9月25日から28日までの4日間にわたり幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2025」にて、ネットマーブルが待望の初出展を果たした。
ブースでは、同社が手がけるオープンワールドRPG『七つの大罪:Origin』と『モンギル:STAR DIVE』の試遊が可能となっている。
さらに会期中は、日替わりでステージイベントを開催。豪華声優、人気ストリーマー、トップコスプレイヤーなど大物ゲストが登壇し、トークセッションをはじめ対抗戦やボス討伐といった「ここでしか見られない特別なプログラム」が多数用意されている。
電ファミではこの日替わりステージイベントを4日間にわたり取材を行い、本稿では9月26日のステージについてお届けしていく。
『モンギル:STAR DIVE』キャラクター&ガチャ大公開!ステージ
まずは『モンギル:STAR DIVE』の「キャラクター&ガチャ大公開!ステージ」について紹介していこう。このステージでは操作キャラクターに焦点を当てたコーナーが行われ、登壇者は下記となっている(敬称略)。
・柊ツルギ
・rion
・ふらんしすこ
・OooDa(MC)
このステージでは、OooDaさんによるMCのもと、柊ツルギさん、rionさん、ふらんしすこさんら3名のストリーマーが操作キャラクターの特徴や魅力について語り合うトークをくり広げた。
まずは、実際のゲームに触れながら、それぞれの出演者が推しキャラを探すことに。OooDaさんはトークの前から推しキャラが決まっていたそうで、メイド服に身を包んだエステルをプッシュ。理由は片眼が花弁のようなもので覆われているからだという。
rionさんと柊ツルギさんは赤髪ツインテールのフレアに目を奪われつつ、ふらんしすこさんも交えて、白髪で動物のような耳を持つミーナの良さについても語り合っていた。

つぎに、ブースで配布されている特大「にゃんこ」ぬいぐるみをかけて、高レアリティのキャラをガチャで、どれだけ引けるかを競うコーナーへ。
推しキャラ談議からの流れで星5キャラの中でも、エステル、フレア、ミーナの入手に向けて気合いを入れていく。しかしrionさんと柊ツルギさんは、星5キャラを引くこと自体に苦戦。
その一方で、ふらんしすこさんは、ミーナ、フレアを同時にゲット。自身と名前がほぼ一致しているキャラのフランシスまでも引き当てる豪運を見せ、見事に特大「にゃんこ」ぬいぐるみを勝ち取った。

最後に、ストリーマーの3名が本作のボス戦を体験。戦闘時のモーションや技の演出によって、キャラの魅力を存分に味わいつつ、全員がボス討伐に成功。ブースの空気を大いに盛り上げて、ステージを締め括った。
『七つの大罪:Origin』ストリーマーチーム対抗戦
つづいては『七つの大罪:Origin』の「ストリーマーチーム対抗戦」について紹介していこう。このステージではインフルエンサー同士のチーム戦が行われ、登壇者は下記となっている(敬称略)。
・ボドカ
・ありけん
・しんじ
・葉
・ゆきお
・へしこ
・岸大河(MC)
岸大河さんの進行で、ボドカさん、ゆきおさん、へしこさんがAチームに。葉さん、しんじさん、ありけんさんがBチームに分かれて、両チームとも「深層のクモの巣」というダンジョンに挑み、クリアタイムの速さで競い合った。
オープニングトークを手短に済ませてから、来場者にAチームとBチームのどちかが勝つかを聞いた岸大河さん。会場の反応はAチームが圧倒的で、Bチームの面々が突っ込みを入れつつ、すぐさまゲームプレイへ移っていく。

「深層のクモの巣」は文字通り、大量のクモが登場するダンジョンで、洞窟内の暗いビジュアルが特徴的。ダンジョン内の脅威はクモに限らず、触れたら即死の丸岩など、非常に凶悪なトラップも。
ダンジョンの最奥では、超巨大なクモが立ちはだかり、毒の液体を吐く広範囲攻撃で出演陣を苦しめる。このボスはあまりにも強く、クリアタイムを競うコーナーながらAチームが全滅。リトライを試みたものの、再び全滅してしまい各メンバーが苦い笑みを浮かべていた。

そしてBチームも果敢にボスへと挑むが、その圧倒的な攻撃範囲と猛攻にさらされて敗北。しかしリトライ時には、ダウンしたボスにチームの火力を集中させる戦術で見事に撃破。今回の対抗戦は、Bチームが来場者の予想を覆して制することとなった。

その後、エキシビションマッチとして、チームの勝敗と関係なく「ベラト戦闘」というコンテンツで対戦。「ベラト戦闘」は、頭身が非常に小さくなったミニキャラを操作し、TPSのように攻撃を撃ち合うコンテンツで、両チームともワイワイとにぎやかに対戦を楽しんでいた。
最終的に、相手チームのメンバー撃破数で上回ったBチームが勝利。タイムアタックから一転して和気あいあいとした空気の中でステージを締め括った。
9月26日のステージ一覧
上記のステージのほか、9月26日は下記のステージが開催された。ここからは写真とともにステージを振り返っていく。
・『モンギル:STAR DIVE』スペシャルコスプレショー
・『モンギル:STAR DIVE』ストーリー大公開!ステージ
・『七つの大罪:Origin』スペシャルコスプレショー
・『モンギル:STAR DIVE』ボス討伐バトルステージ




こうして26日のステージは幕を閉じた。
『モンギル:STAR DIVE』のステージでは、推しキャラの話題を中心に、各コーナーの内容に応じて、それぞれ異なるキャラクターの魅力を紹介。序盤はキャラクターの好きなものや嫌いなものなど、プロフィールから各自の個性に迫り、中盤からはビジュアルや戦闘スタイルなど、ゲームシステム上の特徴にも言及があった。
そんな今回のステージで印象に残ったのは、出演陣から一定の人気を得るキャラクターが出た一方で、最終的にはどの出演者も別々のキャラクターを最推しに選んでいた点だ。これはつまり、キャラクターの魅力に被りがなく、全キャラクターが独自の強みを持っているからだと言えるだろう。
『七つの大罪:Origin』のステージは打って変わって、インフルエンサー同士の対抗戦。人気原作をもとにしたゲームということで、すでにキャラクターの魅力は知れ渡っているという考えで、ステージプログラムが構成されていたのかもしれない。
しかし、チーム戦のさなかで交わされる攻撃の演出やモーションから、出演陣による紹介がなくとも、ゲーム化するにあたって作り込まれた開発サイドのこだわりを感じることができた。もちろん、対抗戦自体の盛り上がりも尋常ではなく、本作のポテンシャルが来場者全員に伝わっていたのは間違いない。
同時期にオリジナルゲームと原作ありのゲームを開発し、ともに圧倒的なクオリティに仕上げてみせたネットマーブル。各作のリリース後も、さらなるアグレッシブな動きに期待したい。
『七つの大罪:Origin』と『モンギル:STAR DIVE』の試遊が可能に
「東京ゲームショウ2025」の会期中、ネットマーブルブースでは『七つの大罪:Origin』と『モンギル:STAR DIVE』の試遊が可能となっている。
『七つの大罪』の「エリザベス」や『モンギル:STAR DIVE』の「エステル」にふんした総勢20名のコスプレコンパニオンがお出迎えしてくれる。ブース番号はHall2-N09となっている。巨大ホークが目印だ。