9月25日から28日までの4日間にわたり幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2025」にて、ネットマーブルが待望の初出展を果たした。
ブースでは、同社が手がけるオープンワールドRPG『七つの大罪:Origin』と『モンギル:STAR DIVE』の試遊が可能となっている。
さらに会期中は、日替わりでステージイベントを開催。豪華声優、人気ストリーマー、トップコスプレイヤーなど大物ゲストが登壇し、トークセッションをはじめ対抗戦やボス討伐といった「ここでしか見られない特別なプログラム」が多数用意されている。
電ファミではこの日替わりステージイベントを4日間にわたり取材を行い、本稿では9月25日のステージについてお届けしていく。
『七つの大罪:Origin』スペシャルコスプレショー
まずは『七つの大罪:Origin』の「スペシャルコスプレショー」について紹介していこう。このステージでは著名コスプレイヤー3名による『七つの大罪』のキャラクターのコスプレお披露目と撮影会が行われた。登壇者は下記となっている(敬称略)。
・えなこ
・篠崎こころ
・南あみ
・内田敦子(MC)
このステージは当日の午前11時45分より開始というスケジュールになっていたが、ステージ前には開始15分ほど前から、著名コスプレイヤーが『七つの大罪』のキャラクター3名に扮する瞬間を近い距離で見たいファンが男女を問わず集結。ステージ開始まで数分前になる頃には、ネットマーブルのブース後方にまで集まるほどになっていた。
ステージ開始後は、ディアンヌに扮した篠崎こころさん、マーリンに扮した南あみさん、エリザベスに扮したえなこさんが順を追って登壇。



登壇後には衣装のこだわりについても語られ、特にえなこさんはプライベートでも10年前にエリザベスをやったことがあるとコメント。今回の衣装は本イベントのために新しく制作し、なるべく原作に近いものになるよう調整したとのことだ。なお、篠崎さんはヒップラインの部分、南さんは肩のファーの部分にこだわって調整したとコメントされた。
衣装のこだわりについて語られた後は3人それぞれの撮影会が実施。3分間の時間を設け、ステージ前に集まったファンがスマートフォンや一眼レフで様々な角度から撮影する様子が見られた。
基本的に撮影はひとりずつで、最後は3人揃っての撮影が実施。その時間経過と同時にスペシャルコスプレショーは締め括られた。
『モンギル:STAR DIVE』ストーリー大公開!ステージ
つづいては『モンギル:STAR DIVE』の「ストーリー大公開!ステージ」について紹介していこう。このステージでは著名ストリーマーによる本編序盤のゲームプレイとボスバトルチャレンジが行われた。登壇者は下記となっている(敬称略)。
・あっさりしょこ
・EXAM
・柏木べるくら
・OooDa(MC)
なお、ゲストのうちEXAMさんはオンラインで参加。ステージでは主に本作のゲーム内容、ストーリー、キャラクターなどを個別のVTRと、実際のゲームプレイを交える形で紹介。

その後、オープニングからキーキャラクターである「ニャンコ」との出会いを始めとする序盤が実際のゲームプレイを交えつつ紹介された。ここではギャグとシリアスが入り乱れる会話劇と個性の強いキャラクターたち、ニャンコの特技とその役割といった本作ならではの特徴もお披露目。特にニャンコに関しては、プレイヤーが独自に名前(ニックネーム)を付けられるといった見所も明かされた。なお、今回のプレイでは「まるお」と命名された。

その後のボスバトルチャレンジにはEXAMさんが単独で担当された。ちなみに今回参加されたゲストの中で、柏木べるくらさんは既にCBTに参加している関係でプレイ済み。ほか2人は今回が初見プレイとなったが、いずれもスムーズに各戦闘などをこなしていた。

今回、『モンギル:STAR DIVE』を初体験した2人は引き続き本編を遊びたいとコメント。柏木べるくらさんも同等のコメントを寄せた。最後に今後の続報に関するお知らせとCBT開催中について案内されたのち、ステージは締め括られた。

9月25日のステージ一覧
上記のステージのほか、9月25日は下記のステージが開催された。ここからは写真とともにステージを振り返っていく。
・『モンギル:STAR DIVE』スペシャルコスプレショー
・『七つの大罪:Origin』ナナオリTGS通信
・『七つの大罪:Origin』 制作発表会
・『モンギル:STAR DIVE』ボス討伐バトルステージ




こうして9月25日のステージは幕を閉じた。
『七つの大罪:Origin』のステージは、特に原作の『七つの大罪』と『黙示録の四騎士』の世界がそれぞれ交差する設定やストーリー展開や双方の作品で見覚えのないキャラクターが多数いることに、体験されたゲストのみならず、彼らを演じられた声優さんたちも驚いたことを語られていたのが印象的だった。
本記事とは別に取り上げている制作発表会においても同様のコメントはあったほか、まだ収録が完全に終わりきっていないという若干の恐怖を覚える舞台裏(?)が明かされる瞬間も。
『モンギル:STAR DIVE』は、戦闘中に操作するキャラクターの性格や容姿に関する話題で、どのステージもゲストが盛り上がっていた。推しとなるキャラクターは誰かを質問する場面もあり、それぞれが異なるキャラクターを取り上げていたことも印象的だ。しかし、実際にステージ上で最もスポットライトを浴びていたのはマスコットたるニャンコだったように思う。
また、双方に共通するトピックとして、戦闘シーンやプレイヤーのアクションが非常にスタイリッシュかつ、ハイテンポに展開される作りがアピールされていたのも象徴的だ。
『七つの大罪:Origin』は原作のキャラクターたちを直接かつ大胆に動かし、その世界観を縦横無尽に歩き回って雰囲気に浸る楽しさ、『モンギル:STAR DIVE』はキャラクターを素早く切り替えて連続攻撃を叩き込むスイッチングアクションの爽快感と、異なるコンセプトを強調していたのも面白い。
『七つの大罪:Origin』と『モンギル:STAR DIVE』の試遊が可能に
「東京ゲームショウ2025」の会期中、ネットマーブルブースでは『七つの大罪:Origin』と『モンギル:STAR DIVE』の試遊が可能となっている。
『七つの大罪』の「エリザベス」や『モンギル:STAR DIVE』の「エステル」にふんした総勢20名のコスプレコンパニオンがお出迎えしてくれる。ブース番号はHall2-N09となっている。巨大ホークが目印だ。