鈴木央氏原作のマンガ『七つの大罪』を題材にした、マルチプレイ型オープンワールドRPGの『七つの大罪:Origin』。その発表会が、「東京ゲームショウ2025」初日の9月25日にネットマーブルのブースで行われた。
今回のステージではゲームの大まかな内容に加え、出演声優陣によるトークと実機を使用したゲームプレイの披露、そして気になるゲームの発売日も発表された。

マルチバースで展開される完全オリジナルストーリー!
本ステージに登壇したネットマーブル 日本事業本部長の山下大和氏によると、このゲームの特徴はストーリー、オープンワールド、マルチプレイ、バトルの4つあるという。ストーリーは原作の追体験ではなくマルチバースの世界観で展開される完全オリジナルだ。そのため、原作を知っている人はもちろん知らない人でも楽しめるような内容となっている。
作品に登場するブリタニアの世界も完全に再現。マルチプレイでは友だちと一緒に広大な世界を冒険したりボスに挑んだりできるほか、ミニゲームにも挑戦することができる。バトル面では、キャラクターひとりにつき3つの武器を所有することができ、さらに武器ごとに異なるスキルを使用することも可能だ。

モバイル版の事前登録も開始されたほか、クローズドβテストは10月30日よりスタート。さらに、このイベントで最も重要な情報として2026年1月28日に全世界同時リリースされることも発表された。

トリスタン役の村瀬歩さんとティオレー役の竹達彩奈さんが実機プレイに挑戦
ここで本作の主人公であるトリスタンの声を演じた、声優の村瀬歩さんが登壇。さらに、ここまで名前が伏せられていたティオレー役の声優が、竹達彩奈さんに決まったことも発表。同時に竹達さんもステージに登壇し、会場に向かって元気に挨拶をしていた。
この竹達さんが演じるティオレーという役は、まだアニメにも登場していないキャラクター。そのため竹達さんはこの発表会で情報が明かされることについてドキドキしてしまい、「昨晩はよく寝られなかった」と明かした。

村瀬さんは声を演じることが決まり台本を読んだとき、まだアニメに登場していないティオレーが登場することに驚いたという。また、ゲーム内には知らない名前のキャラクターも出てくるなど、原作とは異なるマルチバースならではの面白さがあり、ワクワクしたそうだ。
ちなみに竹達さんに今回の話が来たときに、事務所から「たぶんオリジナルキャラクターらしいです」と聞かされていたと明かす。しかし、キャラ設定をチェックしたところ原作にいることがわかったため、決まったときは胃が痛かったという。
村瀬さんによると、今回の収録は「撮っても撮っても撮り終わらない」というぐらいの量があったと振り返る。そのため、ゲームをプレイするときはその苦労も感じてもらえると救われると素直な感想述べていた。
村瀬さんと竹達さんがマルチプレイに挑戦!
トークセッションが終わったあとで、村瀬さんと竹達さんが実機を使ったゲームプレイに挑戦。最初にプレイしたのは、村瀬さんによるソロプレイだ。まるでアニメさながらのドラマチックなシーンが展開されたあと、プレイアブルなモードにシームレスに切り替わっていく。
深い穴に落ちた場面では、障害物を避けながら移動していくなど、強制的なアクションシーンも登場。残り体力が半分ほど減ってしまったものの、見事に避けきりクリアに成功した。
続いて村瀬さんと竹達さんさんのふたりがマルチプレイに挑戦。街中を探索していると、背中に乗って観光ができるという巨人が突然現れる。しかし、うまくふたり一緒に乗ることができずすっかり置いてかれてしまうなど、マルチプレイならではのワチャワチャとした場面が続出した。そうこうしているうちに、あっという間に楽しい時間は過ぎ去ってしまい、今回の実機プレイの時間は終了となった。
ステージの最後に日本事業本部長の山下大和氏は、「今回紹介したのはごく一部。まずは試遊していただき、次は10月30日のクローズドβテストや来年の1月28日には正式サービスが開始される予定なので、どんどん盛り上げていきたい」と語りステージを締めくくった。
また、今回の「東京ゲームショウ2025」のネットマーブルブースでは『七つの大罪:Origin』の日本初の試遊も行えるようになっている。
ゲームの物語を楽しめる「ストーリーモード」、オープンワールドで表現した壮大なブリタニア大陸を自由に探索できる「自由探索モード」、そして原作に登場する3体の魔神と緊迫した戦闘を体験できる「ボスタイムアタックコンテンツ」が試遊可能だ。

少しでも気になったならばぜひ自分の目でゲームの魅力を体験してみてほしい。
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